おはようございます。
いかがお過ごしですか。
こちらは疲れ果てて、
これを書きながらイスに沈んでいました。
最近気になっているのが、
日没後の照り返しに揺れるように動く波。
それをこうしてスローシャッターで撮っているが、
これが簡単そうで難しい。
自分の思い描いた作品になるまで撮り続けてみます。
さて、波乗り話です。
自分にとって「遅速」という新しいファクターがやってきた。
で、ミッドレングスを乗ったり、
ファインラインを求めてのシングルフィンだったりの日々。
ゆるやかな人間関係というか、
やさしいローカルだらけなので、
行く場所もサンオノフレばかりになってしまった。
ASP-WCTもおよそ2km横でやっているので、
昨日は風向きと波チェックを兼ね、
ライブブロードキャストを受信して、
ラウンド3のジョエル・パーキンソンを見た。
そこには無風のオーバーヘッド波で、
彼流のそれはすばらしいファインラインが描かれていた。
で、最近わかったことがある。
これはキャッチサーフの連中、
そしてレッツパーティのスティーブ、
NATIONのライアンとも話して確かめたことと前置きして書き進める。
そのくらい自分の言葉としては書くには不確かだった。
それは、
「あのラインを描くためにWCTサーファーたちは、
どのくらいの時間を費やしたのだろうか?」
ということ。
とかくボードだったりテクニックに目が行きがちだが、
あのターンのためにホームブレイクでは、
幼少の頃から波に乗り、
朝暗い内から陽が暮れるまで、
さらには世界中のありとあらゆる波に乗り、
毎日毎分の時間を割いて、
人生をかけて取り組んだ集大成のターンだということに気づいたのです。
自分もその覚悟はあった。
で、ドノヴァンと会って、
ある言葉を得てからそれを追い求めなくなってしまった。
その言葉とは、
「コンテストは敗者生産場だぜ」
ということ。
ドキリとして、そしてなるほどとピッカリとした。
確かにコンテストは一人の優勝者を輩出するが、
そのためには他全員が敗者となる当然の事実を知ったのです。
で、コンテストは自分には荷が重いというか、
「気が合わない」
ということが分かった。
それからは波のこと、
そしてそれにまつわる心象風景が気になり、
写真にしたり文章としたりしてきた。
さらには、
自分の手本となるタイラー・ウオーレンやクリスチャン・ワック、
最近では、
コーリー・コーラピントがそうしているようにショートボードにも乗り続けてきた。
ショートボードの楽しさ。
それは「軽量」ということに尽きると思う。
これは持ち運びの重量ではなく、乗り味が軽快なのです。
その軽さを求めて、
上記したサンオノフレで乗った映像をつなげてみました。
1本だけピア波が入っていますが、
これは地形が悪く、
行ったけど波乗りにはならないほどのダンパー波でしたが、
せっかくなので入れてみました。
これからちゃんとしたショートボード波、
つまりビーチブレイクでも試しますが、
とりあえずロング波=日本や世界の緩慢な波と仮定すると、
ボードの良さがわかると思います。
ASP流ではなく、
私流のファインラインでお恥ずかしいのですが、
緩慢波に対してのボードの性能がおわかりになると思います。
薄くて小さくて、
細くて軽いのにテイクオフ性能がすごいです。
あと、泡からのキレもあります。
前置きが長いですが、
こちらがCOLEダブルバンプスクアッシュ(DBS)第一弾のムービーです。
ちょうど2分間です。
よろしければ見てくださいね。
今日もみなさんの良い日となりますように。
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