こんにちは、
新しい週が始まりました!
こちらの沿岸部は今日もすごい霧です。
さてさて、
こちらでは楽しいことがありまして、
それは、
ちびっ子サーファーのかこちゃん(7歳)
にサーフレッスンをしたことです。
まずはボードの上での姿勢と、
立ち上がり方を繰り返し練習しました。
それに慣れてきたら、
波が来ていないときを見計らってパドルアウトします。
フォードアーズの沖から、
インサイドの最終地点まで120mも乗って大満足のかこちゃん。
サーフィンのかこちゃん感想はといいますと、
「あのね、飛行機みたい」
「スプラッシュマウンテン、
ビッグサンダーマウンテンみたい!」
ということで、
とっても大喜びしてくれました。
「来週もまたサーフィンしたい」
ということなので、
波が小さければ、
また一緒にサーフしましょうね。
俺たちにとっては、
波のサイズがあったほうがうれしいのだが、
かこちゃんのようなちびっ子にとっては、
小さい波がうれしいということがわかりました。
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以前このブログでお知らせしていたライアン・イングルの渾身作
「インバースVEEボトムに、
ムーンテイル&シングルタックデザイン」
のニューモデルが完成しました。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/47729
これですこのテイルです。
当然のように俺の大好きなツインスタビライザーフィンを装着する。
デッキパッドは、
シングルグリッドの粋、
Zパッドの白を見つけました。
デッキにはタギングみたいなブラシが施されているのですが、
これは制作者ライアン・イングルが、
「ワタシにエアブラシさせてください」
「えー、結構です」
「かっこいいアイディアが浮かんだのデス。無料でヤリマスから」
「値段じゃないのですよ」
「わかります。でも間違いなく気に入りますからぜひ」
「そこまで言うのでしたらお願いします」
という会話を経て完成したのです。
「ドーデスカ!傑作でしょう!!」
「ああ、まあそうですね(ニガ笑い)」
「最高の出来です!」
「(こういう趣味ではないのですけど)ありがとう….」
あまりの展開に驚いてしまったが、
「自分の名前じゃないと思えばいいかも」
そんなことを考えて落ち着きました。
ソルトクリーク岬に初乗りに行ってきました。
ライアンご自慢のインバースVEEらしく、
それは速い早い切り返しで、
しかもクイックと柔らかさを兼ね揃える乗り味にびっくり。
あいにく、
リバースさせるような波ではなかったので、
そちらの方は試せなかったが、
というより自分がリバースなどやったことがないので、
これからそっち方面のターンも挑戦していこうと思う。
恥ずかしいような、
晴れがましいような。
とにかくも軽く速い乗り味でありました。
さて、NATIONの良さというのを説明します。
NATION/Canvasの主宰ライアンは、
最新鋭のコンピュータシェイプマシンを所有していて、
サンクレメンテ近辺シェイパー全てのプレシェイプ、
またはカットを請け負っている。
その膨大な数からのフィードバック、
つまりマジックボードをスキャンして、
そこから誕生したデザインは、
やはりマジックボードの系譜を継いでいる。
たった4年間で2万本ものボードを削りだしてきたライアンの、
マジックボード数値の所有数というのはものすごいものがある。
よって、ライアン・イングルの経験値と、
確かな理論と独創性からのサーフボードがNATIONの強みなのでしょう。
カリフォルニアでは、
「大量生産のメジャーブランドに乗りたくない」
というサーファーが増えているのですが、
その人たちがこぞって乗っています。
ソルトクリーク岬から見たグラブルズ。
小さいけど、
こうして底掘れしているのですね。
ヤスが懐かしがるブレイクです。
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