JOBことジェイミー・オブライエンの最新ムービー
『Who is JOB 5.0』が、
5月1日(日本は4月30日)にオンライン公開決定されました。
その内容は、キャッチサーフだらけとリークされています。
とすると、このバックドアのシーンも、
あんなシーンも入っているはずで、
今から楽しみになりました。
5月は初夏の頃で、グリーンルームの月でもあります。
暖かい海はもうすぐですね。
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気温がたった2°だというのに、
サンダル履きで現れたライドッグと、ブライアンミラー(右)。
白人は本当に寒さに強いです。
ちなみにこの左の彼は、
[大切なテクニック編、ピーク周りでのマナー]
のときに茶色い板に乗ったグレイトサーファーです。
わりと深いマナー内容なので、
もしまだの方は読んでみてください。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/59658
そのクイックセッションの帰りに、
トレッスルズ乗降所で見たのはハマー軍団。
この車はこう使うのが正しそう。
キャンバス(NATIONでもあります)工場に行き、
数々の名作ボードのラミネーション(グラッシング)を見学してきました。
静かな職人。
おそらく世界で3本の指に入るグラッサー、
デイブ・ネイラー(英)。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/47028
最近は彼のことを敬意を込めて、
ミスターボンド(007)と呼ぶようになりました。
ジェームス・ボンドはイギリス人の誇りらしく、
それを聞くとクールな彼の頬が緩むのがわかる。
お国のヒーローはそれぞれなので、興味深いです。
日本人なら長島茂雄さんか、
宮本武蔵、坂本龍馬、織田信長あたりが思い浮かんだ。
もっとすごい人が身近にいるが、
ここにはその名前を書かない。
キャンバスのスワロウテイルがすごいことになっていると聞いたけど、
クロスが入り組んでしまうため、仕上がりがきれいではないので、
神経質な人は嫌がるだろうね、という話となった。
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話が前後しているけど、
波が突然小さくなったので6’11″日となりました。
海に到着すると、潮のマジックなのか、
セットは胸肩以上あって一同大喜び。
海はいつも不思議である。
南アフリカのディーン・シンプソンと、
サンクレメンテのジョシュが、
私のネックエントリーを見て驚嘆していたところ。
ふたりともリユニオンのスーツの愛用者だが、
この良さを全く知らないようであった。
(後でこのことをリユニオンの横田さんに聞いたら、
アジア人以外はウエットスーツの扱いが乱暴なので、
すぐに破いてしまうのと、寒がらない、
という二つの大きな理由からネックエントリーはナイショなのだそう)
ディーンのシグネチャー『テン』。
私は『ボトムターン』。
新しいボードデザインが思い浮かび、
それをスケッチしてみた。
これが機能はおろか、
滑るのかどうかさえわからないので、
とにかくシェイプしてもらおうと思っている。
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ミッション・ビエホーという市があり、
そこはサンクレメンテから内陸に入っていき、
サンファン・キャピストラノの次の街です。
ちなみにドノヴァンの出身地。
先日ここでお伝えした『完全完璧のミドルス日』。
http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/60617
その日の盟友マイケルのシェイプルームにやってきたのです。
ガレージを改造して、
長いログボードも軽々シェイプできる環境があり、
それはオルタナティヴ・ボードの巣窟のようになっていた。
無限に膨張するオルタナ宇宙が展開している昨今だが、
さらにはこの南カリフォルニア、
サンクレメンテ周辺はそのオルタナ史の首都みたいな場所。
すなわち、常なる宝石の出現がある。
その出現を私は見たのか、
それともそれをマイケルは創造しうるか。
彼のこれからの挑戦を見ていきたい
と感じた2015年新春であります。
これは私の早朝の想像。
飛翔する鷲、
つまりソアリン・イーグル(Soaring Eagle)と題するかどうかを悩んでいる。
でもきっとeagleだけになるだろうか。
しかも小文字にささやかに。
蒸気のように、ふんわり浮くように。
そう生きていけるように願いをこめて。
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