Canvas Surfboards 2015
Arrowhead 8’4″ x 22″ x 2.75″
2+1 fin set-up.
元日にクリスチャン・ワックにオーダーしたアローヘッドが完成した。
長いボードがキャッチサーフのログしかなく、
早く乗りたくて特急製作指定としていたのと、
サンディングフィニッシュだったので一ヶ月半で完成した。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/60124
3月中旬にオーストラリアのヌーサにて、
ジョエル・チューダー和尚が主催する
『ダクトテープ・インビテーショナル』があるので、
それに参加するイメージを得た。
(これはこちらカリフォルニアでのダクトテープの模様です)
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56620
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これは「ブルーエンジェル機にアローヘッドをダクトテープでくっつけた」
というワイルドな運搬方法。
ダクトテープで貼ってあるのでそれ(ジョエル・チューダー)風だが、
これがシングルフィンでないこと、
そして8’4″なので、ダクトテープの規定には短すぎることも知っている。
でもこういうオルタナティヴサーフの集まりは、
そんなお堅いことを言わないでもいいのではないか、
そう思ったので、
アイロニー(皮肉)をこの画像に込めてあるのです。
キャンバスのセンターフィンに、
サイドにはボンザー風フィンを付けてみました。
早く乗りたい。
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話は変わって、
NAKISURFのメンバーからこんな質問をいただきました。
しかもブラジルからのお便りでした。
Q. GoProで、波やサーフィンを撮るときに作品に水滴が付かないようにする方法を教えてください。
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A. 私や周りのプロフォトグラファーは、レンズフードに水の皮膜を作っています。
その方法は簡単です。
1)GoProレンズフードを乾いた布できれいにしておく。
2)海に入る直前に、そのレンズフードが乾いているときに舌で唾をまんべんなくたっぷりとつける。
3)沖に出る前に泡でない場所からGoProを浸水させる。
4)撮るまではなるべくGoProを水の中に入れておき、撮る2秒前までにGoProを波の上に引き上げます。
5)すると、1秒後にその水滴は落ち、レンズフード上は水の皮膜だけになります。
あまり早く引き上げてしまうと、皮膜の厚みがまだらになるので、
引き上げてから5〜6秒以内に撮影を完了させてください。
6)たまにレンズフードをチェックして、その皮膜が崩れていないか見る。
もしムラになっていたら、
また舌で唾をその部分から全体に伸ばして、
3番でしたことを繰り返してください。
これで水滴は大丈夫です。
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こういうことを「プロは秘密にする、している」
とされているけど、
私はオープンにしています。
なぜならこういう技術は共有したほうがいいし、
写真にとって大切なのは光と場所と、その一瞬を撮ること。
なので、写真術を隠すようなことは一切ありません。
露出もカメラのセッティングも全て公開しています。
波乗りも同様で、全てお教えします。
大事なのは机上論ではなくて、
実際に海に行ってサーフしたり、
写真を撮りに外に出ることだと思います。
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そのGoPro使いであるブライアン・ミラー。
彼のインスタグラムは @MILLER0916 で検索してみてください。
彼も私と同様にミッドレングスのシングルフィンに魅せられている1人です。
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いつもの方が東方より来られて、
いつもの『ブルックリン・コーヒー』をお土産にいただきました。
ありがとうございました。
しかもスマトラ(マンダリン)コーヒー。
スマトラは、
サーファーにはおなじみのメンタワイを擁する島です。
早速挽いてハンドドリップでいただきました。
『ブルックリン・ロースティング・スマトラコーヒー』は、
パッケージで
「マイティ・ビッグボディ(とっても密度の高い、濃厚な)」
と主張するだけあって、
想像上のコーヒーのようなストレートな味。
優秀で、酸味少なく、どのお菓子にも相性の良い風味。
さらにはチーズにも合いそうです。
誠実で、
例えるのならドラえもんに登場する出木杉くんだろうか。
スマトラのコーヒー柄は、
朗らかで性格よく誠実で、
彼に嫉妬を抱くガテマラも「いい豆」だと認めているという。
ただし、ワイルドさも持ち合わせていて、
濃厚な香り+ハーバル&スパイシーというエースの風格を漂わせている。
それと、
小さい頃にこだわりのコーヒー屋さんで、
母が飲んでいた逸品を味見したような原点回帰の味でした。
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もう金曜日ですね。
佳い週末をお迎えください。
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