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【NAKISURF12周年記念】マイシャローナ上陸記念の無料貸し出しをします_(1719文字)

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My Shalona 6’5″

.

このボードは、

日本から帰ってきた後すぐに自分でシェイプして、

さらには生まれて初めてグラッシングし、

さらにはホットコートをかけて仕上げたボード。

しかも製作開始から完成まで24時間という短期ボード。

【なぜか特大号】サバ国際化_Saba Knight Errant_土曜日だけで作った自作ボード_痛い人たち_(3258文字)

早く作ろうとした訳は、

NATION工場が移転するということで、

時間の制約があったのと、

一度サーフボードを自分で作ってみたかったから。

硬化剤を煙がでるほど多く入れ、

もし火が出たときには消化できるように水を横に置いての製作。

デイブ・ネイラーが聞いたら驚いてしまうようなことだが、

これで硬化させると、

樹脂は焼けて茶色になってしまうので、

濃い色のティント&ピグメントを樹脂に溶かした。

クロスがブランクスに馴染まずに波を打ってしまったが、

とにかくスクイージで押さえつけて硬化を待つスタイルの草グラッシング。

草野球とは聞いたことがあるが、

草サーフボードとは初耳で、

けれど、

そんなデコボコボードが完成してしまい、

あまりの出来の悪さに放心してしまった。

エボルブの前田くんに助けてもらえば良かった。(笑)

 

プロとアマチュア、というか素人の違いは、

フェラーリと紙粘土で作った車の違いがあった。

けれど自分の作ったものは愛着がある。

すぐにそのデコボコザラザラボードに乗ってみると、

なんと、信じられないが、

ーー良いわけがないのだがーー

『このサイズのボード歴史上、最速ではないか?」

そんなインプレッションを得た。

けれど、きっとそんなわけはなく、

きっと自己陶酔ではないかと思ったので、

ミラーやナッキーに乗ってもらうと、

彼らも同意見で、

「こんな速いサーフボードは初めて」

そう口を揃えて言う。

「そんなわけがない」

そう誘導尋問しても答えは同一であった。

うれしい。

この下の動画を見ていただきたい。

冒頭のスピンがこのマイシャローナによってのものだが、

やはりこうして客観的に見ても速い。

さらには最後の方の波が、

現在NAKISURFフェイスブックのバナーになっているもので、

元々は私とスコッティ・ストップニックが見つけてサーフしていたシークレット。

内緒にしていなかったので、

年々人がやってくるようになり、

教会岬やトレッスルズから流れてくるサーファーたちのマナーの悪さといったら、

「ああ、内緒にしておけば良かった」

そう先輩たちが感じたことと変わらない気持ちともなった。

けれど、自分たちが発見しただけで、

自分の場所ではないので、

気持ちはハッピーサーフ継続であります。

(Note: なぜトレッスルズのサーファーは、

奥過ぎて抜けられないのに大声を出して他サーファーを制圧しておいて、

結局抜けられない、またはテイクオフすらしないことを平気でできるのだろうか?)

そんなことは、

年明け特売のチラシと一緒に捨て去ってしまい、

これを日本のみなさんにも乗っていただきたく、

リーシュロープとフィンボックスを設置して、

12周年記念に沸く千葉NAKISURFに送っておきました。

私の素人仕事は見た目が悪く、

けれど乗り味が良すぎることに驚かれることでしょう。

結果が良かったのでこの仕上げというか、外装を

『スラッシュグラッシング』と昇華したネーミングとなり、

耐久製は世界一を誇るほどの硬度を達成しました。

どうぞどうぞ、乗ってみてください。

この週(1月13〜19日)限定ですが、

免許証等の身分証明書を提示してくだされば、

半日程度でしたら無料でお貸し出しします。

もちろん強いので、

壊れることもきっとございません。

保険も不要です。

ご予約は、

shop@nakisurf にメールをしてください。

『マイシャローナ予約』と題名に入れてくだされば、

さらにスムースです。

ウナクネ会長とか、ウナクネ市原支部、

スーパータキビシヤス、アトランティックコーヒー吉川くん、

ツナくん、さらには前出した前田くんのお顔が浮かびました。

そんな週末の始まりです。

寒波ですが、

風さえ弱ければ、きっと一宮エックス、ジェフリーズ等でサーフ可能なので、

どうぞご利用ください!

Happy Surfing!!

 


タイラー・ウォーレン_ブライアン・ベント_ペラペラ動画_(1089文字)

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週末はタイちゃんこと、

タイラー・ウォーレン家に行き、

しばしボード話といろいろを。

まずはこちらのビーチは霧だったり、

快晴となったりした土曜日&金曜日。

霧のときに見た美しい車。

サーフボードキャリアまで年季が入っている。

色も渋い。

これはサンファン・キャピストラノ駅の駐車場。

こちらも基調はオールドスタイルですね。

オールドスタイルといえばブライアン・ベント。

1940年代に生きる彼とひさしぶりに再会した。

娘のエスターが、短大を卒業して里帰りしていた。

すっかりとお姉ちゃんになっていました。

由緒正しいサンファン・キャピストラノ駅。

駅前にあるワイナリーレストランでは、

ワインテイスティングが5杯飲んで15ドル。

ローカルワインだから地産解消ということでもあります。

飲まなかったけど、悪くはない設定だろう。

インスタグラムでもポストしたが、

今、タイちゃん(タイラー・ウオーレン)家にいます。

今回気になったのがこの5’1″フィッシュ。

トライフィンコンセプトにハチェットフィンの奇天烈コンビ。

なんでもこれはタイちゃん自身用であるから、

私も乗ることができる。

どんな滑りをするのか?

短くて幅広のフィッシュ、

だけどハチェットのトライフィンセッティング。

楽しみなボードとなりました。

こんなサイジング。

幅が20インチ台後半で、

厚みが2-1/8″というエクストリームなフィッシュ。

下の画像は、

5’10″のスワロード・ソープ。

NAKISURFのお客さまからのオーダーシェイプが、

ここに完成した瞬間に居あわせた幸運を知った。

美しい。

サーフボードは心から美術品だと思ってしまう。

さすがです。

さて、昨日ここで

「マイシャローナを無料でお貸し出しします」

【NAKISURF12周年記念】マイシャローナ上陸記念の無料貸し出しをします_(1719文字)

と書いたが、あれは私のフライングで、

日本時間の朝にスタッフハギウダとナカガワに連絡しなくては、

そう思っていたが、上記のタイラーとの会話が重なり、

気づいたら日本はお昼となっていた。

で、タイちゃん家を後にする前にSNSをチェックすると、

「マイシャローナ上陸記念🏝

今日〜19日まで無料貸し出ししますよ❗

詳細は、本日のnaki’s blogにて(^^)」

こんな言葉が踊っていた。

良かった良かった。

即興でだが、

このマイシャローナ等と、

新師範であるマエストロも交えてペラペラ動画を作ってみました。

日曜日のお慰め、

またはマイシャローナのアペタイザー(前菜)にどうぞ!

Happy Surfing Sunday!!

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

 

NATIONコネクターの誕生への歴史紐解_(1421文字)

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The Connector 6’5″

.

サーフボードの歴史を読んでいくと、

カリフォルニアの、

サンタバーバラからオーストラリアに引っ越したジョージ・グリーノウが、

『流線型で、細く、長く、しなるフィンを考案した』とあった。

その美しいフィンを使ったナット・ヤングが、

サンディエゴはオーシャンビーチで開催された国際選手権で優勝したのが1966年のことで、

さらにはそのフィンデザインが、

現在も続くサーフボードの性能に大きく寄与している。

それからややあって、

グリーノウはボードの中心部を凹ませ、

その両端にはハードなエッジを付けたボードを誕生させた。

それはフラットなセクションでも止まることなく、

スケートし続けられる極端なシングルコンケイブと、

“もう一つの”ボトム面を融合させたエッジボードの誕生でした。

さらに、カリフォルニアでは、

キャンベル・ブラザーが、

そのエッジボードとほぼ同時期に『ボンザー』を完成させていた。

これはエッジボードのような円筒形の溝を、

シングルではなく、ストリンガーの両側に彫りこみ、

そして新しいタイプの細く長い、

三角定規のようなサイドフィンを

「サーフボードの極端なウイング」

として機能させ、

さらにはセンターシングルフィンの前頭部と、

サイドフィン後部を1/8″(3.175mm)でかみ合わせることによって、

完全なる水力水流を発生させるという、

類い希なる究極的なデザインがこのボンザーでした。

The Fletchers Cambell Brothers Bonzer

@rvcasurf

.

しかしながら、

サーフィンというのは、

この後、姿をプロスポーツとして変えていき、

「基準値がある演技」

「技術点」

という要素が主流となり、

さらには、3フィンの出現により、

サーフィンは直進性やスケート力よりは、

回頭性の高い、

つまり円弧の小さいものが主流となった。

さらにはボード浮力をぎりぎりまで切り詰めることによって、

波のポケットに留まる性能を得て、

滑走よりも回転性が重要視されていった。

その間、

これらのエッジボード、ボンザー、

果てはシングルフィンライダーは、

隠れるようにしていたが、

15年前くらいから始まったオルタナティブ・ムーブメントによって、

隠されていた銘品が次々へとリバイバルが始まった。

で、そんな中このNATIONコネクターは、私のアイディアから誕生した。

上記したグリーノウの『止まらないボード』

ボンザーの『完璧な水流』。

これらふたつを混ぜ合わせ現代のサーフボードを作って欲しいと、

ライアン・イングル博士に依頼し、

コスタリカ出発日に6’5″版が完成し、

私はこのコネクターと1月に渡るサーフトリップに出て、

結局一度もどこも壊さずに無傷でカリフォルニアに凱旋した。

コネクターの調子は上記したものを体現できるものであるし、

毎日5時間以上も岩場でサーフして、

しかも干潮時、スーパームーンのロータイド。

ここでは水深30cmというものまであった上での無傷だから、

かなりの意味で幸運なるボードだと認識している。

たまにそんな守護神みたいなサーフボードを手に入れるが、

まさにそんな気持ちであります。

新型サーフボードは多数誕生するが、

こうして幸運をまとった逸品は少ないように思える。

サーフしていて、こういうことは奇跡だと思う。

けれど必然。

人生はこうあるべきだろうと確信したサンクレメンテは、

嵐の翌日快晴強風夜。

腰胸サイズがダブル以上!?_NATION_スキッパーフィッシュ2018!_鍛えるワックスアップ_(2088文字)

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Playa Negra, Costa Rica

Photo by Brian Miller

.

これはミラーが撮ってくれた夕波と私。

到着してすぐに乗った波だった。

サイズは頭+くらいだろうか。

この日は波情報が腰胸(2〜3ft)と言っていて、

「小さくてもとにかくサーフできたらいいね」

そんなことを言いながらブレイクまで行くと、

なんと、こんな波があったという夢のような話。

で、波情報は毎日2〜3フィートとあって、

実際はオーバーヘッドは軽くあり、

ダブル以上あってもずっと2〜3フィートだった。(笑)

現在フェイスブックのバナーになっているのは、

コーポレートバナーなんだけど、私がデザインしたもの。

なので、右下にちゃっかりNAKISURFロゴを入れました。

じつはこれからノースハワイに向けてフライトするので、

LAX(ロスアンジェルス国際空港)のターミナルにいます。

出発前はトレーダージョーズ(TJ’s)に行き、

ちなみにこれは『半焼き』というバゲッド。

家で焼きたてまで仕上げるパン。

こうしてくると、さすがTJ’s。

盲点でした。

出発前にサーフボードのシッピングがありました。

タイラー・ウォーレン家には行ったので、

NATIONで仕上がったボードをピックアップ。

下のブログポストでご紹介したノブさんの御ボード。

8’2″のトリプルストリンガー。

ニューポート・ブラッキーズ見聞録_雪見ラカ福_(1610文字)

これはNAKISURF千葉のハギウダのオーダー品。

ミッドレングスのシングルフィン。

本当に汎用性の高いボードなので、

もっと多くのショートボーダーに乗っていただきたいです。

これは、

「スキッパーフィッシュ6’0″と同じ体積で、

Nationランボルギーニ400を」

というオーダーをいただいたのは、

大切なNAKISURFファミリーメンバーです。

NAKISURFでもどこでもそうでしょうが、

私たちの一番最初のお客さまがいます。

そのイニシャルがSNさん。

そのSNさんの今年モデル。

上記しましたが、

これはキャッチサーフのスキッパーフィッシュと同等の浮力で作ったものです。

分厚くて、幅広、

小波、掘れる波、速い波、全てにかなり良さそうです。

SNさま、

今日の週末便でお送りしました。

どうぞお楽しみに〜。

ありがとうございました。

乗られたご感想を伺いたいと、

すでに感じております!

USA用に保管しておいた稀少レイバンTも、

満を持してプチ改装したNAKISURF千葉に送りました。

私のマジックボードのひとつである

NATIONシャンパン6’11″も千葉に送ることにしました。

これは例によってレンタルボードとしますので、

乗りたい方はぜひお使いください。

やたら速いです!

とても強いのと、

すでにボロボロなので保険も必要ございません。

私のインスタグラムをフォローしてくださっている方ならご存じしょうが、

少し前は、カラちゃんとキャッチサーフにいました。

ポーズの天才カラちゃん。

(カラニ・ロブ)

ちょうどスキッパーフィッシュ6’6″の2018年モデル支給日でした。

同サイズをコスタリカでKCに進呈してきてしまったのと、

ノースハワイ前なので、

それはパーフェクトなタイミングだったことがうれしい。

マーケティング部長のクリスと、

このモデルの主JOBについてしばらく話していた。

発送後のランチは、

リクと、

地球の衛星の名が付いたお寿司屋さんに行くも、

そのベースメニューの『スシランチ』のひどさにめげた。

ちなみにリクはお好みメニューで、

ロールをたのんだので被害は受けず。

それにしても看板メニューなのに、

あんな味のない解凍フィッシュを出したら

「スシ嫌い」という人が増えるような気がしました。

ランチ後はサーフ。

私用にとタイラーがブレット(bullet、弾丸 )フィッシュ5’8″をシェイプしてくれて、

それが完成したので、

上記したJOBスキッパーフィッシュの両方にワックスを施した。

キャッチサーフを開封して、

最初にキャッチサーフに乗る際は、

水を付ける前にワックスアップすること。

特に重要なのが完全に全面に塗ること。

よくスタンス周りだけに塗る人がいるが、

私流はとにかく全面に塗ります。

Tyler Warren’s

“BULLET 5’8”

このワックスの塗り方は、

トム・カレンとタイラー・ウォーレン、

そしてアレックス・ノスト総帥たちも同様なので、

そう考えると、この方法が王道なのがわかる。

キャッチサーフの場合は、

柔らかいワックス(真夏でも真冬用)を、

デッキ面全てに擦りこむように、

しみこませるように塗り込みます。

テイル&レイルはもちろんのこと、

レイルもエッジも全てくまなく。

これを私は「キャッチサーフを鍛える」と言っていますが、

そう言いきれるほど、

キャッチサーフの下ごしらえは重要です。

ワックスアップ、

そしてフィンを装着した画。

あまりの美しさにしばし見とれてしまった。

波が小さい日の車内。

サーフ8のブーツの季節ですね。

さて、

そろそろノースハワイに向けて出発します。

次のポストは、あちらからです!

どうぞすばらしい日曜日を。

Have a great day!!

セルフシェイプ・スクアッシュフィッシュ5’1″_CJと帽子のおじさんとJアダムス_(1935文字)

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ノースハワイに到着しました。

写真のアップロードができないので、

詳しくは明日に書きますね。

さて、昨日も書いていた出発前のいろいろの続編です。

まずは

「サンクレメンテの北側で、

セルフシェイプ・スクアッシュフィッシュ5’1″が完成」

ということから。

ここで作ってもらった内訳は、

リード・リンゲンフェルターという

クラブフィンレスのエースがいて、

彼は4年前から彼の父とふたりでサーフボード工場をしているという。

タイラー・ウォーレンたちの評価も特Aだったので、

クオリティ・チェックだと彼に出してみたら、

やはり特A級の完成度でうれしくなった。

NATIONコネクター_夏日とJOB_ブライアン・ベントとココサンシャイン_自作フィッシュ5’1″_(1133文字)

 

上のリンクは、

このスクアッシュフィッシュのシェイプ日。

夏日だったんだと、

この夏が戻ってきた場所で思う。

私の決めたフィン位置は、

フィンを置いての直感的なタイラー流。

その線に沿って完璧なグラスオンに感激していると、

逆にリードから質問がやってきた。

さすがに一流の職人らしく、

私シェイプのセンターコンケイブ位置と量にすぐに気がついた。

私の理論は、

前足はほぼ動かさないので、

その位置が支点や軸となるようにコンケイブを施したと伝え、

フィン位置も感覚的に求めたことを伝えると、

すぐに定規を持ち出して計り、

その位置がテイルエンドから6インチ、

スクアッシュ(スクエア)テイルということで、

どうやらタイラーと同じだったことを知った。

これはそのフィンを合わせてロゴとした。

シンプルイズベスト。

「完成だ」

じわじわと感動がやってきた。

感動を後押しするようにビーラッドもやってきた。

彼も喜び、わたしはただただうれしかった。

(純文学風に)

ビーラッドの表紙。

すばらしいショットです。

サンクレメンテ・ピアの朝日。

左の顔写真はリード父子。

リードの職人としての記事。

こうして若きグレイトサーファーが、

サーフボードを製作するのは必然だと思うし、

彼がまたこういった技術を次の世代まで継承するのだろうと思うと、

なんだかうれしくなった。

一昨日のポストで、

巨匠スティーブ・クリーブランドのことを書いたが、

彼は今日もフォードアーズに来ていた。

CJネルソン@フォードアーズ2日目_シボレー・サボルト_本マグロのポキ丼_(1836文字)

ジェダイ・マスターのCJネルソンが、

彼の家に泊まっていたのは知っていたが、

ついにサンタクルズに戻られたようで、

早朝にリンコン岬経由で向かっていったと聞き、

オビワンに置いていかれたアナキンの気持ちとなった。

(©スターウオーズ)

そのCJ。

クラシックかつスタイリング。

すばらCJ!(これも死語)

次にお会いできるのはいつだろうか。

もうすぐバレンタインズデーなので、

その商戦が始まっている。

ラグナニゲルにそれはおいしいチョコレートを作る美女がいて、

その彼女からホワイトチョコの

『ストロベリー・ミルクシェイク・チョコレート』

をプレゼントされた。

なんでもこのパッケージに私の作品を使いたいのだそうで、

いくつかの写真をまとめて送った。

このチョコレートがなぜおいしいかを調べてみると、

ココアパウダーを使わずにカカオマスと、

良質なカカオバターがその違いであるということ。

そして生のサトウキビを使ったという逸品でした。

このGMCトラックのスタイルに感激感動。

いいなあ。

こんな車でアメリカ中をひた走りたい。

これは週末の一コマ。

ベーカー和田さんが、

帽子おじさんを痛い目に遭わせる瞬間で、

さらにミラーもその上に控えている。

少し見ていたが、

この帽子おじさんは、

ことごとく人とぶつかりそうになってばかりだったので、

運が悪い日、

またはそんな運命の人なのかと思ってしまった。

ミドルス・トレッスルズまで行くと、

フィッシュ・ゴッドこと、

ジャスティン・アダムスがいた。

写真を撮ってみると、

なんだか浮いているように映っていた。

「不思議でしょ?あれは彼がこぼ現世のものではないからだよ」

ミラーがそう横でささやいていた。

そのミラーのボヨンの連続写真。

見るだけで簡単です。

 

ボヨンについては↓

【テクニック編】大きなボードでの波の越え方『ボヨン』_(1269文字)

上はブラッキーズ。

下はミドルス。

 

ブラッキーズのグラント・ノーブル。

次期総帥ですね。

ウナクネ式天才。

ミドルスの帰りにクリスチャン・フレッチャー家に行き、

彼が行っていたハワイ話を聞くと、

なんとムカデに刺されて3週間サーフできなかったそうだ。

クリスチャンにも苦手なものがあるのが微笑ましかったけど、

もうすぐ日本に行くかもしれないと言っていた。

そうしたらタキローを連れて、バリにも行くと決めていたので、

「ラカちゃんも一緒に行けばいいのに」

「ラカ?あいつはサヴァサヴァじゃないのか?いつのまに名前が変わったんだ?」

そう疑問符を3つもつけながら指摘されたので、

「タキローに聞くといいよ」

そう言って逃げておいた。

それではまた明日!

Aloha Monday!!

スキッパーフィッシュ2018 at North Hawaii & Trestles_イシハラマート_(1250文字)

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Catch Surf Skipper Fish 6’6″

JOB Pro Model

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大好きな波『ホワイトハウス』でサーフできた。

季節外れの南西うねりが入っていて、

それはコスタリカと同様の夏波そのものだった。

South West Swell at Costa Rica,

.

 

North Hawaii

.

今回の車。

ローカルぽいセットアップで島内を走る。

アニーもちょっぴり見えます。

弱波を讃える日_サーファーズジャーナル誌&スタンス本社訪問のアニー_COLEとNATION_(1668文字)

キャッチサーフは柔らかいので、

ストラップで載せるときは、

こうしてタオルを4重にして食い込まないようにする。

念願だったイシハラマートに。

チリペッパー・ポキ、

ハマチ・ポキを80gずつと、

銀ダラ弁当のビッグランチ。

本日のメニュー。

スキッパーフィッシュ6’6″、

スキッパーフィッシュ6’0″。

今年モデルはフィンボックスが改良されていて、

スクリューの緩締(かんてい)が良くなった。

これは私からの改良点として、

本社に伝えていたことが実行されていたことがうれしい。

話はカリフォルニアに戻り、

ノースハワイ出発前にコスタリカメンバーで、

夜明けトレッスルズに行き、

その冷気を切り裂いて乗った波の写真が届いたのでここに。

これはミラー。

プラヤネグラ仕込みのバレルライドを見せた。

上達著しいナッキーは、

激早のインサイドセクションをゆったりと抜けていった。

さて、これはコスタリカと同サイズのスキッパーだが、

「パドリングとテイクオフが早くなった」

そう連呼していたが、何が違うのだろうか?

本社に確認してみよう。

  

速い!

今日もノースハワイで感じたことだが、

キャッチサーフが、

ソフトボードの限界を押し上げ続けているという印象を持った。

すごいのが、

こうして誰もがジェイミー・オブライエン(JOB)と同じボードを乗れること。

じつは彼はこのボードでパイプライン・マスターズ出場を目論んでいること。

愛弟子ジョンジョン・フローレンス新皇帝は、

そんなJOBの滑りを目の当たりにしているので、

新世代のトレンドになっていく予感も含め、

とても楽しみなことです。

OK、それではまた明日ここで!

ALOHA!!

 

 

キャッチサーフでクジラとイナリーズ_すばらしい波とグルメガイド_(891文字)

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North Hawaii, 2018

.

「そろそろクジラがハワイにやってくる季節」

そう思っていたら、

たくさん沖にいてブリーチングを繰り返していた。

海獣、大好きなので、

同じ海を共有しているということにうれしくなった。

Inaris, North Hawaii

.

昨日と同じくイナリーズに夜明け1時間前から行き、

それはそれはすばらしい波を得た。

あまりの良さにまた放心してしまったブログを書こうと思ったが、

一昨日の2番煎じとなるのでやめておいた。

震えるほど美しい波_(545文字)

それにしても以前は、

キャッチサーフだけでイナリーズを攻めようとは夢にも思っておらず、

そのありあまる波パワーで、

ボードが一瞬でポキポキ折れてしまうイナリーズには、

キャッチサーフこそがふさわしく、

それは逆説ではなく、新説なのだとわかったハワイの冬。

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

JOB Pro x Bonzer + Pros Quad Back fins

.

あれだけ降っていた雨のかけらもないほどの、

降水確率0%の乾燥した暑い日。

ウエストサイドの入り口にカウアイ・コーヒーがあるので、

試飲しに行ってきました!

試飲は無料で、

上の保温ポットから紙カップで各種をいただいた。

カフェもあり、それがこのメニュー。

ピーベリーをフレンチプレスで淹れたものを飲みたくなった。

そのカフェの店内。

伝統あるロースター。

小売りもしていて、

8オンス(227g)袋から、

7パウンド(約3,175g)の業務用まであった。

さらに街まで足を伸ばしてみると、

ラーメンブームがここまで来ていて、

アロハラーメンとあった。

そしてブライス・ジョンソンが絶賛するコロアの

『アロハ・ローステリー』に行き、

絶品カプチーノ($3)をいただき、

さらには、

マスカルポーネチーズを探して、

ノアが働くポイプのリビングフーズまで行くと、

巨大なアボカドを発見した。

これにはSeeaのルーキもうれしビックリ!

ポキ(ポケ)にしたら食べがいがありますね。

それでは、また明日もここで!

Aloha Aloha Aloha!!

 

【動画あり】キャッチサーフ・ミーティング2_ツインスタビからミニマル時代へ_フィリペ・トレドの54_(2385文字)

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さてさて、昨日の続きです。

キャッチサーフのボードミーティングは、

大盛況に終わったとここに書いた。

カラちゃんの新作54があったが、

わたしは66を選んだ。

同じ数字に見えるが、じつは単位が違う。

54はインチなので全長137cmのサーフボード。

66は、6フィート6インチ。

なので198cmのボードとなります。

ややこしいのですが、

そんな訳の分からない単位を使う国がアメリカ。

12インチ=1フィート

16オンス=1パウンド

3フィート=1ヤード

なぜ10を底とする十進法を使わないのかがわからないが、

上記したようにやたらと独自の単位で攻める国なので、

結果、暗算ができない人が100人中99人くらいはいます。

車の燃費を聞いてみると、

100人が100人購入した際のカタログ上のデータを言う。

最後にマイルは、

1,760ヤード(1609.344メートル)だということで、

どこから1,760という数字を持ってきて単位にしたのか、

きっと歴史のどこかには書いてあるけど、

もう世界的単位のメートル法、

つまりは十進法にして、

わかりやすくしていただきたい、

そう感じている人は100人中何人いるのだろうか?

そんな国の人の多くは、

色素が薄い白人なので、

高性能の日焼け止めを必要としていて、

キャッチサーフのマーケティング副社長クリスも、

キャッチサーフのナンバー2、

つまり副社長のジョエルもココサンシャイン一辺倒で、

もはや溺愛しているように見える。

ジョエルはハワイアンに多いフィリピン系なので、

私たちと肌はほぼ同一だろう。

ウエットスーツに着替えてビーチに降りると、

望遠カメラが10台並び、

ドローンが数台交互に飛び、

さらには水中フォトグラファーが5人ほどいたので、

これはブラッド・ピットがサーフしているに違いないと、

みんなで確認してみると、それはフィリペ・トレドだった。

フィリペはエアが有名ですが、

このパワーターンにうっとりとしてしまった。

やはりGを受けるようにするカービングターンが大好きで、

それは昔から変わらないのだと気づかされた。

タイちゃん(タイラー・ウォーレン)もいて、

「フィリペのフィンを見せてもらうと、

ツインスタビだったので、

NAKIが提唱してきたことが具現化したと感じました」

そんなことを言っていたが、

画像で確認すると、やはりFCS llのMRだった。

この人はクアッド。

トライとクアッド、どちらが良いかとは、

かなり以前から議論されてきましたが、

ここで出た結論としては、

トライが中トロ、クアッドがハマチ。

またはトライがフェラーリ、クアッドがランボルギーニ。

ちがうな、天丼と天重の違い、

いやうどんと蕎麦だろうかと、

そんな例え話は迷宮入りしていく。

タイちゃんのオフザ・カービングの連続写真を得たので、

いつかのネタ切れの際に【テクニック編】として投稿します。

タイちゃんのボードはもちろん自作で、

聞いてみると、

「5’5” これはzipper three finデス」

ということでした。

左からカラちゃん(カラニ・ロブ)、

ビーフ=クリス、そしてGoPro界では、

伝説を超える作品を撮り続けているロビー・クロフォード。

重鎮というか、これはもはや現代神話。

彼らが上がると、

突然空いたので、良い波が余り始めた。

これは超才ブレア。

どのセクションでもスピン系のエアができるのっていいなぁ。

Skipper Fish 6’6″

Minimal fin set-up

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テイルスライドさせながらバレルを狙うだなんて、

今までは思いつきもしなかったけど、

これが2018年の現実。

フィリペのところで前述したツインスタビライザーを経て、

「ミニマルフィンで、ラインとレイルコントロールの美学を追究しています」

もし取材が来たらそう言おうと思った日。

ノースハワイのドンキービーチで鍛えたバックサイド。

というか、旅前半戦はずっとバックサイドでした。

【テクニック編】バックサイドバレルのためにその1_新型ボディサーフ_8ホテル連載のフーディガイドが公開です!_(1430文字)

Z1サーフスーツ『リバーシブル』。

すごいのが前日までTシャツ&トランクスでサーフしていたのに、

「この冬一番の冷え込み日」だというが、

このスーツにサーフ8のストーブソックスを履いただけで、

全く寒くならずにクリアできた。

もし寒かったら次回からインナースーツを着ようと思っていたが、

ウエットスーツの進化というのはものすごい。

これもネックエントリーと、

EXYジャージ+SSRが合わさる力だと、

先ほどレビューを書いた、

そうすると、ウナクネ師範よりSMSがあり、

『ウルトラ合金 ぺガス・ロボット』だと、

画像付きで突然言うではないか。

 

「御意に、御意のままに」

と返信すると、何も返ってこない。

あちらの時間は深夜なので寝ぼけられていたのかな?

そう思ったが、

試しに「さb〜✨🐟」と挑発してみると、

「ご法度ですぞ!」とすぐに戻ってきた。

やはり起きているらしい。

タイちゃんとしばしボードの話をするが、

やはりフィリペの話に行き当たるような話題だった。

着替えて、

キャッチサーフ本社に行くとそのフィリペがやってきた。

カラニはフィリペに、

「私の目の前で一発、大きなのをかましてくれるだろうね」

そう始皇帝がジェットに言ったような会話を交わし、

【特大号】「Saluto Fletcher!」(サルート・フレッチャー)@千葉_(3456文字)

カラニから直接54をゲットし、

うれしさのあまり「はい、怪物エアを見せます!」と言うので、

横浜高校ー西武ーレッドソックスーメッツーソフトバンク

ー中日となった松坂さんの言葉とかぶった。

一昨日から北海道にいるのは、

ウナクネ大師範ことジェイミーオブライエン。

「こんな冷たい海に入ったのは人生で初めて!!!」

感嘆符3つを付けて投稿していた。

【おまけ】

この日の1分間動画をここに。

それでは、

みんながあっちに行ったり、

今度はこちらに自分がいたりとややこしいが、

どうぞどうぞHave a great day!!!

それと、すばらしい週末をお迎えください!


水曜日11時から大師匠xクラブフィンレスxサンオノフレサーフカンパニー結集_山田=ボヘミアンラミネート!?_(1007文字)

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San Clemente, California

.

南風は、サンオノフレやトレッスルズがサイドウインドとなるが、

ソルトクリークは、ほぼオフショアになって避けられる、

その駐車場でタイちゃん夫妻に会った。

こちらはキャッチサーフの集まり。

クリス(カメラ)、

コールトンとジーノ着替え中。

サンオノフレ伝承の核となるのがこの聖人オノフレ。

現在、サンオノフレ・サーフカンパニーでは、

彼にまつわる資料を史実を調べるべくチームが作られている。

どんなお人だったのだろうか?

お知らせとしては、

明後日(USA時間28日、水曜日、11時から日没まで)に

サンオノフレのポイント(岬)からフォードアーズ周辺で、

CJネルソン=ジェダイ・マスター_ジョエル・チューダーが述懐するほどのウナクネ大騎士_(1502文字)

CJネルソン大師範率いるCRIMEチームと、

クラブフィンレス、

そして上記したサンオノフレサーフカンパニーの*結集があります。

*けつじゅう、梵: संगीतिsaṃgīti, サンギーティとは、

ウナクネ界の経・論・律(三蔵)の集まりのことです。

またはボードデモ、フィンレスセッション、BBQ。

ウナクネ関係者、または興味があって来られる人はぜひ。

場所がおわかりにならなければ、

shop@nakisurf.comまでメールをください。

「ウナクネ結集係宛」としてくださればありがたいです。

BBQといえば、

先日ここで、

藤沢8ホテルのフーディガイド掲載と書いたが、

その内容は豚肉の「豚まる」だった。

で、どうしてもポークが食べたくなったので、

すりおろしたニンニクと塩胡椒で直火で焼いてみると、

落涙するほどおいしかった。

今までBBQというと、

手羽先か牛肉だったが、

これからは豚肉の機会も増えそう。

こちらは北海道を旅してきたJOBこと、

ジェイミー・オブライエン。

温かそうな場所でビーターってますね。

ヘア・カリフォルニア系の超才マーカス・ウエイト。

聖式カルちゃんにお願いできないときは、

彼にカットしてもらっている。

ニューポート・ブラッキーズ見聞録続編_一流ヘア・アーティストのマーカスと、聖式カルちゃんの類似点_サーフマガジン取材@キャッチサーフHQ_カラニ・ロブ_タジ・バロウ_(1881文字)

今日は波乗りの約束をしていたが、

折からの強い南風。

よって、

暖かい場所でよもやま話セッションとなった。

さてさて、

デイブ・ネイラーのグラッシング動画ですが、

競輪実況と重ねてみました。(笑)

わかったのが、

市田=ブルー

小嶋=イエロー

吉岡=グリーン

でも優勝は山田=ボヘミアンラミネートということのようです。

それでは明日もここで!

Happy Surfing!!

CJネルソン大師匠のイベント@サンオノフレ_(1226文字)

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CJ Nelson’s Crime Series

San Onofre, California

.

昨日は、

CJネルソン大師匠が新作『Crime』シリーズの、

全てのボードラインナップをサンオノフレのフォードアーズに持ち込み、

デモやテストライドをした日でした。

CJ Nelson Jedi Master

.

11フィートのコーラピントモデルに乗ったCJ。

後ろに見えるのは、

ブライアン・アンダーソンことローファー。

彼は10’2″のログに。

ちなみにローファーのニックネームはセイント(聖)なので、

ヘア・カリフォルニアのカルちゃんと同一なことに感激した。

5’2″

6’2″

7’2″

8’2″

9’4″

10’2″

11’0″

と7モデルあり、

その全てのマスターシェイプをしたライアン・イングル。

すごい!

さすがであります。

NATIONのライアン博士で知られているが、

これからはCJのライアンとして名を知られることであろう。

そのライアンは9’4″で一本目からハングテン。

こういうのをセルフカバーと言うのだろうかと少し悩んだ。

CJの親友であり、

今回のサーフボードの全てを手がけた住友優さん。

ハワイのサンセットビーチで知り合い、

もう30年以上のお付き合いになる。

いわゆるプロフェッショナル版のサーフボードおたくです。

「これらは初サンプルに見えるんですけど、

試行錯誤やマイナーチェンジを重ねた12枚目です。

ここでようやくみなさんにお見せできるものができたかな、そんな感じです」

そんなすばらしいことを言っていた。

サーフボードの良いものを作ろうとしていたら大変なのは、

身を持って知っているので、そんな言葉に熱くなった。

上がマックスで、

下がThe Pesosの谷田くん。

こういのをダブルクライムというのだろうか?

前出のセイント・ローファー。

藤沢のカルちゃんとセイント対決したらいいののに。(笑)

彼も軽くハングテン。

さすがであります。

私が乗ったのは、9’4″と7’2″

9’4″では最長不倒距離のオールドマンズまで行き、

その距離200m。

そして6’2″

上がって来つつ「3」と掲げているのは、

スペースインベーダーのUFO得点300点からのもので、

この他10,500点という高得点も見られた。

とにかく5割7分1厘という率で乗ることができたので、

CJから「NAKIがMVPだ!」とされて、

優さんとクアーズライトで乾杯した日でもありました。

谷田くんは、

スタイリッシュ一直線。

こうしてチーターファイブ路線で、

クネクネ進撃してくるのでありました。

朝はブライアン・ベントたちの姿も見られた。

クラブフィンレスとの合同結集なので、

ジョンやワイリー・アーチボルドもやってきた。

画像もまだまだあるので、

明日に続きますね。

To be continued…

暖かな日だそうですね!

すばらしい週末をお迎えください。

Happy Surfing!!

 

 

CJネルソン大師匠のイベント@サンオノフレ後編_(1818文字)

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昨日の続きです。

Fourdoors, San Onofre State Beach

.

優さんとCJネルソン大師匠率いるご一行は、

サンオノフレにやってきて、

新型サーフボード

カスタムシェイプEPSボードにソフトトップ

(クロコダイルスキン)をデッキに施した7モデル、

7サイズのボードデモをした。

CJネルソン大師匠のイベント@サンオノフレ_(1226文字)

不思議だったのがこのプリウス。

これはCJの友人のもので、

このイベントのためにわざわざ手伝いに来た人の車であります。

先日友人を亡くしてしまったと、ここにちょっぴり書いたが、

ちょうど同年同型同色、

しかも同じボードラックを付けていたので、

最初は「やった!誤報だったのだ」と喜んだが、

亡くなってしまった彼のものではなかった。

けれど、

こうしてここに彼と全く同じ車が、

CJの友人としてやってくるという奇跡みたいな偶然に、

波乗り好きの彼の魂が人心を操作しているのではないか?

そんな仮説を立てるだけでも気持ちが少し休まるのでありました。

CRIMEサーフボード。

全てのマスターシェイプを手がけたのは、

ライアン・イングル博士。

彼はNAKISURFで扱う

NATIONのオーナーシェイパーであります。

他にCANVASもシェイプしているのだから、

花形シェイパーデザイナーと呼ぶべきか。

大腿部を痛めているCJ大師匠。

「入れると思ったら入って良いとドクターに言われていて、

今日こそがその日だと思う」

そう言って、

11フィートのコーリー・コーラピントモデルでパドルアウトされた。

目黒のサンマ

腐っても鯛

そういう格言ではなく、

マスターCJの高尚なグライドに目撃した全員が感動を受けた一幕も。

やはり一流は本物を知るのだと、改めて感じました。

クラブフィンレスもCJの一味であり、

その彼の車内は、

やはりフィンレス三昧でありました。

クラブフィンレスはバリー・マッギー師匠や、

他の導師を抱えているが、

その命を受けてやってきたのが、キャッチサーフのジョン。

みんなに

「カッコ悪いから帽子はやめような」

そう言われていても帽子をかぶり続けているひとり。

ちなみにサンオノフレのモボ&モガ(モダンボーイ&モダンガール)たちは、

「帽子をかぶってサーフ=本気で恥ずかしい」

そんな風潮になりつつあって、

なるほど周りを見ると、誰もかぶってはいないのだった。

ああ、かぶる習慣がなくて良かった。(笑)

さて、案内フライヤーにはBBQと太字であったが、

提供先であるサンオノフレサーフカンパニーの出足が悪く、

その理由は「オンショアだから終日ハングアウトしないでしょ」

ということで、楽しみにしていたBBQも、

もちろんクラブフィンレス担当のピザもやって来ず、

仕方がないので、

あらかじめこんなこともあろうかと用意していたのは、

砂糖不使用のアメリカンチェリーパイに、

ココナッツクリームとクリームチーズ、

そして冷凍有機チェリーを混ぜたものを載せてビーチで食したら、

海原雄山がいたら「うぬぬ」と、

うなるほどの味に自惚れれしまったことをここに。

「雨降って地固まる」

ちょっと違うけど。

こちらがそのBBQを反故にした張本人サム・シェイファー。

サンオノフレサーフカンパニーが誇るグレイトサーファー10人衆のひとりであるが、

「BBQを望んでいた人民の気持ちを分かって欲しい」と伝えると、

「あれ、用意するのってCJじゃなかったのかな?それともジョンのせいだよ」

そう言ってとぼけていた。

結局8時間もCRIME宴は続き、

創造主ライアン・イングルと、

依頼主CJネルソンの話は終わることなく続いていった。

創造主、依頼人と出たところで、

制作者の住友優さんが上がってきた。

「ボード最高です!安心しました!!」

そんな感嘆符だらけの最高な日。

それにしてもCJはすごい。

サンオノフレは岬(ポイント)波につい行きがちだけど、

わかっている達人たちはみんなフォードアーズに行く。

クロスオーバーやスライトウエッジの難しい波質です。

普通、違う場所から来たら、

岬かオールドマンズに行きがちだけど、

こうして波が一番良くて、

そして難易度が高いフォードアーズを選び出したCJ。

さすが大師匠です。

動画があるので、

いつか編集してYou Tubeページで公開しますね。

(まだ見てもいない)

それでは、これからクリスチャン・ワックでディナーパーティがあります。

Have a great weekend!!

 

TWバレットフィッシュの電光_聖式戴冠式はメキシカンVSスーパードライ!?_(1674文字)

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Tyler Warren’s Bullet Fish 5’8″

.

グラスオンフィンなので、

飛行機で運ぶにはボードバッグに入らなかったり、

波が小さかったりと、

このフィッシュ属フィッシュ科のバレット(Bullet)は、

なかなか出番がなかった。

私もミッドレングス出現以前までは、

波が弱ければ、寸劇違わずフィッシュだったけど、

最近は、重たく、そして速い長めのシングルかボンザーでザザザとやるか、

スキッパーフィッシュの6’6″にツインを付けてバキーと、

またはフィンレスかミニマルで後方滑走しているかのどちらかで、

フィッシュ属は選択肢から除外されていた。

けれど、

オーストラリアにいる金尾レオくん(RVCA所属)の

インスタグラムを見ていたら彼のフィッシュボードがポストされていた。

それにインスピレーションを受けたわけではないが、

「お、このバレットくんに乗ってみよう」

と膝波に乗ってみると、

電光石火のような感覚が自分を貫いた。

短いレイルが織りなすその生きもののような操作性に興奮してしまった。

腰胸サイズがダブル以上!?_NATION_スキッパーフィッシュ2018!_鍛えるワックスアップ_(2088文字)

レイル?

考えてみると、

このバレットはグラスオンのムーンフィン。

ベースがサーフボードに密着しているので、

この操作性が実現されていると知った。

フィンレスはまだ実質2年生だが、

こうしてフィンから離れて、

また戻ってくると強調されることがあります。

さて、日本に行くことになったので、

本家聖式カット(藤沢ヘア・カリフォルニア)の予約を4月に取ったが、

それまでまだ一月もあるので、

伸びてしまった髪の毛をまたマーカスに切ってもらった。

しかも彼の公休日に出張カットという難儀なことをしてくれて、

彼もまたヘア・カリフォルニア系のセイント(聖式)カットだと、

聖式・マーカスと名付けたのはここ最近のことであります。

ニューポート・ブラッキーズ見聞録続編_一流ヘア・アーティストのマーカスと、聖式カルちゃんの類似点_サーフマガジン取材@キャッチサーフHQ_カラニ・ロブ_タジ・バロウ_(1881文字)

『聖式』と簡単に言うが、

実際は、

1.格式高く

2.品良く

3.常に笑顔で

4.技術力は群を抜き

5.運気を上げてくれて

6.創造力を高め

7.発展させ

8.心を豊かにしてくれる。

これが聖式の8ヶ条だと、

1945年頃にアルバート・スミスが彼の著書で申していた。

そして聖式カットとは、

髪を整える日を聖なる日として保ち、

ふさわしい状態で聖餐を受けることによって、

私たちは霊的に強くなるということでもありました。

聖式には、戴冠式(たいかんしき)があり、

これは高僧(瀧朗系)や一級焚火師、神官(ラカちゃん系)が、

新聖式だと認められる者に王冠(クラウン)をかぶせることにより行われています。

また、全ての聖式制の国に王冠が存在するわけではない。

直近ではサバリバ(現ラカリバ=8ホテル)で行われ、

王冠の代わりにアサヒスーパードライレギュラー缶で乾杯して、

戴冠式のさまざまを省略していた。

こちら本家のヘア・カリフォルニアでは、

ツナくんと瀧朗が来て聖式カット。

瀧朗は所属事務所の関係で後ろ向きだが、

聖式ツナくんの晴れがましい笑顔に、

彼の成長を見ることができてうれしくなった。

そのマーカスとランチということになった。

なので聖式午餐と表記すればいいのか。

いや、あちらがスーパードライならば、

こちらは美味メキシカンでの戴冠式としようと、

ここまで書いたが、

戴冠式等の概念を理解するのはなかなか面倒なので、

もう誰も読んではいないだろう。

さてここはサウス・オブ・ニックス。

メキシカンの逸品を出す店として知られていて、

聖式マーカスやキャッチサーフのジョージ御用達でもあります。

スズキのブラックビーンプレートの上に置かれた揚げたレッドハラペーニョに悶絶し、

ポータベラキノコのタコスをいただくと、

このメキシコスイートコーンと、

酢漬けタマネギがやたらとおいしかった。

これらは脇役ながら味の決め手だろう。

西遊記のおもしろさは孫悟空だけでなく、

周りの取り巻きも同じなので、

西遊記という名前の饅頭(まんとう)屋をコスタリカでやったらいいかもしれない。

そんなことを話していた。

端から見たら飲食関係者だと思われていたに違いない。

京都ラホヤのケイくんを思いだした。

Happy Surfing!!

【特大号】波の誕生から臨終まで_タイラー・ウォーレンに直接オーダーをした私タチ_(2088文字)

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このブログはワードプレスで書いているのだけど、

特殊文字のパレットを今朝見つけた。

そこでラカちゃんの表記を考えてみた。

ϒ∂ÇΛ

こんな始まりですが、今日もよろしくお願いします。

サンクレメンテは曇天。

太陽の位置がわからないほど深い曇です。

明日から当分雨とも言っている。

とすると、

かつ禅師たちの運の良いことも知った。

これが一週間ずれていたら、

ほぼ全ての日が雨ということになったかもしれないからだ。

気温は現在朝10時で15度。

予報によると、

この辺りの最高気温が20度とあって、そんな春のはじまり。

波は件(くだん)の南南西うねりが小さくなり、

昨日吹いた南西風からの風波ミックス。

San Onofre, California

.

さてさて、

これは先週の結集日に遡りますが、

前出したかつ禅師たちを現地フォードアーズでお待ちしていた。

先方はLAX(ロスアンジェルス国際空港)に到着し、

アラモレンタカーで車をピックアップし、

MR(マーケティングリサーチ)しながら南下されるという。

とすると3時間後程度か、

先に波乗りしておきましょうと先発すると、

タイちゃん(タイラー・ウォーレン)たちがいて、

先日から上がってきた夏波に盛り上がっていた。

とても大きなサーフボードがあって、

それはタイちゃんシェイプで12フィートの逸品。

「大きいなあ」と

感動しながら眺めていたら

「ヘイ!NAKI、今日はこれに乗る日です。これでアナタの人生が変わります」

そこまで言うのならと、

それでオーバーヘッドのフォードアーズに漕ぎ出していくと、

なんと、本当に人生が変わってしまったのでありました。

詳しくはいつか書きますが、

「波の誕生から臨終まで乗れる」

そんなことを気づいたからに他ならないのです。

要はボードの浮力と揚力がすごいので、

フォードアーズの三角頂地形の先端から波に乗ることができた。

この日は岸からみんなが波を待つ沖のピークまでは100mくらいだとすると、

そこからさらに50m先のささやかなピークで波を待ち、

これだと感じた水の塊のような獲物にインパクトパドルをぶちかまし、

その些細な波動に乗った。(まだスタンドアップはしていない)

この位置のボードはうねりの前にくっついているように進撃し、

すると地形が徐々に浅くなっていくので、

うねりは波となって誕生していく。

そしてその波の芯を製図等でのトレーシングのように乗っていくと、

ほぼ何もしないでもずっといつまでも波の芯に乗っていられるのだった。

そして、

「波には心で乗ります」

つい最近亡くなってしまった石田さんのお言葉を思いだしていた。

続きはまだあって、

その12フィートでやっているとき、

駐車場を見ると、カツさんたちらしきレンタカーが、

しかも4名と同一なので、

かつ禅師さんたちが到着されたのかと上がってきたら別人。

仕方なくその長く重いボードを頭に載せて返却しにいくと、

今度は、

「これに乗りましょう!アロハスコットのだけど、喜ぶことでしょう」

そうやって出されたのが、この大きなフィッシュだった。

TW’s Big Fish 6’9″ x 22-1/8″ x 3″

.

乗ってみると、

その速すぎる滑走速度におののいていたのだった。

そういえば、

2年前のNALU誌に「フィッシュは体勢を低くして乗る」と、

タイちゃんの言葉を書いたな、

と膝を曲げると、それはF1レーサーのような視界と、

ターンの織りなすスリルと感動を受けたのでありました。

上がってきたらそのラインにトーランスのマサさんが感激していて、

こういうのは本当にうれしいことだと感じたのであります。

そこで、自分用のビッグフィッシュが欲しくなり、

日本出発前にオーダーしておけば、

いつかできあがってくるだろうと注文を決意した瞬間にSMSがあり、

そこには、ベンチュラ・セイジが自分用の、

しかも海賊岬用のファンクショナルハルをオーダーしますという偶然。

「私たちはタイちゃんとディスカッションします」

とやってきたのが、タイちゃんの将来の新居。

10月21日に挙式が決まり、

そのお祝いのブーケをベンチュラ・チホちゃんからプレゼントされたタイちゃん。

うれしそうであり、ガリ勉メガネもいいなとチラリ思った。

まずはベンチュラ・セイジ。

7’11″を手がかりにしていき、

タイラーは8’3″と出たが、

結局7’11″に落ち着いたファンクション・ハル

私はこう伝えました。

「おととい乗ったスコットのビッグフィッシュと、

いま乗っているビュレット(Bullet)の中間ペルファボーレ(per farvore)」

カラーと巻きを重く、よってサンドグロス等とやっていたらこうなりました。

しかも新作オーダーカードの一枚目、

そして二枚目だということです。

いまのところモデル名はないが、

6’7″ x 21-1/8″ x 2-5/8″

バーント・オレンジティント、

キャプテンフィン社製の

『タイラー・ウォーレン・ツイン』を装着できる仕様としました。

お、あっという間に長くなりました。

それではまた明日ここで!

Happy Surfing!!

 

【動画あり】ウナクネ結集@千葉エックス&ジェフリーズ_タキビナイト_(1566文字)

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こんにちは、

昨日の日曜日は、

予定しなかったのですが、

春日、桜満開、

そしてウナクネ結集となりまして、

各地からウナクネリストが集まりました。

左から、

ウナクネ上大岡シギくん

心友会代表河合さん

ツナくん

しょう寅杉本さん

ヨッシー

左上から

Tyler Warren Bullet 5’8″

Nation Pink Champagne 6’11”

Unakune SX7 6’11”

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

Nation Chevy 5’11”

Catch Surf Skipper Fish 5’6″

Unakune S7 6’11”

Catch DFW 7′

Catch Surf Skipper Fish 6’0″ Shigi’s side-bite fin

Nation Pink Champagne 6’11”

Catch Odysea Plank 7’0″

「誰でも乗ってください」

そんな文体で置いておいたサーフボード群。

使用頻度が高い、

つまりイチバンニンキがタイラー・ウォーレン印のビュレット・フィッシュだった。

私がこれで良い波を得た。

 

マンライ=カットバックリエントリー。

「これまるで単車みたいです!」

独特の表現をした、

しょう寅杉本さんが、

SX7の乗り味を表現していた。

センターフィンを外せば、

純正ウナクネ風味となります。

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

Shigi’s side-bite fin

今日のテーマはラカ手で、

「ラッコのつもりで手を挙げる」

そうあったのだが、

禁断のサバ手をしてしまった。

 

ウナクネSX7のリバースボトムターン。

あることを思い付いたノーズ。

前田博士と相談しよう。

ヨッシーが持つのは、

あまりにも有名なボンザーサイドの6’6スキッパーフィッシュ。

「あれ、こうだったかな?」

ラカ手とシャカを混同したツナくん。

「あ、あのねシギくん、

今日はウナクネ・ラカ手の日だってさ。

こうやってラッコのつもりで手を挙げるといいよ」

「そーですか。あまり意味がわかりませんがそうなんですね」

「具体的にはこうだよ」

ラカラカ爛漫。

シギくんは、辣腕OTB編集長の義理の弟。

「おひさしぶりです!」

「いやあ、一冬越しました」

親子でサーフする週末の豊かなこと。

いつまでも。

河合さんの愛するウナクネSX7。

大人の笑顔。

これぞハッピーサーフィン。

ウナクネ市原支部長まーちゃん。

タイラー・ウォーレンのファンクショナルハルが、

フィンレスで楽しまれているとは、

創造主のタイちゃんでさえ思うまい。

CANVASバターゾーン。

ミニシモンズの究極&新型であります。

 

タイラー・ウォーレンのボンザーを見たかったのです。

午後のNAKISURFを経由し、

夕方はクロスオフショアとなったので、

今度はジェフリーズに。

エックスとは10〜20mお隣さんです。

この部のスペシャルゲストは、

スーパータキビシヤス

一級焚火師康くんとラプンツェル・ルリちゃん。

「だめだよ。自分でブランド名を書いたら〜」

「あ、タキローさん怒りますかね」

「俺、知らないよ〜」

「はは、やばいな」

「でもさ、ツナくんは謝らなくなったね。すごい」

「いや、そんなことはありません」

ジェフリーズをオフショアにしてくれた南西風。

けれど、

春のそれはまだまだ冷たいのでありました。

それからニュータキビシパレスでの晩餐となり、

ジマンのレモンクリームパスタを作成しました。

ラカ手の河合さん。

【特大号】サイドスリップにマルイプロを思い出す_愉快な仲間たち_マウイとセイジ_車修理_絶品レモンクリームパスタ・レシピ_(2835文字)

有名すぎるタキビナイト。

私にとっては、

千葉でするのは今年初です。

ベンチュラ・セイジ家では多数。

[ウナクネ三部作・序編]ネオ・フィンレスに最敬礼_炎のなかのサヴァーダ思想 バラボン論的タキビネコ論_(2088文字)

で、昨日のこれをまとめた動画がこちらです。

お急ぎの方は1分38秒で昨日のバイブスが受けられます。

Happy Surfing!!

【ニューテクニック解説】バックサイドスライダー_(1188文字)

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“Modern Spirited Away”

Fujisawa city, Japan

.

湘南藤沢の夜。

波乗りを愛しすぎたあまり、

歴史まで紐解き、

より知ろうとしている漢(おとこ)と練り歩いた。

「波乗りをより知りたいんですよ」

「もっと深いところを表現してください」

もっともな要求だが、

なかなかむずかしいものがある。

けれど、波に乗ることのように懸命に、

常に気持ちをサーフィン世界に向け続けることができたのなら、

波乗りのことをはぎ取るように表現できる日が来るかもしれない。

いつかきっと。

さて、昨日はライアン・グレイブスとサーフし、

彼の丁寧なお礼インスタグラムポストに感激した。

しかも私のデザインしたボードでマンライ宣言してくれたから、

そのヨロコビもひとしおである。

すばらしいスタイルのボトムターン。

非対称ボードが冴えた瞬間だった。

【特大号】ウナクネ式ハッピーサーフィンをライアン・グレイブスたちと@西湘ハッピービーチ_(2525文字)

さて、

ニュームーブというか、そんな動きが閃いた。

名付けて『バックサイドスライダー』。

メイクできなかったが、

途中までの連続写真を得たので、

自分のためにもここで解説をしてみました。

バックウオッシュで跳ねるテイクオフだったが、

タイミングを合わせてテイクオフ。

テイクオフは、

コスタリカのプラヤネグラでのことだが、

レイル側に体重をかければ、

かなりの急斜面でも降りられることがわかった。

(テイル加重のみだと、飛ばされるときがある)

【テクニック編(映像)】キャッチサーフ スキッパーフィッシュ6’6″_ミッドレングスでのダックダイブ(ドルフィンスルー)講座_(1449文字)

荒れている斜面なので、

普段より体勢をさらに低くする。

レイルバイトが完了。

しかもフルレイルなので、

ボードレングスが全て使える。

よって、

瞬時に最高滑走速度を得られる。

セクションが切れてきたので、

レイル側にさらに余加重し、

その加重をノーズ側にジワリというタッチで移行させると、

フィンが抜けてテイルが滑り始める。

そのまま滑らせていくと、こんな様相となる。

佑麻くんが横にいますね。

おどろくほどの速度が出るので、

きちんと体幹を鍛えていないと、

背骨がへなるようなGを受ける。

滑らせていく先にホワイトウオータートップが見えたので、

スライドをそこまで延伸していく。

レイルとテイルを入れ替えることによって、

進行方向を後ろ向きに切り替える。

後ろ向きのリエントリーは、

かなり鍛えたので自信がある。

けれど、

前の左側を踏みすぎたようで、

自分が狙った方向にボードが向かず、

(進行方向は斜面、けれどボードは泡側に)

ボードと私の意志疎通ができず、

振り落とされてしまった。

逆向きは、

まだ慣れていないからこうなる。

次の機会が来たらメイクしたい。

瀧朗が

「ここは一流です」

そんな古着屋を藤沢駅付近で発見した。

青、赤、白のシャツ。

丸首だったら欲しかった。

(値段を見ていないけど)

さて、本日は夏日の昨日と打って変わって、

晩冬のような冷えた感があり、北東風が強いです。

Have a wonderful day!!

 

 


【動画あり】ノースハワイ_重いボードの真実_かつ禅師@湘南_(1386文字)

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一昨日、銘編集者と話し、

昨夜最後に来たメールによると、

もしかすると取材でノースハワイに行けるらしい。

まだこれから詳細が色々あるのでどうなるかは未定だが、

ちょっぴりうれしくてノースハワイで撮った写真を見返していた。

inaris, North Hawaii

.

春のハワイ波。

冬のそれとは違い、

うねりが遅いので少し柔らかく、

そして緩やかな斜面になる。

さて、こちら。

風が強く、

南西風なのでNAKISURF千葉のある付近はオフショアになる。

重たいボードが活躍する日でもあります。

じつは実験的に重たいボードを創ってみました。

やたら重くしたく、

それならばと、

人生で初めてのグラッシング、

ホットコート、さらにはサンディングまでに挑戦し、

この動画の冒頭で乗っている紫紺のボードが、その重いボード。

滑走する速さはピカイチで、

また乗りたいとボードラックを探すがどこにも見あたらない。

後で聞くと、スタッフナカガワが試乗後即購入したのだそうで、

ならば、今日の風のような速度で滑りたい。

なぜ重いのがいいのかと、

タイちゃん(タイラー・ウォーレン)と話したが、

それはきっと、

ピンポン球なのか、

同じ大きさの鉄球(パチンコ球の大きい版)

を転がすのかを想像すると、

答えはそこにあるようだった。

私は20代までは軽量至上主義だった。

けれど、

徐々に「もしかしたら重いほうが速いかも」

と感じ始め、

今では「重い方が速い」

「間違いなく重いボードの方が速い」

と断言できるようになった。

サーフボードとは不思議です。

閑話休題。

湘南からはおよそ国道一号線を東上するのだが、

その帰路のお約束になりつつあるのが「かつや」のカツ丼。

私の好物のひとつは、

スーパーの総菜コーナーで売っているカツ丼。

そしてこれは、

まさにその味を極めたものだと感じいった。

名店のトンカツ屋のカツ丼ではなく、

庶民的な味の延長が震えるほどいい。

こちらは大好きなカルディ藤沢南口店。

欲しかったいろいろを見つけるのはうれしく、

そして誇らしい気分となる。

味にうるさい瀧朗が、

「ここいけますよ。チェーン化してますが、まだいけます」

「あれ、チェーン店って行かないんじゃなかったっけ?」

「バランスを取るためにランチには使っています」

「ふーん」

これは江ノ電。

このように極楽寺駅と稲村ヶ崎駅の間は、

こうして江ノ電と一緒に併走できる。

小田原城に行った帰り。

国道一号線を走っていたら、

自分の2台前にアベンタドールの白、

しかもSクーペがいた。

「もしかしたらニッ◎ちゃんかも」

そう思ってローソンまで追跡したが、

クレヨンしんちゃんがいる地区の春日部ナンバーだった。

ニッ◎ちゃんは相模ナンバーか湘南なので違うようだ。

ウナクネ禅師かつさんのオフィスに行くと、

懐かしのファイヤーウオーターのDVDが出てきて、

「これにサインしてもらえますか?インスタのストーリーズにしますんで」

そんなことになった。

「おいしいお蕎麦屋さんがあって、

店主は年間300日はサーフしているという酔狂な人なので、

NAKIさんと話が合うと思うんですよ」

そんなプロローグからやってきたのは、

波乗魂主人が揚げたベルズビーチ天ぷら蕎麦。

蕎麦は三段重ねの「天守閣盛」と命名したが、

そのインスピレーションは前出の小田原城に行ったからに他ならなかった。

桜が満開でした。

 

【春波万雷号】嵐に伊豆に、波乗りにありがとう!_(2388文字)

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Catch Surf Skipper Fish 6’6″

.

昨日の日曜日。

ご存じのように大嵐が、

未明から朝にかけて通過していった。

「風速35mだとか、40m」

そうやって静岡TVは言っていたのを聞いて、

そういえば去年の全く同時期もこの

「今年一番の嵐」だったと思い返していた。

すばらしき伊豆!_多々戸浜_大野仙雅さんの心(真)のサーフィン_巨匠水口さんからのプレゼント_(2222文字)

天気予報は前日までは、

「終日、雨と風が強い」とあったが、

いざ起きてみると”曇のち晴れ”へと変更されていて、

ただ嵐を追いかけるような風だけが吹き荒れていた。

こういうときは、

普段波が立たないところに世界的な波があるかもしれない、

そんなロマンを持って各ブレイクを探っていったが、

オープンオーシャンは荒れて、水平線の彼方でブレイクしている。

「白浜は猛烈なオフショアで肩です!」

先発しているツナくんとシギーGよりそんなSMSが届いた。

他のサーファーが入っているところはあまり行きたくはない。

「西南西の風」

千葉ならば、

NAKISURF周辺が全てオフショアになる風。

うねりは東と北東のグランドスウェルに加えて、

荒れた海からの風波のトリプルミックス。

これこそはビーチブレイク日であろうと見当を付けて、

前日、鈴木直人さんから聞いたアソコに行ってみると、

すばらしい波がやってきていた。

水の色、

波のパワー、全てハワイのようであり、

実際は、左への流れがものすごいので、

あなどれないほどの強敵かも知れなかった。

ウナクネSX7か、

タイラーのボンザーに乗ろうとしたが、

両方共レイルにフィンが突き刺さったような傷を発見し、

この波質でレイルに傷があると、

キリトリ線が入った割り箸のように簡単に折れてしまうので、

およそ折れないキャッチサーフのスキッパーフィッシュを選択した。

さらにはオフショアが強いので、一番重い6’6″を持ち、

ジェイミー・オブライアン顔のつもりで集中し、

キリリとツナくんたちを見ると、

ふたりはなんだかやたら困っていた。

「どうしたの?」

「あ、(ボード)何に乗っていいのかわかりません」

「なんでもいいんじゃない?」

「あ、折れてしまいますか?」

「普通のボードだったら一本目で折れてしまうかもね」

「そうですよね。そうでした….。キャッチサーフなら折れませんか?」

「キャッチサーフならば、4364本目まで折れないかもね」

「あ、ではそーします」

そうやってイチローさんの現在の日米通算安打数で教えると、

そこに触れて欲しかったが、

全く触れられず、シギーとツナくんは、

それぞれスキッパーフィッシュにフィンを付け始めた。

悔しいので彼らを待たずにパドルアウトすると、

やはりものすごい波で、

まるでパイプラインそのもの。

なるほど、大野マーくんやノリくんを始め、

前出の鈴木直人さんや各サーファーたちが、

なぜハワイの大波にきちんと乗れるのかを再確認した。

「無音になってね。自分だけの空間になるんだ」

ジェイミー・オブライアンのセリフを反芻させて、

JOBモデルということもあり、

彼になりきってのバレルアウトを果たしたのでありました。

ここ2か月間くらいは、

「ああ、波にひどく巻かれたい」

「波に叩かれたい」

「ものすごい圧力で飛び降りたい」

そんな快楽を知っている私の欲求が一気に満たされた。

しんのマンライであります。

(しん=心、真、深、神、信、芯、等)

そのまま上陸して、

昨日のタキビシではないが、

「これはですね。煩悩(ぼんのう)をですね、

解脱(げだつ)して、無上の悟りをひらいた状態です」

そんなめでたき気分となっていた。

【キャッチサーフ動画あり】不思議無人週末伊豆波の旅_(1701文字)

Catch Surf Skipper Fish 6’6″

.

ツナくんは、

「良い波って、大変なんですね….」

「どうして?」

「乗るためにはアソコまでいかなくてはなりません」

「そうだよね」

「出られるかな?あ…、だめかも….」

そうやって自信喪失風走れメロス文体+「…..」、

つまり語尾がテンテン点になるのはいつものことなのと、

ツナくんはハワイ波も経験しているので、

「大丈夫だよ。らー!と思い切って行ってさ、

レイルをグワシとつかめばなんとかなるよ」

そうやって、安心させるように、

パドルアウトのことではなく、

乗ってからのことをアドバイスしておいた。

事実、このパドルアウトが難関で、

幾度も沈められるという戦意喪失セットがおよそ3〜10連発やってきた。

ある特大セット3連+セット15連発では、

全員が下田港方面に流されて、

ペリーの乗る黒船に漕ぎ出した吉田松陰の気持ちとなった。

Catch Surf Skipper Fish 6’0″

.

「死ぬ気で行きます!」

「死んではだめだよ。タント600新車だし、ちゃんと戻ってきてね」

「はい!なんとかやってみます」

やたらと明るくそう言っていたシギーが乗った渾身の1本は、

彼にとって向こう10年は語り継げるものらしく、

昨日のムーチョアロハビールがさぞかしうまかったことだろう。

そうやって温泉に再び入り、

大谷翔平くんが深夜3:15より登板するので、

BS番組表を見ると、

なんと前出のジェイミー・オブライアンのNHK特番がやっていて、

おどろきつつ、このタイミングのすばらしさにうっとりとしながら、

そのスマホと同調する360カメラで、

ジェイミー視線でパイプライン(バックドアだったが)を見ていた。

するとそれは、

まるで昼間乗った伊豆のアソコのような波でありました。

感情移入しやすく、感激した夜でした。

波に乗っていないと、

ここには来ていないだろうし、

そうして人や土地がつなぐ魂みたいなものを波を通して、

感じられたことを再確認した日。

嵐にありがとう。

伊豆にありがとう。

そして波乗りにありがとう!

Happy Surfing!!

【超特大号】最高に楽しかったH BEAUTY&YOUTHさんとキャッチサーフジャパンとの合同試乗会_(4567字)

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某日、

湘南で開催されたH BEAUTY&YOUTHさんと、

キャッチサーフジャパンとの合同試乗会に参加しました!

14 Catch Surf Surfers!!(ギネス申請しましょう)

.

 

これはその一コマで、

14人のキャッチサーフ・サーファーが、

膝サイズの波に乗る証拠写真。

ぶつかっても大丈夫なボードならではの至近距離ですね。

さて、この日の波情報は、

早朝の満潮を受けて、

「湘南全域フラット」という情報だった。

けれど、

前々日に沖合いを抜けた低気圧からの南東うねりがまだ残っていたので、

「干潮に向かえば大丈夫です。ブレイクし始めます」

そんな確信めいたものがあった無風快晴夏日の朝8時。

わらわらと、

H BEAUTY&YOUTHさんのファミリー&フレンズが駐車場に集まってきました。

ここからブレイクしそうな地形まで歩き、

やってくる干潮に向けて、

みなさんでハッピーサーフタイムをしましょう、という計画でした。

ちょうど鵠沼から茅ヶ崎までは、

冬の間に積もった堆砂が海に戻される作業が続けられていて、

このおかげでどの地形も最高で、

ここで長年サーフするSKさんによると、

もしかすると50年ぶりの最上なものになるかもしれないと、

うれしそうに語ってくれたのが印象的だった。

こちらモデル業をされているウナクネ幸式清水さんが、

私のスキッパーフィッシュ66を見つけてのサバ手。

これらの単語は日々、

私のブログを読んでいただかないと、

半分くらいしかわからないでしょうが、

まあ、そんなウナクネ式が全体を貫いていたことはここでわかるだろう。

はじまりはショアブレイクだったので、

距離を欲ばると、

こうして波打ち際を転がることになる。

これは聖式カルちゃんであるが、

私が見ているだけで20回以上は転がっていたので、

後で聞いてみると、

「あれはぼくの体術の先生で、勝手に佐藤ルミナさんなんですよ」

「なるほど寝技なんだね」

「はい、ジョエル・チューダーの寝技をイメージしています」

どうやらそんなことらしい。

さすがファッションリーダー。(関係ないけど)

NAKISURF千葉では、

 

[提供RVCA]

GWの5月3日、4日(祝木、祝金)、

両日11時より16時までを使って、

聖式カルちゃん本人によるヘアカットイベントを実施します。

ご興味のある方は、予約をお願いします。

shop@nakisurf.com

または0475-36-3883まで!

 

カット代金は、

このタイラー・ウォーレンがデザインしたヘアカリフォルニア・ステッカーと、

キャッチサーフステッカー、

そしてNAKISURFステッカーパックを3500円で購入していただきまして、

聖式ヘアカットという流れです。

要はこれらの激レアステッカーパックがヘアカット代となります。

ぜひこのGW記念にヘアカリフォルニアと、

NAKISURFが鋭意主催するワークショップをご利用ください!

こちらがそのムービーです。

【CM提供キャッチサーフ】

話は湘南に戻りました。

波数が少ないのと、

仲間たちだけ100%だったので、

積極的に乗りたい波に乗っていくスタイルとなっていきました。

友人や家族同士、

ボードを蹴り出さなければ、

レイルとレイルがバンプするだけなので、

バンパーゴーカートのように全員が大喜び。

長いボードから短いボードまで、

そしてカラフルが波間に咲いていった。

こちらは湘南藤沢界隈では、

知らない人はいないとされるショア整骨院のNaokiくん。

なんでもGoPro映像を撮って、

仲間に分け与えるという奇特な人で、

その整体の腕と相まって、

大人気となっているという。

そのナオキくんによるSHOVE-IT(ショービット)。

完全に決まって、

ボードが反転したまま再滑走が始まった。

この映像が見たいのは、

私だけではないはず。

インスタグラム @naoki.1980

で見られるはずなので、チェックしてみてください。

こんな団子状態にもなり、

冬の猿山か、

千葉勝浦の朝市の猫団子のようになりました。

岸から見ると、

およそこんな距離と波質。

まだ満潮だが、

波は時折ブレイクしてくれた。

聖式カルちゃんが反転ドロップをしていて、

その手前は金澤さんがGoProでそれを撮る。

ちょうど折り返し時間に、

私のクリニックを開催し、

今回はパドリング姿勢に重点を置き、

膝の揃え方、絞り方、

そしてスタンスの結びかた、

パドリングの重要性、

サバ手ストレッチ等々、

初級者から上級者までのレクチャーをいたしました。

テイクオフの手の位置。

膝の接着、

開いて力を入れていく方向等々。

だんだん潮が干いてきて、

乗れる波が頻繁になってきました。

めでたしめでたし。

ハイファッションの美女E嬢だが、

これは5点満点で4点を表現されているという。

その4点波を岸まで乗り、

上陸して悟りをひらかれていた。

かつ禅師のウナクネサバ手スライド。

袴田さんは、

この生を受けられて、

初めてグラブレイルで上陸し、

迷いの世界を超えて真理を体得しました!

そう教えてくださった。

「波乗り世界には、理解すること、知ること、

気づくこと、感づくことなどがあり、

最上級に楽しむことが最良ですぞと、タキビ師はかく申していました」

そう幸式清水さんにお伝えすると、

その悟りの体験を言語化して伝え、

袴田さんをその境地に導いていらした。

波はぐんぐんと良くなり、

それぞれの笑顔が終わることはなかった。

波乗りって楽しいです。

本当に。

彷徨っている犬がいて、

私がこの顔立ちから

「シバリアン・サスケー」と名付けたこの犬は、

さらにやってきた「柴遼太郎」と共に三蔵瀧朗が完全に手なずけるに至り、

これは物語『鰻遊記』のウナクネ犬として活躍できると確信したが、

オリジナルの飼い主がやってきて、ウナクネ化は断念したという舞台裏。

波はさらに良くなり、

こうして各所で波乗り談議の花が咲いていたのが、

ウナクネ広報部長としては誠に喜ばしいのであります。

クリニックの成果ありで、

美しいスタンスを結べるようになった美女A。

禅師と幸式に攻撃されるように見えるのは、

GoProを持った苦悩の営業部長金澤さんで、

こうして裏方に徹する強いココロをお待ちだった。

このシェアライドだが、

悟りとは別関係に思われるのも波乗りの醍醐味。

それは感動的な瞬間の連続があり、

TV中継したらおもしろいかもしれない。

その際は私が解説し、

古館伊知郎さんが実況という布陣で。

かつ禅師の得意技その1。

リバースグライド。

逆もまた真なり。

これに到達することが、

後代に至るまでウナクネの根本目的であるとされています。

前出の幸式清水さんによる

『模範ハッピーグライド・フィンレス編』

聖式カルちゃんによる、

『カルマ(梵: karman)・スピン』

これをすることによって、

次なる生の存在となって生まれ変わるとされる。

ウナクネ思想では、

滑走とワイプアウトを繰り返すことを修行と見なし、

楽しくサーフすることを最高の理想としている。

その際限なく続くハッピーサーフを目的とし、

追い求める聖式カルちゃん。

そこには主体となるべき我、

永遠不変の魂は想定しない(無我)。

ウナクネはこの点で、

修行における主体として、

永遠不滅の我(アートマン)を想定した宗教と異なり、

「宗教ではない」

ということがここで知ることができるだろう。

禅師と聖式のドッキング。

「これは、行為に基づいた因果応報の法則(善因楽果・悪因苦果・自業自得)なのです」

そう聖式は言うが、

すでに何がなんだかわからなくなってきた。

大人の笑顔、いいですね。

金澤さん危機一髪!

なんと七里ヶ浜王子のユーヤくんもやってきて、

ウナクネ思想に花を添えていた。

ありがたや。

美女Bもマンライ笑顔。

ナッキーは、

さすがのグラブレイルで、

これを見た三蔵瀧朗は、

「彼女こそウナクネ界のウパニシャッドですぞ」

そう耳元でささやいた。

その瀧朗は、

サーフボードを持たないでやってきたが、

このように彼が入水すると、

彼の三大弟子の一人である聖式カルちゃんが、

「三蔵さま、このボードをお使いください!」

そうやって差し出された

オディシー・プランク7フィート。

「ういーっす」

瀧朗は、

昭和の頃、

土曜日夜8時のいかりや長介のように

ゆったりと泳いでボードを受け取ると、

なんと慈愛の心で、

聖式を呼び寄せ、

心のタンデムサーフとなった。

このようにサーファーたちはどんどん連結して、

まるでレゴのようになってくるのでありました。

この写真群を博識のラカちゃん

(旧名鯖一郎、現ラッコ)に見せると、

「我(われ)は個人の総和ではなく、

常恒不変(こうじょうふへん)に厳存しつつ、

無数の個人として現れるものと考えられます」

そんな難しいことだった。

真横で乗るのは意外にむずかしい。

その無数の個人たち。

右は聖式カルちゃん。

11時ごろ、干潮いっぱい近く。

風はいまだに無風から北風オフショア。

そして完全に無人。

4月中旬の湘南では、

かなりありえないほどすばらしいコンディション。

三蔵瀧朗は、

自身の師範であるバリー・マッギーDFWを抱えて、

意気揚々と片瀬江ノ島方面に帰っていった。

(貸し出しですね)

タキビシヤス@サンオノフレ_三蔵瀧朗著『傾奇者クリスチャン・フレッチャー』_バリー・マッギーDFW開祖の結集_(2222文字)

幸式清水さんもマンライ上陸。

「ウナクネ式波乗りはですね、

言語化されて理解される知的側面だけではなく、

波乗道(なみのりどう)や鰻遊(まんゆう)学に示されるような実践を通じて、

初めて体得できるものだと再確認しました」

そんなありがたきお言葉を賜った。

 

ナッキーもクネリ最大でマンライ確定。

後半になってようやく金澤さんは、

カメラをスキッパーフィッシュ66に持ち替えて、

さらにはキャプテンフィンの2+1タイラー・ウォーレンモデルを試乗していた。

その熱心さに心を打たれた私は、無心でシャッターを押していた。

視界が滲む。

熱い!

もう大団円近し。

最後に小生が、

模範縁起(演技)を示します。

カツさんはそうやって、

WSLオフザリップや、

マーガレットリバーのノースポイント的なバレルメイクを果たし、

彼こそが、

ベストライディングだという呼び声が複数の方向から聞こえてきた。

さすがウネクネ禅師。

ほぼ終了頃、

私もサーフしようと思い、

夏日なのでトランクス+Tシャツ、

つまりそのままのいでたちで入水することにした。

「らー!」

と一気に飛び込み、

まさしく夏気分でサーフしたのでありました。

江の島をバックに、

それは長い波に乗りました。

膝サイズだけど、

こんなに個性あふれる波は、

湘南のすばらしさを語り、

堆砂が海に戻されたおかげであろう。

最後に私が乗った波は、

ウナクネ神の思し召しだか、

ラカ王(現在はラカちゃん)の取り計らいかわからないが、

こんなすばらしい波を得た。

 

ひゃあ!

こんな膝サイズのほぼ完璧バレルに入れるとは思わず、

大満足で上がってきて、

汗にまみれたキャッチサーフTをサーフウオッシュ。

熱く、

すばらしい日でした!

H BEAUTY&YOUTHさんと、

キャッチサーフジャパンにありがとう!

波乗りに、そしてウナクネ友にありがとう!

サーフ後は、

辻堂おでんセンターの名店『ひげでん』で、

「ブリ塩焼き定食」をいただき、

そのまま上京すると原宿竹下通りは、

このような賑わいとなっていた夏日。

そのまま北参道で、

河合さん夫妻とウナクネ会食をした輝くような日。

Happy Surfing!!

NAKISURFスペシャルイベントのお知らせ_(1234文字)

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Catch Surf Odysea Skipper Fish 6’6″

.

夏日ならトランクスでサーフできます。

なぜなら、千葉北でさえも、

南カリフォルニアの真夏水温よりもすでに温かいのがその理由。

Catch Surf Odysea Plank 8′

.

千葉ジェフリーズの地形が良く、

干潮ならば腰程度で平均100mのライトがある。

Kawai san and Catch Surf Odysea x DFW Plank 7′

.

Shiggy G on Catch Surf Odysea x DFW Plank 7′

.

Nacky on Catch Surf Odysea x DFW 7′ Minimal Fin

.

ナッキーがフィンレス系に夢中となっていて、

ノーズ系シークエンス写真を河合さんが撮った。

だが、ここで前足が外れてしまい、

「あれー」

けれど、完全なるバランスを保ち、

なんと!

リカバリーに成功した。

ただ、斜面のあるセクションだったので、

勢いのあるリエントリーとなったので、

難易度はここで増してしまった。

けれどこれが効を奏したようで、

テイルがダイブしない位置を滑走していった。

暴れるボードを抑え、

そのまま滑走距離を伸ばし、

メイクに向けてレイルを入れ替えたのだが、

でも勢いがありすぎたようで、

セクションの前に出すぎてしまい、

このように波から弾き出されてしまった。

スピン。

簡単なようでむずかしいようです。

けれど、

後少しでメイクなので次回を期待します!

Catch Surf Odysea x DFW 7′ Minimal Fin

.

こちらは吉川広夏ちゃん。

奄美のSEEAトリップにも一緒に行った、

“ピロタン”と呼ばれるグレイトサーファー。

彼女はメキシコ・フィエスタに向かっていて、

経由地のサンオノフレに到着したと、

この写真はベーカーの和田さんと共に伝えている。

その和田さんのTeeは、

瀧朗とラカちゃんが欲しがるもののひとつだろう。

さて、

彼女もまたフィンレスの魅力に気づいたようだ。

体幹筋

バランス

スピード

そして平衡感覚全ての再構築をしなくてはならず、

初、中級者サーファーならともかく、

上級者にとって固定概念というか、

長年培った「流れ」があるので、

フィンレスはむしろ厄介な存在ともされている。

だが、

海の向こうで活躍する大谷翔平くんのように、

こうして新しいことに挑戦する姿勢は、

後にすばらしい新世界を見るだろう。

こちら私の個人クリニックを受講されたMさん。

「波の横に向かって滑りたい」

という目標は一本目で達成されました。

全ては海に入る前のレッスンで理解されていた。

この斜面を仮想パイプラインとして、

体をたたみ、レイルコントロールに集中したセッション。

こちらはCATCH SURF伝道師おふたり。

ヤマモトさんとナッキーが、

沖縄南でハッピーサーフしています。

首都圏にいらっしゃる方は、

明日のNAKISURFイベントにどうぞお越しください。

夜明け頃からおります〜!

Happy Surfing!!

NAKISURF&キャッチサーフ、タイラー・ウォーレン、CANVAS、NATION、RVCAサーフパーティ初日_(1488文字)

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おはようございます。

NAKISURFハッピーサーフパーティが始まりました。

波は満潮にも関わらず、

なかなかのブレイクで、

駐車場からの距離が増えたら、

波を待つ人数が比例的に減っていきます。

風は南風ベースのほぼオフショア。

鯉のぼりも動かない程度の微風です。(朝7時現在)

水温が温かく、

本日の最高気温の予想はなんと26度!

まるで夏の陽気です。

なので、トランクスや水着も活躍することをお忘れなく。

日焼け止めは、

『ココサンシャイン』のサンプルをお持ちしました。

どうぞお使いください。

場所はココ。

千葉県一宮海岸の北側、

1日500円の町営有料駐車場に入っていただき、

そのまま北に進んで、さらに砂地を進んだほぼ北端に駐車しております。

冒頭の画像のようにキャッチサーフ、

タイラー・ウォーレン

NATION

CANVAS

等のサーフボードが置いてあるので、

すぐにおわかりだと思います。

ボードは無料でお使いいただけますので、

(身分証明証等の提示をお願いしています)

どうぞこのハッピーサーフパーティにご参加ください。

(参加費は無料です)

こちらが各ブレイク俯瞰図。

(ブレイク名は、私が勝手に付けたもので、いわゆるアンオフィシャルです)

水色の丸のところに私たちはおります。

この正面のエックス、ジェフリーズ4箇所全て、

The Left、マーチャンズ、堤防、

が4箇所ブレイクしているので、

8スポットとなっています。

ジェフリーズが一番混雑していて30人。(波を待つ時間60分)

タキビシが15人(波を待つ時間20分)

向こうが3人(ほぼ乗りっぱなし)

大潮が無人

エックスが5人(波を待つ時間2〜3分)

マーチャンズが10人(波を待つ時間5〜10分)

The Leftが7人(波を待つ時間3〜5分)

堤防が4人(波を待つ時間3〜5分)

さらに今見てきたら、

海水浴場は満潮なのでショアブレイク系で広い範囲で10人(ほぼ乗りっぱなし)

サウスウインドもショアブレイク系ですが、3人(ほぼ乗りっぱなし)

北側のインポッシブル以北全てのブレイクが無人でした。

こんなブレイク状況です。

千葉一宮北駐車場奥でお会いしましょう!

【お知らせ】

GWの5月3日、4日(祝木、祝金)、

(両日11時より16時まで)

聖式カットでおなじみの、

聖式カルちゃん本人によるヘアカットイベントが実施されます。

ヘア・カリフォルニア千葉です!

[提供RVCA]

代金は、

このカルちゃんが持っている

タイラー・ウォーレンがデザインしたヘアカリフォルニア・ステッカーセットと、

キャッチサーフステッカー、

そしてNAKISURFステッカーパックを3500円で購入していただきまして、

聖式ヘアカットという流れです。

要はこれらの激レアステッカーパックがヘアカット代となります。

ぜひこのGW記念にヘアカリフォルニアと、

NAKISURFが鋭意主催するワークショップをご利用ください!

要予約

shop@nakisurf.com までお知らせください。

こちらがムービーです。

【CM提供キャッチサーフ】

さて、エックス。

水温温かく、

風穏やかでのんびりとした日です。

Catch Surf Odysea® Plank 8’0″ Finless

.

ここでは、

レイルをフリーにしたり、

セットしたりを前後左右で実行しました。

すると、

およそこのようになります。

前にいたHさんがこのウナクネ滑りに大喜びしていて、

それを受けた私が見えます。

Come to surf with us!!

Happy Surfing!!!

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