西伊豆。
「一富士二鷹三茄子」
そう知られているように、
富士山は縁起が良いとされている。
笠雲は末広がりの形からの連想で、
さらなる縁起の良さだとされているものが撮れた。
一宮川(いちのみやがわ)
千葉県一宮町
.
千葉に戻ると、
波は最上級の様相だった。
良波がひっきりなしなので、
NAKISURFのみんなでサーフすることとなった。
Nacky on The2+1
6’8″ x 19-5/8″ x 2-1/2″
Shape, Design and glass by @hiroyuki_maeda
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速いファースト・セクションに対応すべく、
斜めにテイクオフしなくてはならない。
メイクに向けて、
さまざまを試行錯誤しているナッキー。
写真には残らなかったが、
「本日一番」の波を彼女はメイクしたことをここに記しておく。
Jun Nakagawa on
Tyler Warren’s Fish 5’6″
.
NAKISURFのナカガワは、
フィッシュマニアで、
陰では千葉のアッシャー・ペイシーと呼ばれている。
狭いセクションも、
広いカービングも的確にトレーシングしていた。
きっとこのライディングをタイラー・ウォーレンが見たら、
うっとりと目を細めるだろう。
忘れられないほどのすばらしいセッションは、
サーフィン世界という宇宙をさらに大きくしてくれた。
そのくらい良く、
そして深く、
重い波質だった。
私の番となり、
こんなすばらしい波がやってきたのは念力によるものだ。
The One / 6’4″ x 19-5/8″ x 2-5/8″
Nakisurf Original Twin-Fins
.
沖で水平線をにらみつけ、
このような波が来ることを想像し続けると、
たいていは目の前にやってくる。
それを「念力」と私は呼ぶが、
スカシーの河合さんあたりは、
「引き寄せの法則」だと言うだろうか。
波先へのアプローチもまた、
パワフルな波質であるので、
これまた忘れられない数々を得た。
セッション後は、
前田博士の工場を訪問した。
グロス待ちのラックには、
伴宙太さんの610(シックス・テン)や、
クラシック・フィッシュにMNRが鎮座していた。
私の68(冒頭でナッキーが乗っていたボード)と
同じコンセプトの610。
これであの波を乗るのだと思うと、
すでに胸が高鳴った。
私の生涯マジックボードと認定した64の里帰り。
小波用のフィン選びの相談をすると、
やはりレイクが高いものが良さそうだと決着した。
うれしいなぁ。
前田博士、
すばらしいボードをありがとう!
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【巻末リンク:64について】
【巻末リンク*2:こちらは68です】
【サーフィン研究所】多くの人と、または一人でも楽しめるもの_1964年のハッピーサーフィン・ステッカー!_(1111文字)
Happy Surfing and Happy Lifestyles!!
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