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この項目では、
サンクレメンテの新鋭サーフボードブランドの
NATIONボードのモデル名ついて記述しています。
同じくライアン・イングルによって
シェイプされているCANVASについては、
NAKISURFのCANVASページをご覧ください。
（NATIONページは鋭意製作中です）
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NATIONサーフボードモデル名
スコアボード
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リファインされたトラディショナルな現代ショートボード。
ノーズからテイルまでライアン・イングルの提案するラインが詰まっている。
詳細を求められるコンテストボードと設定されていて、
その数値設定項目は１００以上にもおよぶ。
そこからさらに本シェイプの際にレイルやエッジ、
テイル、ロッカー、コンケイブ形状が加えられていく
サンクレメンテを擁する南カリフォルニア。
その新鋭プロであるCJドラミー、
そして多くの若い世代サーファーたちに支持されていて、
充満していたNATION人気を起爆させたメインモデル。
ライアンの旗艦であり、自信作、これ１本だとも言う。
だが、
「（彼が発言した）ノーズはいらない」
という論に齟齬があることに対し、
「ノーズがついていないと心配なサーファー全員に」
というコピーが後から付けられた。
得意＆フィニッシュターン：
プロリップ、エア、ウィッピング、ターン全般、ASPウイニングタッチダウン。
NATIONサーフボードモデル名
ギャラクティックレーザー（Galactic Lazer）
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コールのライトニング・キッカー（以下LKと表記する）のライバル。
形状はノーズがテイルのようになっていて一見奇天烈だが、
これぞ前足操作系のハイパフォーマンスボードと言えるマスターデザイン。
LKのシングルコンケイブに対抗して、
“リバースVEE”という傾斜をノーズからテイルまで１本で表現し、
水流を明確にテイルに流すことによって、
ずば抜けた加速性能を持つ。
ロングボードで培ったムーンテイル。
独自のレイルフォルムで支える操作性は、
スコアボード同様ライアンの保有する膨大なる数値の結晶である。
サーファー誌のゲイブ・サリバンのページで、
タイラー・ウオーレン同様「尖ったノーズはいらない」
コメントしたことがきっかけとなった尖ったノーズを持たない
「ノーノーズ（NO NOSE）シリーズ」
最新ペグノーズ搭載モデル。
ペグノーズは、波面に刺すことによって、
リバース系のターンをより容易にする。
ノーズライダーのノーズ形状からの発展で、
一度ノーズが波内に刺さっても復活することからヒントを受けたという。
ミニボードでありながら、
最先端のハイパフォーマンスボードとしての地位を誇る。
もし何かあったとしても折れづらい形状を持つので、
浅く、ボードが折れやすい状況にも持ち出せる。
テイル最後に付けられたタック（ウイング）が、
極限ターンである切り返しのきっかけを作る。
キャッチコピーは「レーザーパフォーマンス」
「五感で知覚する高い動力性能」
「ノーズをぶったぎれ」
「人が集中するメガピークで抜けだそう」
「誰も追いつけない波乗りがあった」
「２１世紀の新工房NATION、その名に恥じない高精度ボードがここに」
「駿足感に満ちた新リバースVEEの鋭い反応」
得意＆フィニッシュターン：
ダンパーフローター、リバースエア、3Dターン、ギャラクティカロールイン。
NATIONサーフボードモデル名
NS1（エヌエスワン）
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新しい素材”トーション”を手に入れたライアンが、
試作としてのワイド系ショートボードをシェイプ中、
偶然にひらめいたのが
“ホエールテイル”というワイドテイルの小緩波モデル。
それはちょうどそこに居合わせた船木のボードサイズ（60〜65kg）であることから、
そのままデイブ・ネイラーに渡り、彼によるグラッシングで誕生した。
「シングルダブルコンケイブ～スパイラルVEE 」
という業界では最も主流となっているボトムを詳細搭載し、
初速からトップに引き上げる低速トルクを持ち合わせる。
ライアン独自の円勢流水法というデッキデザインの頂点であるSデッキモデル。
このデッキの長所は、
起伏によって踏みつける力を増幅すること。
つまりより弱いパワーで、確かなボード操作を実現した。
さらにNS1独自のワイドカーブアウトラインによって、
高い旋回能力を持ち、
オンショアの膝波でさえもハッキングできる正確性をも持ち合わせている。
ディアブロ・ホエールテイルに加えて、
トリプルウィング、つまり三段階で絞りこんだウイングは、
ステップバックの幅に合わせての切り返しの激しさを可変できる。
ノーズの浮力を最大限に高めたビーク（イーグル）ノーズは、
テイクオフの際には全体重をノーズにかけてもパーリングしづらいという特性を持つ。
その美しいフォルムから”エキゾチックスーパーボード”とされるが、
実際にはトリプルサイズの８フィート以上の大波には弱いとされる。
しかしフラットなロッカーであるので、
オーバーヘッド以下では掘れる波にも強い。
得意＆フィニッシュターン：
クイックオフザトップ（電光石火波先切返）、スパイラルカットバック、ウイニングロールイン。
NATIONサーフボードモデル名
シェビィ（CHEVY）
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CANVASサンオノフリーの大ヒットを受けて、
ミッドレングスをNATIONが再構築したのがこのシェビィ。
ラウンドノーズ系を短く圧縮し、
ギャラクティックレーザーと同様のリバースVEEを全搭載。
一見すると他のメーカーにもあるエッグシェイプだが、
その広いトルクフィールドと、リバースVEEがもたらす運動性能から、
カービングからクイックまで自在で乗り手を魅了する。
スタイルがあるサーファーにはもちろん、
無垢なサーファーのスタイル形成にもお勧めのオールトレイン
（全方位、全てのサイズ、質ということ）サーフボード。
ボキシーレイルと、ライアン独自の浮力システムによって、
長さに対して最大の体積（浮力）を確保。
これによって、
ロングボードから一気にミニボードへ乗り換えられる特性を持つ。
こういうコンセプトモデルは世界にも類を見ない。
加速するときに、
リバースVEEからの初速と浮力感が相まって見事な飛翔感覚が味わえるので、
その口コミから一気にファンを増やしている。
ライアン・イングル日常の座乗機としても知られている。
得意＆フィニッシュターン：
ジェットテイクオフ、マスターアップ＆ダウン、ノーズライド、ローリングリエントリー。
NATIONサーフボードモデル名
新アジャスター（THE 2014 ADJUSTER）
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1970年代後半のレトロシングルフィンを模写したアウトライン。
その構造は現代最新となっている温故知新モデル。
コンセプトの簡潔性からか、
雑誌の特集などで使用されることも多く、
また玄人好みであるために、
日米でカルト人気を誇るNATIONのクリーンナップトリオの１本。
ターンの容易さを追求したナイフィーレイルは、
ボトム側にベヴェル（斜角）としてその存在を残すほど執拗で、
このコンビネーションによって、
存在するほぼ全ての波に対して、
容易にレイルを入れることが可能となっている。
シングルバンプの絞りがあり、
その位置まで後ろ足をステップバックさせると、
鮮烈な動きを加えることができる。
段が付いたようなコンコルド・ラウンドテイルは、
オリジナルモデルよりもさらに沈めやすくなり、
単翼が実行するターンのきっかけを作る最良なものとされる。
まろやかなボトムターンと、
鋭い描写を具現できるトップターンのコンビネーションが織りなすグライド感は、
どのサーフボードにも見受けられないほど豊かなフィードバックを得られる。
統一キャッチコピーは「ドラマチック・アジャスター」。
シングル設定の他にサイドフィンを持つ２＋１や、
クアッドタイプの４＋１も展開している。
得意＆フィニッシュターン：
コズミックグライド、ダスク（dusk=黄昏）カービング、マンライコースター。
NATIONサーフボードモデル名
ニュートゥモロー２０１４（A New Tomorrow 2014）
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去年大人気となったニュートゥモローの刷新版。
サーフボードのネオペイガニズム（Neopaganism＝復興異教主義）。
ニュートゥモローは、ロングボードしか滑ることができない小波、
か弱い斜面でショートボード派を貫ける特殊ボードとして開発。
ノーズを絞り、運動性能を高め、
さらには波のポケットでの確実性を増加させた。
これこそがライアン・イングルが提唱する未来の小波用サーフボード。
エントリー＆テイルロッカーを最大限に低く抑えた傾斜曲線と、
シングルダブルに加えてリバースVEEボトムをコンビネーション搭載し、
そのロッカーを融合させた独特のレイルフォルムからのリリースは、
最高速までストレスなく加速していく。
ドライブとリリースに優れた逆ウイングを持つラウンドテイルは、
わずかな波のパルスを受けて、慣性へと転化させる。
初速、トルク、
加速と操作性を増加させるカーブチャンネル搭載モデル。
このカーブチャンネルは、トライフィンに対しての仕様なので、
カーブチャンネルモデルを選択した場合クアッドフィン仕様は不可となっている。
波に対してのその速さを受けて、ニュートゥモローマニアの愛好者の間では、
「波エネルギーを取り込み圧縮して、
（光よりも速い）タキオン粒子に変換し、それを動力としているのでは」
と推測されていて[要出典]、
そんな形而上学的な要因をも持ち合わせる魅力あるサーフボード。
得意＆フィニッシュターン：
コスモロジー（cosmology=宇宙論）トリム、ダブルカットバック、ファンタジースラッシュ。
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