【サーフィン研究所】ボンザーと恒星シリウス_(1502文字)
1971 Bonzer . a long time ago in a galaxy far far away 昔々、はるか彼方の銀河で . これはご存じスターウオーズ・シリーズの オープニング・スクロールの言葉だが、 なんだかそんな気持ちとなったのは、 1971年のことを調べていたからだろうか。 (スターウオーズは1977年) ボンザーを得てから、 乗った波はどれも忘れられないものだが、...
View Article【サーフィン研究所&ドラグラ特大号】スカイ アンド...
スカイアンドシームロト、 明後日15日よりオープンします。 HP等が間に合わず、 現在airbnbのみが稼動しています。 https://www.airbnb.jp/rooms/41458698?source_impression_id=p3_1578873348_G0cZHNjeO7fvzeVj ここの共有スペース、 リビングルームには、 「沙門遍照金剛 文并書」...
View Article【サーフィン研究所】妖物低気圧_高知のペーパースカイ_ヤマちゃんジンジャーさま_(1728文字)
低気圧が発達していく。 低気圧とは妖物ではないのか、 そんなことに気づいた。 妖物、 つまり神道で言うところの神。 この神は列島に近づいてくるころには、 およそ6時間おきに吸気するように膨らんでいった。 宮崎駿さんの『もののけ姫』に出てくる 『デイダラボッチ』を思いだした。 あれは獣頭巨神であるとされ、 シシ神のナイト・ウォーカー(夜の姿)。 この巨大低気圧は、 デイダラボッチなのかもしれない。...
View Article【D・G・P】小説『ジェイミー・オブ・ライアン』のバレル_後編 3of3_(2773文字)
さきほど月齢7が過ぎ、 上弦の月(waxing moon)となりました。 ワクシング・ムーンとは、 満ちていく(wax)月という意味です。 月の満ち欠けは止まらないので、 進行形としての現在分詞が付けられているのでありましょう。 キリリと冷えて、 凛としたそらでした。 上弦の月は、 昇るときにその弓部分を下に向ける。 なので、これが落ちていくものだとわかるのは、 天体に詳しいお方でありましょう。...
View Article【サーフィン研究所】レイルワーク=接着_ビーチ基地の有効性_ちょっぴり昔話_(1287文字)
Tyler Warren’s Dream Fish 6’7″ Nakisurf Original Twin . 切り立った斜面。 オンショアでなのか、 波が出来立てだからか、 やたらと斜面が揺れた。 波から振り落とされないように、 押し出されないように波壁にレイルを立てていた。 これをレイル・ワークという。 ある具体例がこの『接着』である。 詳しくは以前書いたので省略してしまうが、...
View Article【サーフィン研究所:師について】五輪書「浪の巻」_バックサイドの極限テイクオフ_(1738文字)
五輪書 浪の巻 波乗法というものは、 海人家の法である。 達人たる者はとりわけこの法を行い、 入門したる者もこの道を知るべきことである。 今、世の中に、 波乗法の道をしかと弁えているという達人がいない。 他には道がたくさん示されている、 まずは、 仏法として人を助ける道。 儒道として文の道を正しきものにし、 医者は諸病を治す道があり、 和歌の道を教える歌道者。 あるいは数寄者、 弓法者、...
View Article【サーフィン研究所】あきらめないテイクオフ_タイラー・ウォーレンとトム・カレンのメキシコ旅_(1052文字)
Makala Smith @Seea Amami Oshima, Japan . 先日波が上がったとここに書いた。 その際にこんなシークエンスがあった。 そこで、 今日のテーマを 『あきらめないこと』としてみた。 この日の波は、 奔放というか、 荒れ系で、 まともに乗れるのは短く、 良い(セクションが広い)波は、 全てこのようにワイルドだった。 例によって 「決めたら行く」 そんなことで、...
View Article【サーフィン研究所】ツインフィンの効果と大きな晩王柑、そして白鯨by夢枕獏さん_(1026文字)
Catch Surf Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin . うねりがすっかりと小さくなった。 潮具合によっては、 一瞬だけ——15分くらいレフトが出現した。 見た目よりも弱い波なので、 抵抗をかけるとまずテイクオフできない。 よってフィンレスで入ろうかと思ったが、 JOBとケリー・スレーターが、 リバーサーフィンの際にツインにしていたのを思いだし、...
View Article【サーフィン研究所】透明な充実という本質_ショアブレイクの危険_(1160文字)
Bonzer 1971 / 6’3″ . タイラー・ウォーレン謹製のドリーム・フィッシュがあり、 最近は波が出ると、 そのフィッシュからの輝く滑りに魅せられていた。 そのあいだボンザーは、 ガシラハウス神棚の前に封じていた。 ボンザーに何が蓄積され、 何が流出し、 何が変わったのか、 そんなことを知りたくなって持ち出した。 「使っていなかったボードを持ち出す」 という衝動は、 波と混ざりあい、...
View Article【サーフィン研究所】さよなら土佐高知_神代のタヌくんと大都会_1973年のサイダー_(1395文字)
土佐青龍寺のガシラハウスを後にすることになり、 今回のサーフボード群の記念撮影をした。 どれも全くの無傷で、 あれだけサーフしたのに自身も無傷なのは喜ばしい。 左から キャッチサーフ・スキッパーフィッシュ6’0″ Quad ボンザー1971 / 6’3″ タイラー・ウォーレン Dream Fish 6’5″ キャッチサーフ・スキッパーフィッシュ6’6″ Quad キャッチサーフx DFW 7’6″...
View Article【サーフィン研究所】待ちに待ったタイラー・ウォーレンのワン・オフ_(1944文字)
ちょっと番外編の数日でしたが、 日は少しさかのぼって、 高知から千葉までの道中です。 西からの富士山を拝み、 高速道のPAやSAで楽しんだ。 ほぼどこでもWi-Fiが入っているので、 流行のリモートワークをしていた。 オーストラリアのヌーサで行われた新生WSLロングボードは、 ジョエル・チューダーが優勝、 サンオノフレ・サーフカンパニーのケビン・スクバーナが、 準優勝という結果で幕を開けた。...
View Article【サーフィン研究所】タイラー・ウォーレン『ワン・オフ』の波運とは_ミニ・ノーズライダー・トリビュート_(2628文字)
気圧配置が超冬型となり、 『春の三寒四温』の2つめだか、 3つめの寒がやってきた。 千葉は、 まるで台風のようなオフショアが、 2m以上のうねりを吹き飛ばしていた。 Tyler Warren “One Off” 6’5″ . タイラー・ウォーレンのワン・オフが、 いきなりこの波を得た。 私の感覚だと、 良いボードというのは、波運も良い。 しかも6’5″(約195cm)という...
View Article【サーフィン研究所】楽しくする日ですよby山下達郎さんとタキビ神、そして法王二郎(ホーオージロー)_(1322文字)
昨日のサンソン(サンデーソングブック)で、 山下達郎さんも話していたが、 「暗いニュースばかりなので、 楽しくやりましょう」 そのことに賛同したので、 こちらも楽しくやります。 まずは想像。 そのための画像。(笑) こんな感じだろうか。 夏の海。 テントを持ち込んで一日たっぷり遊び、 寝て、本を読んで、グダグダする。 こんな休日もいい。 ああ、いいなぁ。 昨日は、 サーフィンにおける暗黙の了解とか、...
View Article【サーフィン研究所@伊豆】子どもたちの原風景=サーフィンという遊びに知る奴隷解放の必要性について_(2367文字)
カルト人気を獲得中の二郎くん。 私の周りでも、 京都酒蔵館の旦那 市原マーちゃん タキビ神 きんちゃん 瀧朗 法王 清水さん くるみちゃん ハイカラM 河合さん(スカイアンドシー・ムロト) マーボーさん タイラー・ウォーレン 鳥巣さん 二郎くんの大ファンをざっと挙げるだけで、 これだけの名前がこぼれてくる。 中でも 鎌倉のしげるGerrさんが寄せてくれたのがこの色紙。...
View Article【サーフィン研究所@伊豆】教育ママゴンとサーフィンの相対性理論とは?_(1818文字)
世の中は大変なことになっている。 ライブがないので、 ライブソースの曲をかけたりしているが、 楽しみにしていた野球のオープン戦まで中止となり、 サーフ界ではWSLにJPSAと、 さまざまなことが延期となっている。 このブログでは、 政治的なことには踏み込まないようにしているが、 米国が500億ドル(約5兆4千億円)の 連邦政府予算をこの対策に充てるとあり、 日本もせめて消費税を0%とし、...
View Article【サーフィン研究所】千葉の銀河鉄道と出世魚&宝剣_(1728文字)
Tyler Warren “ONE OFF – 2+1″ 6’5″ VEKTOR Tabs and the Greenough 9” . さて、千葉。 南伊豆からおよそ300km北東に行ったところにあるのは、 玉前神社であり、 そこからのレイライン(巻末リンク)のこと。 そこにやってきたのであります。 Super Takibi God on Catch Surf x Barry McGee DFW...
View Article【サーフィン研究所特大号】ついに実を結んだフル・ボトムターン_(2268文字)
悪夢のようなワイプアウトをした。 激流ブレイクのピークでボードが降りていかなかった。 というより、 もう1〜2回パドルしてからテイクオフすれば良かったのだが、 「行ける」 そう思って波の下に落としたが、 結局落ちずにトップで残ってしまい、 私は波の中に吸われ、 ゴーストライダーではないが、 ボードだけがテイクオフしている写真が残った。 結果、 このサイズにしては信じられないほど沈められ、...
View Article【サーフィン研究所】風魔式!?ボンザー1973完成!!_(1656文字)
ついに! ボンザー1971に続いて、 印象的だった1973年版のレプリカが完成した。 人気沸騰中の博物館シリーズの続編である。 これは、 「博物館のボードに乗りたい」 「しかも新品で」 というありえない要求をかなえてくれるものだ。 今までのところ、 前出のボンザー1971と、 ミニノーズライダー『MNR』がラインナップされている。 その第三弾ということになる。...
View Article【サーフィン研究所】チバリーズまたはバキ_(2222文字)
昨日は、 ここにも書いたが、 南西風が基調だと思っていたら、 突然北西風となった。 「あそこがいいかもしれない」 そう直感した。 あそことは、 タキビ神とドラグラ・ケイスケが 『房州補陀楽南門』 と呼ぶブレイクだ。 「ボウシュウ・フダラク・ミナミモン」と発音されている。 行きづらいのと、 ほぼたいてい乗れる波はないので、 あまり行かないブレイクだ。 先日タキビ神が、...
View Article【サーフィン研究所】チバリーズその後_昭和46年のワンタン麺_大瀧詠一さんの言う「おもしろい』とは?_ヘア・カリフォルニアでジェリー・ロペス体験!?_(2...
千葉の波で、 ノースハワイのイナリーズとそっくりということで、 『チバリーズ』と名付けた。 Catch Surf Skipper Fish 6’0″ Nakisurf Original Twin + Tyler Warren’s Twin (Mega Quad) . とにかくこの波は、 イナリーズそのもので、 あの日の興奮が蘇り、 当時良く食べたメネフネマート謹製、...
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