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【動画あり】GW前半おさらい_キャッチサーフ_子どもが選ぶサーフボードとは?_(1403文字)

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4月29日と30日は、

千葉一宮海岸は玉前神社下で、

NAKISURFハッピーサーフパーティを催しました。

サーフボードはキャッチサーフを中心に26本。

ほぼ全てのサイズが揃いました!

シングル、ツイン、トライ、クアッド、

ミニ、ミニマル、フィンレスなど全てのお好みに。

この近辺は上質なサーフブレイクが多数存在しています。

そしてきっと波頻度は日本で一番だと思います。

なので、オリンピックの開催地が近所(志田下)にあるのですね。

波に困ったら、どうぞご検討ください。

ちなみにインポッシブル以北は、

真夏のお盆でも少人数、または無人でサーフできます。

なぜ私たちは、

オルタナティブサーフをウナギクネクネと言い換えているのだろうか?

答:サブカルチャーだから

答:アレックス・ノストが波に乗るさまがウナギがクネクネしていたから

両方正解です!

詳しくは下のリンクをぜひ!

【ナキペディア(nakipedia)】_鰻捻道(ウナギクネクネドウ、うなくねどう)_(1333文字)

ムーチョアロハビールと、

このドイツから来た純正ノンアルコールビールで乾杯した日。

手に入りづらそうですが、

どちらも全国のカルディで入手できまして、

もっと言いますと、

ムーチョアロハビールはノースハワイ出身なんですよ。

土曜日は中滝アートビレッジで、

関東一円のマニアたちが集まるイベント

『Forest Jam』がありました。

伝説的なバンド『Riddimates』の夢時間が、

いすみの山々にこだましていく。

http://forestjam.net/forest-jam-vol-68/

ここはライブ会場になっていて、

週末限定オープンという『チャナリーフ』。

新NAKISURF千葉の改装を請け負ってくれた

天才迎さんの作品でもあります。

ツナくんは山羊が好きなようで、

こうして一緒に音楽を聴いていたのが印象的だった。

帰りに長者村付近で見たシルビア。

陽水さんを思い出しつつ助手席窓から顔を出して、

「みなさんお元気ですか〜?失礼します」

と言いながらパシャリ。

「それはセフィーロですよ」

そう河合さんに言われてしまったが、

同じニッサンということで許してもらった。

 

翌朝だったり、

昨日の夕方の写真。

キャッチサーフは重ねやすいので、

こういうときにとっても便利。

親子試乗会。

「子どもは持ち運びしやすい小さなボードを選ぶ」

ということがわかった。

大盛況となったサーフパーティ。

なんと!

このAさんは、

福岡からわざわざやってきてくださいました!

本当にうれしく、

ウナクネマインドを伝授しました。

ありがとうございます。

藤沢出身のラカちゃんは、

待ちに待った藤沢大新の冷やし中華デイとなったようで、

今年バージョンを見ると、

昨年の名作と大きな違いはなさそうなので一安心する。

この大新のおいしさは、

8ホテルのフーディガイドに詳しいです。

https://ameblo.jp/8hotel-foodie/entry-12347648063.html

新装タキビシパレスでは、

カツオ&タキビナイトがあり、

味と炎の祭典となった夜。

みんな1日中たっぷりとサーフして、

たくさん食べて、にっこりうっとり。

NAKISURF千葉のナカガワ(左)と、

ハギウダは本当に仲が良く、

波にもこうして一緒に乗っていることが多い。

そのナカガワがGoPro動画を撮ってくれたので、

映像にしてみました。

それではGW中日ですが、

どうぞすばらしい日にしてください!

Happy Surfing!!


【GWだ!!特大号テクニック編】新無人波インポッシブル_ファイン&ハイラインで近代サーフ_秘密4つとGWお知らせ4つ_NAKISURFへのお越し方_(4617文字)

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impossible, Chiba

.

この波はどこかと言いますと、

ジェフリーズからおよそ300mほど北のインポッシブルです。

お盆、GW、海の日等々の祭日イベント時でも「ほぼ無人」の、

知られざるスーパーブレイクであります。

私たちのとっておきのサーフブレイク。

なぜインポッシブルかと言いますと、

本家ジェフリーズベイに倣(なら)ったわけでして、

あちらのセカンドピークの名前がインポッシブルだったので、

シンプルにファースピーク、セカンドピークと同じ考え方で、

このネーミングとなりました。

以前に、

「そんなポイント名なんかない」

そんな苦情をいただきましたが、

はい、これらはポイントではなく、

ブレイク名で、全て勝手に私たちが付けました。

いわゆる勝手に各ブレイク名でございます。

他にも湘南には、

SURFERS岬

総帥お成り場

クレーン車前

ダンプカー前

ヨゲ

ミワチャンズ

松風

ハッピービーチなどがあり、

最近では吉浜もAKITAピークが新しいです。

【はみだしマメ情報】

ポイントと言えるのは岬波だけのこと。

なので全てにポイントというのは間違い。

本来はサーフブレイク、スポットと言います。

これがインポッシブルの位置。

真夏の極上波でもほぼ無人です。

そして気温が27度もありまして、

水温は温かいわけではないのですが、

私は秘密のトランクス+Z1サーフスーツジャケットでサーフしました。

(後述します)

しかも3時間もサーフできて、もう夏気分でありました。

ただ、危険も潜んでいて、

これはインサイドに浮いていたカツオノエボシくん。

わかりやすいようにキャッチサーフの上に乗せました。

これ、新島にたくさんいました。

昔は電気クラゲと呼ばれていて、

それは刺された際の痛みを電気の衝撃に例えたものであり、

刺されると強烈に痛み、

その後も毒を中和するためにリンパも長時間痛み、

人の死亡例もあり、

友人が鎌倉で刺されたときは呼吸困難になったので、

病院に直行したほどの危険生物。

浮くものなので、オンショア系でないと接岸しませんが、

昨日のような無風時にもやってくることがありますので、

どうぞお気をつけください。

さて、そのインポッシブルで、

早い波でのレイルワークの連続写真が撮れたので、

ここに【テクニック編】としてご紹介します。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″ Special Quad

Photo by Jin Miyashita

.

昔『アップ&ダウン』

今『ファインライン』

そんな言葉がありまして、

要はサーフィンはスケートボードではないので、

レイルを入れ替えても、

ボードに左右の抵抗を与えても加速しません。(きっぱり)

これはタイちゃん(タイラー・ウォーレン)と話すとよく出る話題のひとつで、

何が言いたいかと言いますと、

『波は斜面』だということです。

良くテクニックor How toなどで、

ボトムターンやトップターンの手の位置や足加重方法etcがありますが、

波の斜面あっての技術なので、

むしろ波のどの位置を滑るのかを検証した方が上達します。

見ていただきたいのは、

後ろ足のつま先。

それだけ、

ただ、レイル側にかけることと、

長い、

果てしないほど長いレイル加重が要求されます。

速度が付けば、

さらに加重できるので、

ここでは加重90%。

92%

93%

いわゆるボトムターンです。

95%

ここも長くつま先のレイルを入れ続けます。

96%

97%

98%

軽くやっているように見えますが、

渾身の力で踏んでいます。

99%

この間がなぜか撮られていないが、

同じ波はまだまだ波壁が続いていたので、

またトップに上がり、

ここからまたつま先レイルを入れます。

はい、このようにトップから押しつけます。

トップはご存じ斜面が切り立ちますので、

ファーストターンでのミドルセクションとは少し異なり、

一気に加重するとさらに速くなれる。

このトップの距離が5mほどあったので、

このエリア全てを使って加速するべく、

レイルを積極的に入れてしまいます。

波の揺れ、ブレにもちょっぴり対応して、

ここから一気にレイルターンの最大モーメント。

少しテイルを踏んで、

フさらに加重のトラクション(接水)を高め、

フィン効果を最大限に使います。

このまま次のセクションにフルスピードで飛び込んでいくのは、

喜び、気持ちよさ、悦び、愉楽、愉悦、満悦、快感、

快楽、恍惚、忘我、エクスタシー という単語が浮かんだ。

この長いラインをファインラインと言いまして、

後半に実行した高いラインをハイラインと言います。

近代サーフィンでは必須項目のひとつです。

【秘密大公開】

キャッチサーフに乗っていて、

感じるのはPUボード(硬いもの)に較べて、

精確なターンがしづらいということがあった。

で、この3年間はフィンを替えて、

ツインスタビ(2ツイン+1小トレーラー)が一番良いという結論に達した。

さらに満潮のエックス波は、

ローワー・トレッスルズと匹敵するほどの波質で、

そのバンクに引っかけてラウンドハウスカットバックや、

スラッシュバックを実行した際に、

少しもたつく感があったけど、

「こんなもの」として受け入れていた。

で、つい最近、

ターンの際にフィンがしなっていることを感じ、

それはフィンではなく、

ボックスが動いていると突きとめた。

で、Gainzフィンでベース(フィンの底)が広いものがあったので、

これを装着してみると、

人生が変わったと言っても過言ではないほど、

波乗りが好調になった。

さらに2+1の例にならって、

フィンレス用のバイトフィン、

つまりミニマルとかスモールをNAKISURFで開発していたので、

そのフィンをトレーラー側に付けてみると、

速度が倍増し、さらには操作性が増し、

20代の頃のように波乗りの夢ばかり見るようになった。

これがその秘密の組み合わせ。

ハンドメイドのグラスファイバー製なので少し値が張るけど、

プラスティック製よりも耐久製がはるかに高く、

そして他の(PU等)ボードにも使用でき、

さらにはフィンレス系にもなるので、

じつに汎用性が高い優れものです。

このフィンのベース長が、

サーファーが与えた加重をキャッチサーフの柔素材に確実に伝えるので、

早速キャッチサーフ本社に伝えて、

将来のバンドル(付属)フィンの指針となるフィンデザイン。

具体的には2020年モデルからだろうか。

グラスファイバー製の色が鮮やかでまたすばらしい。

【秘密その2】

Z1ロングスリーブ・スプリング(トランクスVER)

トランクスタッパーに見えるのがこれ。

じつはロングスリーブ・スプリングスーツでした。

「オモシロ&実用」を掲げるZ1サーフスーツでは、

石井博士と相談し、

『リバーシブル』機能も加えた新概念のスプリングスーツを開発しました!

こうしてトランクス、

しかも16インチという短いのが履けるように、

ウエット丈を短くし、

トランクス対応としたのは、

1.見た目がいい

2.トランクスのポケットが使えるので実用的(私はワックスを入れます)

3.夏気分日を増やす

こんな利点がありまして、

特に1は、

元JPSAちゃんピンの純城がハワイでやっていて、

「なぜ?」と聞いてみますと、

スプリングスーツの腰回りのもったりとしたのが嫌なようで、

それを受けてやってみたが、

ウエットのモモ部がトランクスよりも長かったので、

引っかかってしまったり、

折り曲げると、

分厚くなるのでテイクオフの精度が下がったりしていた。

そんな近代の秘密兵器です。

【秘密その3】

こちらはスプリングではなく、

純正Z1サーフジャケットだが、

私たちお得意の秘密は、

腰脇に付けられたボタン。

これはNAKISURFハギウダのアイディアで、

「ジッパーを開けているときに、テイクオフの際にウエットを手で踏んでしまう」

そんなことを解消するべく、

開かれた裾をまとめることができる優れものです!

これらのZ1サーフスーツ夏編は、

NAKISURFページに掲載前ですが、

メールなどでお問い合わせくだされば、

価格、納期等をお知らせいたします。

どうぞよろしくお願いします。

shop@nakisurf.com

【お知らせ&秘密4】

「行きたかったけど、まだ行けていない」

「難解です」

「行けたことがありません」

秘密基地風の新NAKISURFは、

来店がむずかしいと、評判悪く、

こんな感想ばかりが聞こえてきます。

そこで地図完全版を作ってみました。

まずは概要。

海から来るルートを赤線で。

一宮駅からは、一宮町役場前通りが便利です。

(徒歩8分)

こんな俯瞰図。

拡大すると、

こんな位置の民家風です。

(大変恐縮ですが、駐車場は限りがあります。

スタッフたちが誘導しますので、どうぞお声がけください)

千葉県長生郡一宮町一ノ宮9355-10

TEL 0475-36-3883

どうぞよろしくお願いします!

【お知らせ2】

ちなみに5月6日(日)は、

ウエットスーツ界の奇跡、

石井博士によるNAKISURFワークショップ、

ウエットスーツ編が開催されます!

10AM-15PM

ワークショップ内容は、

「ウエットスーツ内部に発生した簡単な”ワレ”の修理の仕方」

「修理お預かりします」

「冬用スーツの保管の仕方」

「石井博士による世界一の採寸のイロハ」

「ウエットスーツQ&A」

となっております。

こちらもNAKISURFにどうぞ!

【お知らせ3】

いよいよ明日となりました!

5月3日、4日(祝木、祝金)、

(両日11時より16時まで)

聖式カットでおなじみの、

聖式カルちゃん本人によるヘアカットイベントがNAKISURFで実施されます。

つまりヘア・カリフォルニア千葉です!

[提供RVCA]

その出張代金は、

このカルちゃんが持っている

タイラー・ウォーレンがデザインしたヘアカリフォルニア・ステッカーセットと、

キャッチサーフステッカー、

そしてNAKISURFステッカーパックを3500円で購入していただきまして、

聖式ヘアカットという流れです。

要はこれらの激レアステッカーパックがヘアカット代となります。

ぜひこのGW記念にヘアカリフォルニアと、

NAKISURFが鋭意主催するワークショップをご利用ください!

要予約です〜!

shop@nakisurf.com までお知らせください。

こちらがムービーです。

【お知らせ4】

さて、こちらはこのHair California翌日、

土曜日(5日)は、Seeaのイベントです!

ここでは、

Seeaの創始から携わる弊社高橋あすかが、

みなさんのご質問、

例えばモデル内で存在するサイズの差異や採寸等のご質問、

そしてSeeaの魅力、

彼女が感じるサーフィンの魅力についてたっぷりと聞くチャンスです。

5月5日はNAKISURF千葉にどうぞお越しください!

LS Cleo One Piece Aiso

LS Palomar Rashguard Sumi
LS Georgia Bikini Bottom Sumi

LS Lido One Piece Fiori (C-Skin)

LS Kiki One Piece Fiori

LS Kiki One Piece Fiori

LS Umi Surf Suit Midori

LS Avila Surf Suit Bamboo

LS Avila Surf Suit Bamboo
LS Lido One Piece Fiori (C-Skin)

タキビシ夕陽と、聖式カットのラカちゃんは大人気のダブルレインボー?_(1610文字)

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内陸側。

Ichinomiya, Chiba

.

タキビシが来ると燃えるような夕陽が出て、

さらにはラカちゃんが来たのでダブルレインボーが出たGW後半の初日です。

なんだか良いことがありそうです。

さてさて、

ヘアカリフォルニアxNAKISURF千葉のワークショップは、

大盛況をいただいております。

本日も鋭意開催しておりますので、

どうぞNAKISURF千葉までお越しください〜!

NAKISURF千葉上総一宮

Saint Karu on The Pink Champagne on Ice 7’0″

.

その聖式カルちゃんは、

カット後、そしてカット前の早朝サーフに明け暮れていて、

「湘南はこの風だと超ジャンクですから良かったです」

そんなまっすぐな感想をいただいた。

Takiro on Alex Knost X Barry McGee Bonzer

.

瀧朗 on Fire!

Naki on Catch Surf X Barry McGee 7’0″

.

南東うねりなので、

入りこんで来るレフトが良かった。

Nacky on Catch Surf Odysea Plank 8’0″

.

ジェフリーズが激混みだったので、

私たちは、

「向こう」と「タキビシ」の間くらいでサーフしました。

RACA on Catch Surf Odysea Skipper Fish 6’6″

.

「最近、全くサーフしていなかったです」

そう言うラカちゃん(ラッコ、旧名鯖一郎)は、

一本目からバレルをゲットして、

これを見た聖式カルちゃんは、

「ラカちゃんは波乗りしないで上達できる人なんですね」

「ビリヤードとか卓球は上手だったよ」

「なるほど、クロストレーニングなんですかね」

「大新の冷やし中華効果かなぁ」

「それも一理ありますね」

こんなブレイク俯瞰図。

広々としたサーフはインポッシブル以北がいいです。

(現在の地形は干潮限定です)

ヘア・カリフォルニア千葉出張所にやってきたツナくん。

聖式カットがよくお似合いです!

みんなサバ手だ。

なんと、

京都から橘の旦那がやってきて、

スキッパーフィッシュの宴となった。

「やっぱりフィッシュだからカルパッチョですかね」

「イタリアン・ドレッシングと韓国風で」

そんな声が聞こえてきた。

でも海上がりの旦那は疲労困憊のご様子でこんな会話となった。

「自分はラッコ属なので、疲れやすいです」(橘旦那)

「ラカちゃんは疲れないですよ」(聖式)

「あいつは属長だからそうだけど、一般ラッコは疲れるんだよ」(瀧朗)

「ツナくんはどう思うの?」(私)

「いえ、疲れてもラッコがいいなと思ってしまいました」(ツナくん)

「あいつは大人気だな」(瀧朗)

「飛ぶ鳥を落とす勢いと言っていました」(聖式)

「誰が言っているんだよ」(瀧朗)

「えーとですね。8ホテルのメンバーです」(聖式)

「そうなの?小ウソはだめだよ。カワウソはいいけど」(瀧朗)

「京都でもラカちゃんのサインをもらってくるようにとお願いされています」(橘旦那)

「ツナくんさ、あいつの代わりに(サインを)してあげてよ」(瀧朗)

「はい、いや、あの、自分はまだラッコではないのでできません」(ツナくん)

「どうしてこんなに人気になっているのかわからないよ」(瀧朗)

「サンリオのキャラクターになるかもとも噂されていました」(聖式)

「世の中おかしくなってますね」(瀧朗)

「俺はそのキャラクターグッズ欲しいかも」(私)

「”私のラカちゃん”というらしいです」(聖式)

「本当に!?」(私)

「ぼ、ぼくそれ出たら買います」(ツナくん)

「またこんな話をしていると、ナキさんがブログに書いちゃうからさ、止めようよ」(瀧朗)

Photo by Super Takibishi Yasu

.

ということで、

そのラカちゃんがJR上総一宮駅に到着した瞬間を置いて、

今日のポストを終えます。(続く)

それではHappy Surfing!!

『特大号ゴールデンウィークスペシャル』NAKISURFキャッチサーフ祭り!_(2754文字)

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Hair California x Nakisurf Chiba

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GWにおめでとう!

あ、でももうすぐ終わってしまいます。

NAKISURFでは、

私のハッピーサーフパーティ

ヘアカリフォルニア開催

Seea x NAKISURF ワークショップ

これからウエットスーツの権威である石井さんを招いて、

ウエットスーツ・ワークショップ@NAKISURFを開催します。

ただ、秘密基地(民家)の新NAKISURFは、

来店がむずかしいと評判悪いので、

完全版の地図を作ってみました。

まずは概要。

海から来るルートを赤線で。

一宮駅からは、一宮町役場前通りが便利です。

(徒歩8分)

こんな俯瞰図。

拡大すると、

この位置にある民家風のがNAKISURFです。

(大変恐縮ですが、駐車場は限りがあります。

スタッフたちが誘導しますので、どうぞお声がけください)

千葉県長生郡一宮町一ノ宮9355-10

TEL 0475-36-3883

ワークショップ内容は、

「ウエットスーツ内部に発生した簡単な”ワレ”の修理の仕方」

「修理お預かりします」

「冬用スーツの保管の仕方」

「石井博士による世界一の採寸のイロハ」

「ウエットスーツQ&A」

となっております。

昨日は子どもの日でした。

なので、海には子どもたちがたくさんいました。

太郎、次郎、ラプンツェル、ケントが見えます。

昨日ブログの主人公、ラッコのラカちゃんと、

スーパータキビシヤスとラプンツェル・ルリもいまして、

タキビシの強制フィンレス仕様に

NAKISURFファミリーが息を飲んでいたのが印象的だった。

タキビシのスライディングブギ。

彼のボードコントロールの巧みさは、

世界レベルだと言い切れる。

ラカちゃんの周りには、

いつも笑顔の花が咲く。

左からシギーG、ラカちゃん、ツナくん。

ツナくんの「たんていです。」のブームが来ていて、

「僕たちの流行語大賞を狙えます」

とは前出のタキビシ。

NAKISURF千葉のナカガワとハギウダ。

ふたりは本当に仲が良すぎて、

乗る波まで一緒なのもすごい。

こうして一緒に乗っていってくれるのは、

とてもエコノミカルだとも言える。

私も聖式カットを施していただきました!

最高です!

カルちゃん、ありがとう〜!

こちらはスペシャルゲストのラカちゃんとカルちゃんを迎えたメンバー。

左からツナくん、河合さん(ウナクネ心友会会長)、

市原マーちゃん(ウナクネドー)。

なんと!

きんちゃん父娘(ラカ手)ご一行までもやってきてくれました!

そして永遠トリオのまさるさん、郁夫さん。

瀧朗一家。

左からタチバナノダンナ(橘旦那)、スーパードライ瀧朗、

聖式カルちゃん、ラカちゃん(旧名鯖一郎、サバ、ラッコ)、

そして前出のラプンツェル姫とスーパータキビシヤス。

聖式カット中に東京Brineのオゴちゃんより表敬訪問があった。

少し迷惑そうなカルちゃん。

オゴちゃんは、

ビートたけしさんの演じる鬼瓦権蔵の

モデルなんだよと、昔に聞いたことがある。

瀧朗の午後。

スーパードライの余韻。

昨日はSeeaイベントでした!

女性が集まってそれは華やかでした。

河合さん on DFWプランク7フィート・フィンレス。

ジェフリーズのインサイドレフトがとても良い。

ここは今まで私たちは、

「たんていレフト」と言っていたけど、

「アラモアナに似ていないか?」

となり、

アラモアナというブレイク名に変更となった。

前出のナカガワのヘッドディップは、

一昨日のラカちゃんのバレルを受けたもので、

これはアラモアナレフト。

アウトサイドでブレイクするのはジェフリーズとややこしい。

ならば私もと、

スキッパーフィッシュ66でこんな張りつき加減。

ライトのパーフェクション。

6フィートモデルでも。

キャッチサーフは柔らかいのが最大の長所。

以前はこんな小波でバレルのマネごとをしていると、

怪我をしやすかった。

だが、もうそんなことはなく、

こうなると新時代到来の感がある。

技のデパートとされるいすみ河口のケイスケくんは、

「超マジックボードですこれ」

というキャッチサーフ・プランク6フィートで、

アラモアナの美しいフェイスをうんならかしていた。

こんな波質のアラモアナ。

ハワイサウスショアにある本家波にそっくり。

それはすばらしい波でございます。

しかもインサイドは無人。

(激混雑を形成するほぼ全てのサーファーは、沖で波を待っていた)

ケイスケくんはMVP&たんていです。

私と同じ66の川田さん。

ハギウダとナカガワの仲良し二人。

最新ギアの6フィートスキッパーフィッシュのマーちゃん。

夕陽頃、

私は7フィートのログ(トライフィン)で、

そのパーフェクト斜面を滑った。

7フィートのNATIONシャンパンのツナくん。

「レイルの入れ方がつかめてきました」

そんなナッキーは66での高速ダウンザライン。

ハギウダと茨城松本さん。

河合さんとナカガワ。

日没後にティナも登場。

昼間の写真が出てきた。

私6フィート、瀧朗8フィート。

サバ手の応酬。

聖式カルちゃんは、

バリー・マッギーDFW7フィートをフィンレスで。

インサイドは小さいけど、

こんなに良い波。

仲良し二人組に割り込む会長。

マーちゃんのタキビシ音頭、

じゃなかったファンタジースライド。

ツナくんが、

「あ、この波ローワートレッスルズにそっくりですね」

そんな感想をエックス波に際し述べていた。

スーパードライ瀧朗は、

どのボードに乗っても上手で、

このようにストールさせながらもラカちゃんのボーリングポーズをとっていた。

ハギウダの高速スピン。

5’6″スキッパーフィッシュ。

 

完璧です。

ラカちゃんの爛漫ニーライド。

バリー・マッギーDFW7フィート・ミニマルフィン。

「た、たんていです。」

なぜカギ括弧内に句点○が入るのかというと、

それは「たんていです。」

という独立した言葉であるから。

こちらは疲れやすいと評判のラッコ属、

タチバナノダンナのマボロシサブマリン。

まずはテイクオフしまして、

彼が住む京都の二条城を思い浮かべた。

伏見稲荷大社。

清水寺。

ここでサブマリン。

新撰組。

旦那の力は百万馬力。

金閣寺。

えい!

三十三間堂(蓮華王院)。

ダンナはメイクして自分でもびっくり!

南禅寺。

私とラカちゃんの後ろでサバ手をしているのが、

そのタチバナ・ノ・ダンナ。

すばらしいタキビナイトでしたね!

Photo by Super Takibishi Yasu

.

キャッチサーフ祭りでしたが、

聖式カットのツナくんは、

NATIONシャンパンでサーフしていた。

さすが意表を突いてきます。

たんていです。

こんな田園風景で陽が暮れて、

明日から平日となってしまうようです。

GWさようなら。

平成最後のゴールデンウィークは、

仲間と一緒でそれは楽しいものでした!

いつまでもハッピーサーフィン!!

後膝の重要性_SX7llの詳細_友人たちの最近_(1331文字)

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Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

.

【報告】

最近わかったこと。

足裏だけでなく、

こうして、後ろ足の膝を付けると、

通常のスタンスより倍は安定するということ。

Nakagawa                                                      Hagiuda                                                           Myself

at Ichinomiya Jeffrey’s

.

こんにちは、

ようやくものすごい低気圧が抜けましたね。

しかも寒かった。

3月下旬の平均気温だという。

さらには、

5月に15度を下回る日が2日間連続となるのは、

じつに25年ぶりだということと、

カリフォルニアにも季節の南うねりが全く届かないと、

冬から続く異常気象がまだ続いている。

この冬はハワイでさえも小波が多かった不思議。

さて、今日はNAKISURF千葉のワンデーサーフトリップの日。

これから勝浦、または南房総方面まで足を伸ばしてきます。

波はあるかなぁ。

これは先日、

ウエットスーツ博士の石井さんにNAKISURFまでお越しいただいて、

ワークショップをした際に、

現在のZ1スーツ全てのアップデートをしていただいた。

素材や縫製はもちろん、

ジッパーの幅までこだわり抜いたサーフスーツをデザインし、

それを形にしていきます。

どうぞこれからもZ1サーフスーツをよろしくお願いします。

こちらSX7 ll

エスエックス・セブン・ツーと発音する早口言葉系。

7’0″ x 20″ x 2-5/8″

できる限るノーズを食い込ませて、

胸の下からボードを浮かすことができるように、

より早いテイクオフ、

プレーニングを得るために分厚いイーグルノーズを採用。

非対称のアウトラインに、

カーブステップボトムとストレイトチャンネルの融合。

なぜ非対称を選ぶかといいますと、

「レイル、つまりサーフボードは片側だけ波側に入る」

という波乗り特有の特性からなんです。

カカトで操作する側、

つま先で操作する側。

こうして造型が極まっていく。

ブラックを基調に、

ドリームレイバンというタイトルで書いたのがこのドリームバード。

アート完成しました!

これに重い6オンスグラスを2枚デッキに巻き付け、

さらには分厚いホットコートで比重を出し、

オフショア、オンショア、しかも強いものまでと、

小波、大波のバリエーションまでを網羅できる。

才女ダニエラのインスタグラムポストを見ていたら、

フィッシュゴッドことジャスティン・アダムスが、

ビールを文字通り喉で味わっていた。

ラッコ属のタチバナノダンナが、

カルパッチョサラダをさらさらっと作ったところ。

京都の料理の鉄人(本当)は、

出来合いの刺身に包丁を入れて、

オリーブオイルと酢を乳化させるべく、

フォークでドレッシングを長時間攪拌していた。

弘法筆を選ばずということもまた知った。

Hagiuda on Tyler Warren’s Funtion Hull 6’8″

.

それでは今日もSurf Happyでありますように。

 

NAKISURF千葉スタッフ恒例デイトリップ@元マルイプロ会場序章_(2178文字)

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こんにちは、

昨日は低気圧通過、

そして北西風予報&うねりの高さが2〜3mという波予想で、

さらには平日だったので、

不定期に実施しているNAKISURFスタッフサーフデイとしまして、

夜明け前に太東岬に集合して、南房総を目指しました。

まずは最初の波チェック場所に到着すると、

すごく良い波で、

こうして朝陽と御波を拝んでiPhoneをパシャリ。

「ここは昔マルイプロがやっていたんだよ」

そんな昔話で思い出していくこと多数。

徳田くんだったり、ノエル。

ストリーマーカフェ、ジョーイ・ジャンキンス、

ニッキー・ウッドにトム・キャロル。

私が初来日のブラッド・ガーラックをアテンドしたり、

トム・カレンやマーチン・ポッターのことが走馬燈のように廻っていた。

ここにマンションもなかった。

こんなに立派な駐車場もなかった。

デニーズもセブンイレブンもなかった。

そんな時代のことを思い出していく。

何も変わらない波群。

昔のままだと回想した瞬間に、この波に再び乗りたくなった。

「せっかくこんなに良い波だから南房総は次の機会にしよう」

ということになり、

「よし、いくぞ」

「いこう、いこう」

という夢枕獏さんの『陰陽師』風に全員の文体と眉毛がそうなり、

マルイプロ波を目指した。

昨日は低気圧が通過したてのホカホカで、

いつもより水が詰まって重厚だった波。

理由はその速い移動速度によるものだと思う。

ショアブレイクなどは、

軽量仕様のPUボードをリップとボトムの間に入れたら、

ポッキリか、バキとなるかはわからないが、

ノーズとテールが生き別れになるほどパワフルだった。

Hagi on Tyler Warren’s Dream Fish

.

タイちゃんのドリームフィッシュに乗ったハギウダ。

彼のドリームウエーブがここでつかめたことだろう。

Nakagawa on Canvas’s Bliss Fish

.

フィッシュ好きのふたりは、

それぞれタイラー・ウォーレン謹製と、

キャンバス社の入魂フィッシュをそれぞれ浮かべ、

違うのは、危険な波質なので、

いつものように二人で一緒に波に乗ることはなかった。

Nakagawa on Tyler Warren’s Dream Fish

.

これはナカガワがドリームフィッシュに乗っている。

ピンぼけで詳細はつかみづらいが、

たまにはこのくらいベールに包まれていた方がいい。

ナカガワはいつもパワフルな波になると、

そのサーファーとしての魅力を発揮するようだ。

Nacky on Catch Surf’s Skipper Fish 6’6″

.

全員の撮影をしてくれていたナッキー。

セッション後半はカメラをボードに替えて、

垂直に切り立った斜面にこのようにレイルをかけていた。

コスタリカで鍛えたニジュウマル。

けれど、

まだサーフィン歴2年未満の初級者です。

「インサイドはね、危険だから必ず手前でキックアウトすること」

そんな重要な注意事項があったが、

速度が付きすぎてしまったようで、

止められずに水深20cm程度の岩盤+砂層に。

結果はご想像にお任せするが、下手をすると危険である。

Nation’s The Pink Champagne on Ice 6’0″

.

私はショアブレイク好きで知られている。

叩きつけられるのを瞬時に回避していくスリルは、

墜落寸前の単発機などを操舵しているかのように感じる。

けれど、

昨日はこうして化け物みたいなショアブレイクから逃げてくると、

こうして泡の段があり、

その泡段を越えた瞬間にフィンがボトムに付いたので、

飛び降りて走って九死に一生。

骨折等が瞬時に獲得できるほど危険な地形。

けれど、

せっかく出現しているショアブレイクでの青春根性スリル編を止めたくもなく、

このままではボードか自分を壊してしまうと判断しつつ、

例のキャッチサーフを持ち出すと、

一本目からハワイのような波に乗り、大マンライ祭となった。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″

Special Fin Set-up

.

いわゆるゴーインオフで、

こんな良い波に乗れるとは夢にも思っていなかった。

この波のキックアウト後、しばし呆然としてしまった。

結局ボードを三回替えて、

もっともっとサーフ話があるのだが、

続きはまた明日ということでお許しください。

夜明けから5時間後、

少々オンショアになったが、

波はめちゃくちゃ良く、しかもガラ空き。

サイズがあると、みんな違うブレイクに行くという、

いつもの例のことのようだった。

帰りはワンちゃんが大好きな大原漁港でランチ。

ハギウダ&ナカガワはペアルックで同じ大盛り+刺身定食を。

ここはNALU誌のテラさんの息がかかった御店であります。

ヤングな私はイワシ天ぷら定食を。

魚のアラで焚いた吸い物に船頭の意地を感じていると、

目の前にあったのは、

銚子のグレイトサーファー&前田くんのチームライダーかつ、

私は彼のことを20年以上も知っている伊東秀悟くんからの美しい蘭。

まるで笑うように咲いていて、

その花弁と、

今日の波斜面に咲いた陽光の明滅がチリチラと、

重なるように感じさせられた不思議な縁の波と食べ物。

すばらしい波の日。

忘れられない波のこと。

Happy Surfing!!

NAKISURF千葉スタッフ恒例デイトリップ@元マルイプロ会場第二章_(1755文字)

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(昨日からの続きです)

NAKISURF千葉恒例の、

正式名称を

『波良し日&平日限定、スタッフたちとデイトリップ』は、

勝浦市部原海岸で、

1980年代にあったマルイプロ会場で、

同波に乗るということになった。

Nakagawa on Canvas Bliss Fish

.

最初は「部原あまりやらないんで」という二人は、

少し遠慮気味に波に乗っていたが、

何本か乗ると、

その波質に馴染んで、

ライン設定の硬さが取れていくのがよくわかった。

Hagiuda on Tyler Warren’s Dream Fish

.

ハギウダお得意の大きなラウンドハウスカットバック。

体重を見事に乗せて、

フィッシュならではのラインを美しい波に描いていた。

たった一瞬のことだが、永遠になった瞬間で、

そうなると、私たちを取り巻く全ての事象は、

メビウスの輪のように表裏一体でつながっているのだと、

安倍晴明のような気持ちでシャッターを押した。

私はメインピークより左、

つまり北側のセットが流れてくるのを狙っていて、

その願いが現実となると、

こんな波に乗れた。

駐車場で偶然隣会わせた酒々井からのグレイトサーファーは、

このブログの読者なのだそうで、

それならば「この新しい世界へようこそ」

そんな前振りでスキッパーフィッシュ+ボンザーフィンをお渡しすると、

まさに夢波を得ていた。

そして私たちは仲良くなり、

サーフィンが繋ぐ大きな輪のようなものを感じた日でもありました。

私には珍しい6フィートのPUシングル。

このNATIONシャンパンに乗るのは、

トライフィン全盛のマルイプロで成しえなかった、

いや知るよしもなかったグライドフィーリングを感じたかったからに他ならない。

こちらは長いラインと、

その「ものすごい」と形容できるほどの滑走速度のサーファーがいた。

後で聞いてみると、

なんとタイラー・ウォーレンのドリームフィッシュだという。

サーフボードというのは不思議で、

味も速度も全て関与してくるのだと再確認させられた日でもありました。

「パワフルな波になると、本領を発揮するナカガワ」

昨日もそう書いたが、

やはりそれも的確な位置を滑らせてくるという基本あってのものだと、

この写真を見て知らされた。

ショアブレイク好きの私と、

これも昨日も書いたが、

だけれど、ショアブレイクは常に違う表情と、

怖ろしさで私に迫ってくるのだった。

そうちくま文庫のSFシリーズのように書いてしまうのは、

今読んでいる本がそうだからに違いない。

後半グレイトサーファーも入ってきて、

彼もまた私と同様にショアブレイクが好きなようであった。

こうして見ると、

やはり世界レベルの波だということと、

「日本のグレイトサーファーもまた世界レベルにある」

ということを知った元丸井プロ会場でした。

これ以上ないほどの完璧な位置にヒッティングさせて、

ノーズを前に落とし、

着水の瞬間にテイル加重を極め、

そのまま「ローララー!」と、

ロールパンナちゃん(アンパンマン©やなせたかし先生)

の決め技のようにランディングするのは、

やはり快感以上、

昇天以下という気持ちを私たちにもたらせるのだろう。

また有名な格言の

「挑戦なくては成功もしない」

ということを教えてくれたローララ・ロールインでありました。

日本のサーファーは、世界に羽ばたいて、

大谷翔平くんのように笑顔で大活躍していただきたい。

この日の勝浦湾。

美しいミッドレングス&ログ波がブレイクしていた。

帰りは、

ダライ・ラカ39世(巻末リンク参照)の故郷である大原ガッツに行き、

このノアのスタチューと記念撮影。

本当に子どものときのノアに似てます。

ここでは低温熟成とんかつ弁当が、

別盛りの味噌汁付きで339円で売られていて、

「338円にすればサンサバだったのに惜しい」

と私たちにしかわからないことが話題となっていた。

もうビックリマンではなく、

こちらもAKBが席巻していて、

そんなことにも驚かされたガッツでした。

明日は続きとなるのだが、

金曜日の千葉一宮が良すぎて、

そんなことも書こうと思いつつ、

この項は一度ここで終了します。

Happy Surfing!!

【おまけ】

グレイトサーファーの太郎くんこと、

ダライ・ラカ39世は弟二郎くんと共にここに登場します!

二郎のハッピーサーフィン日記『ゴールデンウィーク』_(2132文字)

【鋭意号】さまざまな波_桜新町カルディ&ハガレ_(2150文字)

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Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’0″ Special Fins

at the Chiba Ala Moana

.

最近わかったのは、

世の中じつにさまざまな波があるということ。

極端に言えば、

同じスポットでも

うねりの高さ

うねりの強さ

うねりの角度

という波三要素に加え、

ブレイクに深浅を形成する潮加減

風向

風力

という大気状況が波質に大きく影響し、

さらには、

海底の地形

流れ

という概念まであり、

さらにさらには、

海面、つまり乗る波に大きく影響する岬や堤防からの跳ね返り、

逆に弓状海岸に見られるはねかえりを吸収すること、

陸からの戻り波(バックウォッシュ)があるのだから、

そこに波が崩れる場所が変わるとなると、

波は無限に変化していく。

Hagi on Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro

6’0″ Special Fins

.

キャッチサーフは、

跳ねるようにボードがしなる。

これを上手に使えるようになると、

信じられないほどの速度が出るのです。

その感覚はスタンスから、

つまり両足から知ることになるけど、

こうして膝を落として、

サーフボードと一体になると、

サーフボードの挙動全てが感じられる。

さて、

私がこうしてサーフ画像の下にサーフボードの種類を英語で書くのは、

じつはこのブログを世界で読んでいる人がいて、

私たちがどんなボードを乗って、

サーフしているのかを知らせています。

このサイズの波は、こんなボードに乗っています。

そんなことです。

メールで、しかも英語で、

「分厚い、6フィート6インチを乗っているのですね」

そんな質問にも似たメールを受け取ったので、

「この浮力によって、多くの波でテイクオフできる機会を増やしました」

そう返信しました。

子どもにも読んでもらえるような内容にもしているのですよ。

Nakagawa on Canvas Bliss Fish

.

大きなハーフムーンフィンを起点、

いや軸としてターンを繰り出しているナカガワ。

彼(たち)はフィッシュ教というほど、

フィッシュボードを信奉している。

なので、そんな自信というか、

愉しさと夢が詰まったカットバックを見るのはうれしい。

STY (Super Takibishi Yasu) on Catch Surf Odysea® Log

6’0″ Custom “MUST BE FINLESS®”

.

これはジェフリーズ横にある、

タキビシ(ピーク)でのタキビシ。

彼がここのブレイク名の由来となったのは、

まだこのジェフリーズに誰も来ない時代に、

さらに向こう側のピークに陣取っていたからに他ならない。

波のサイズが上がると、

タキビシは、躊躇なく、

解き放った心を斜面にぶつけていく。

それも全方向で自身を滑落に向けて放っていくのを見ると、

それはまるでロックンロールだと感じ、スカッとしてくる。

彼にその気持ちを聞いてみると、

「生死を超えた世界を目指しているのです」

そんなことになっていた。

波乗りも究めると、

こういう感覚になるのがよくわかる。

波乗りは偉大だ。

ということで、

南伊豆まで来ました。

千葉からはるばる6時間の車旅。

詳しくは明日より。

[おまけ]

カルディ好きとして、

行きたかったストアがあって、

それは桜新町店。

2階展開で商品数が多い店舗として知られつつ、

ここはサザエさんの町であるという。

料理好きのマスオさんになりきって買いものしました。

このワサビ絶品です。

オススメの大波。

無添加の柚子胡椒。

とすると、

有名なのは添加物が入っていたのね、

と、サザエさん文体で知ったプライスタグ。

(添加物はやる気を削ぐとされています)

先日このすし酢で、

ポキボウルを作ったらそのおいしさに悶絶しました。

このカルディの三階に、

味とコンセプト、

そしてお値段が大好きな『ハガレ』があったので、

無論入店しました。

グラスワインが三種、

各300円という値段設定に震えます。

サジスタンドのなみなみスパークリング以来の衝撃です。

(巻末にリンクあります)

『ハガレ』のコンセプトは、

社会に問いていることでもあると聞きました。

こうして輸送時にラベルがハガレてしまったり、

破れてしまったものが販売できないのはおかしい。

味は同じなのに、どうして?

そんな意味合いだと抄訳して理解しました。

そのハガレた食材から完成するのは、

ハガレていようがいまいが美味です。

ご贈答用ならあれかもですが、

家庭使いにはあまり気にされないのも、

ご自身が楽しく幸せに暮らすヒントなのかなと思いました。

ちなみに私はその日食べるものでしたら、

お店の消費期限が近いものを購入して、

微力ながら食品ロスを抑えるようにしています。

(パンは焼きたてが好きです)

もっちり&うっとりのマルゲリータピザに、

サザエさんも微笑んだことだろう。

[お知らせ]

私は8ホテルで食レポートの連載しています。

前出のサジスタンドの話はここにございます。

Happy Life and Happy Surfing!!

https://ameblo.jp/8hotel-foodie/entry-12347616038.html


“Forest Jam Vol.69″光風くんの巻_なつかし味の調理パン_日本初!太東でスペシャルイベント『ワールドソフトボードJAM』がもうすぐ開始です!_(1500文字)

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Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″ Finless

.

南伊豆、南下田の日々を終えて千葉に戻りました!

チーバくんが輝いています。

到着後は、

楽しみにしていた中滝(いすみ市)の”Forest Jam Vol.69″に行った。

 

週末だけオープンしている名店チャナリーフのいろいろ。

オリーブフライが逸品でした。

昨夜は、この光風さん。

本当本気ですごかった。

”Cool Wise Man”のトランペット奏者であり、

”光風 & Green Massive”のヴォーカル&ギターのお一人なのだが、

今回のフォレストジャムはソロ出演。

ガットギター1本とハーモニカで、すばらしい唄と音を味わった夜。

こちらが迎さん。

フォレストジャムの首謀者であり、

こんな光風くんを出演させてしまったり、

はたまたミキサーをしていたり、

さらには屋台作家として、

NAKISURF千葉の改装を請け負ってくれたりと、

少し昔流に表現するのなら多流スーパーマンである。

昨日までいた伊豆南下田吉佐美の波は、

もうすでに夏のようであって、

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

.

あちらでは

『美しい海で遊ぶ』という、

楽しさの原点を味わった。

ラカちゃんもやってきて、

その美しい波の斜面を滑りながらほっぺたをふくらませていた。

この波の前にある家にいつもいるノラ猫。

伊豆フラッフィーと名付けたが、

人なつっこいのと、

首輪などしていなかったので、

いったいいくつの名前があるのだろうか。

帰り路は国道135号線、

そして西湘バイパスを抜けて134号線で北上を続けた。

鉄砲通りを抜けつつ、

国道一号線に入ろうと清月の前を通ったら、

なんと開いていた。

「なんと」という表現をしたのは、

ここ数年、幾度もこの調理パンが食べたくなり、

前を通ったのだが、

常にシャッターが閉まっていて、

清月のおばあちゃんは元気なのだろうか?

なつかしのミートドッグはもう食べられなくなったのだ。

時代は変わる。

平成も30年になって、

昭和で生きてきた私たちは、

またひとつ大事なものを失ったとまで感じていた。

「そうか!朝だけ開いていたのか!」

そう納得して店内に入ると、

ラインナップも昔のままの展開で拡がっていた。

清月のおばあちゃんも元気です。

60周年になるのですね。

トマトサンド

タマゴサンド

ミートドッグ

マカロニドッグ

コロッケドッグを購入し、

すばらしいドライブとなって千葉を目指した。

学食で食べた10時20分の味でもありました。

さらにおどろいたのが、

戸塚警察署付近の名店『カミカゼ』が、

朝8時だというのに開店していた。

ここは昼時だけオープンし、

その旨さに寄せられた客が常にやってくる店として、

国道一号線下り運転手たちに広く知られているが、

朝から営業しているのはすごい。

このことについて想像してみると、

不思議天才店主のヒネリが、

「普通の時間に開けると行列がすごいからね、

アットランダムな時間に開店してみようかと」

そんな声が聞こえてくるようだった。

焦ネギ塩ラーメン、

または塩ラーメンがオススメのようです。

【お知らせ】

これから太東海岸で、

オッシュマンズさん主催のJPSAイベント

“スタイルマスターズ”があり、

その中のスペシャルヒートに招待選手としてクレジットされています。

11時集合、

12時20分にヒートがスタートするというのでこれから向かいます!

それではすばらしい土曜日を!

快晴ですが、北風が強く、

春先のような寒くも美しい日です。

Happy Surfing!!

御宿でファミリーサーフ_タイラー・ウォーレンBフィッシュ_千葉波が(なぜか)上がってきました!_(1089文字)

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第1回WSBL改め

WSBJAMジャパンラウンド2018.第一戦が大盛況で終宴した。

サーフしたのが岸から遠く、

ジャッジスタンドから全く見えなかったそうで、

優勝者をうやむやにするか、

出場者全員で分けるかの選択に迫られている。

コンテストディレクターのかつ禅師が、

コンテストMCの堀内尚子さんと相談していた。

私が持っているのは、

ラッコステッカーがついたサーフワックス。

イベント終了後は、

アーティストの道さんが娘リタちゃんと、

三上さんとでファミリーサーフすることになり、

折からの北東風だったので、

風をかわす御宿岩和田海岸に行くとこれが大正解。

膝程度のパーフェクトブレイクがあり、

ここでハッピーサーフしました。

こんな概要。

ちなみに三上さんがバリー・マッギーDFW7

リタちゃんがスキッパーフィッシュ6

道さんがスキッパーフィッシュ66

私がTWビュレットフィッシュとプランク7

父娘でのデュアルライド。

父親としては忘れられない瞬間だろう。

じつのところ父親側としては、

娘が喜ぶと思いがちだが、

こういうのは父の方がうれしいものだ。

フィンレスをマスターしつつあるツナくん。

スピンに目が行きがちだが、

こうしてレイルを波に切り込ませるのが達人の証。

ティナの行為、

所作、意志による身心の活動、意志による身心の滑走。

私はこの膝波をフィッシュで乗りたくなり、

タイちゃん(タイラー・ウォーレン謹製)ビュレットフィッシュ5’8″を選択した。

Z1ウエットスーツはWSBJAMから着替えておらず、

そのままでやってきました。

この場にいた全員に

「それでは乗れないですよ。浮力が足りません」

口を揃えて言われたが、簡単に乗れてしまった。

巻末のリンクにある二郎くんではないが、

「なんだ簡単だなと思いました」

アミーゴエリアにいたタキビシが来たので、

ここでカメラを置いたが、

友人たちのセッションの模様は後日ここに。

で、この日は昨日も書いた通り、

モバラユー膳で『打ち上げトンカツナイト』となり、

昨日の月曜日はなぜか波がグングンとあがってきて、

お昼時には胸肩となり、

夕方には軽くオーバーヘッドのパーフェクトが、

ジェフリーズ、インポッシブル等に届いた。

Tyler Warren’s Bullet Fish 5’8″

.

今も夜明けから行ってきたけど、

サイズは落としたが、

ほぼ無風のオフショア系で、

潮も良く、

まるでサンディエゴのような波が止まることなくやってきている。

志田でQS6000がやっているが、

あちらの波もすばらしいことだろう。

【巻末リンク】

二郎くんについてはこちらを

二郎のハッピーサーフィン日記『ゴールデンウィーク』_(2132文字)

 

タイラー・ウォーレン謹製ビュレット・フィッシュ・インプレッション_ファミリー&友人サーフ@無人御宿_(2187文字)

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NAKISURFでは、

このタイラー・ウォーレン謹製Bullet Fishのキャンペーンが始まったので、

そのインプレッションを書こうと、さまざまな波に乗ってきました。

Tyler Warren’s Bullet Fish 5’8″

.

これは一宮海岸の海水浴場南。

海水浴場は、

大きなヘッドランドが北にあり、

そして南側の小さな新しい堤防で区切られているエリアだが、

今年は昨年より地形が深い気がする。

つまり波質は下がっていると思う。

けれど、

前回の嵐で少しは砂が付いたので、ここでサーフしてみた。

すると、

波高に較べて押し、つまりパワーが弱いように感じた。

こんな弱い波に強いのもタイラーフィッシュの魅力で、

上の画像は、

レイルセットするだけで最高速を得た瞬間であります。

志田で開催されている

『WSL/QS6000』のノボリがなぜかここに立っている。

もしかすると、ここが第二会場なのだろうか。

フィッシュなのにハイパフォーマンスなのはなぜだろうか?

そう思ってビュレットフィッシュに目を入れていた。

サーフボードとは不思議です。

午後の潮に変わった途端、

「うねりの反応が良くなりました」(タキビシ談)

サイズも上げて、

パワフルなる波質のジェフリーズ。

Ichinomiya Jeffrey’s

.

高速滑走でもしっかりとホールドするのは、

良いボードデザインが具現化すること。

ちょうどそのQS6000で、

出張『Hair California』を開催しているカルちゃんがやってきて、

ジェフリーズで聖式ライド。

彼は、

少し前に”聖式カルちゃん”というニックネームが付けられたが、

一切定着しないのは、

日本が「聖」という言葉をあまり用いないからだろうかと、

昨夜ヨゲさんたちと行った茂原銚子丸で話した内容でもある。

これは御宿の膝波。

ローカルだか駐車場門番に

「ログ程度の浮力がないと乗れませんよ」

そう言われた波だったが、

見積もり通りふわりと軽く乗れて、

フェザータッチのビュレットフィッシュを感じた滑走だった。

この御宿は、

日曜日の午後だというのに、

快晴、オフショア無人で、

でも良く見ると、膝くらいのセット波がやってきていたので、

これはすばらしいと、

友人家族&ウナクネフレンズたちとでサーフした。

ここに写真と一緒にサーフボード等を紹介させていただきます。

Catch Surf Odysea® Plank 8’0″

.

ナッキーは8フィート界で世界最大の浮力を誇るプランク。

この浮力を調べてみると、

8’0″ x 23.0″ x 3.375″で、86リッターもあった。

通常のロングボードだと60リッターちょい程度なので、

灯油ポリタンク18リットル以上の体積差があった。

このあり余るほどの浮力もキャッチサーフの魅力であります。

Catch Surf Odysea® Plank 7’

Takibishi original Custom Fin-less model

.

スーパータキビシヤスは、

いつものカスタムフィンレスで自在にグライドしていた。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

.

小学校4年生のリタちゃん。

膝波だが、

身長140cmの彼女にとっては、

軽く乗れる良い波らしく、

このサーフセッションを最も楽しんでいた一人であろう。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

.

これはリタちゃんのママ、道さん。

長いサーフ歴はほとんどショートボードで過ごしていたそうで、

こうして66(シックスシックス)の渦浮力フィッシュでパドルアウトすると、

いとも簡単に良波をつかんでいた。

ティナは、

9’4″のログでウナクネクロスステップ。

背景に美しい勝浦湾が写っている。

Catch Surf Odysea® x Barry McGee DFW Pro 7’6″

.

週末の常連シギーGもやってきて、

夕方を過ぎて、

真っ暗になるまでレイルフロウを楽しんでいた。

Catch Surf Odysea® Plank 6’0″

.

こちらは茨城ウネクネ支部の松本さん。

オディシーの6フィートプランクでクネっていた。

Catch Surf Odysea® x Barry McGee DFW Pro 7’0″

.

リタちゃんのお父さんの三上さん。

スノーボード業界では、

その名を多く知られるレジェンドであります。

彼もDFWのファンとなった瞬間。

三上さんは、

リタちゃんを押してあげたりと、

すばらしい親子の時間がここに写っている。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″

.

16:38分に到着です!

そうやってサバータイムにやってきたウナクネ市原マーちゃん。

だが、満潮に向かう深さとなり、

砂浜ギリギリのショアブレイクとなってしまったが、

さすがマーちゃん、

Skipper Fish6でフワリと波に乗っていた。

Catch Surf Odysea® Plank 6’

.

ツナくんもマーちゃんに負けじと6フィートプランクを持ち出し、

そのフィンがザリザリと付くほどの水深をツナツナと乗っていた。

キャッチサーフは耐久製が高いので、

こういう使い方ができるのがうれしい。

すばらしい日曜日の午後。

Happy Surfing!!

御宿でファミリーサーフ_タイラー・ウォーレンBフィッシュ_千葉波が(なぜか)上がってきました!_(1089文字)

 

肋骨痛=キャッチサーフにありがとう!_政治的な話題のBBQディナー_プルメリアのグリーンフラッシュ_(1520文字)

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こんにちは、

今日もノースハワイ(カウアイ島)は、

快晴、晴れ、曇、雨、大雨の順の天候。

ある意味、

天気予報は常に的中しているとさえ思える。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

Softsand, North Hawaii

.

コスタリカのパワフル波と、

ここハワイの強力斜面を較べてみようと思い、

NATIONのコネクターをこの大切な旅に持ってきた。

結果は同等で、

やはりこのデザインの優れているところは、

オールラウンダーでありながら、

ハイパフォーマンス性能もあり、

ボンザーぽくもあり、

ミニノーズライダーのようで、

さらにはシングルフィン、

はたまたフィッシュ、

そしてミニシモンズ系の乗り味だと、

その7色変化を感じ、確かめていた。

だが、あまりにもTシャツや裸で波乗りしすぎた結果、

肋骨の下側が強烈に針で刺されたように傷むようになり、

パドリングをするだけで激痛が走るようになってしまった。

でもこれは私にとっていつものことで、

以前医者に診断してもらったら「肋間神経痛」というものであり、

そのときはトリートメントで治そうとしたが、

結局なかなか治らず、ただ時間がかかるものだとわかった。

で、治るわけがないのでキャッチサーフの出番。

あって良かった。

持ってきて良かった!

そーです!

柔らかいボードなので、肋骨は痛まないし、

「あれ?治った?」と感じてしまうほど痛まない。

私はキャッチサーフ信者ではないが、

いや大が付くほどの信者だが、

これでさらに信心は加速するとさえ思えたサーフボード。

昔だったら

「トイボードでシリアスな波に乗る」

ということは考えられなかったが、

この時代で良かった。

トリプルストリンガーにスキッパーフィッシュレイル、

博士ロッカーに、デュラブルスキン。

フィンプレースメントは、

前出のNATIONライアンが設定したもので、

さらには私のチューニング成功例の2+2のツインダブルトレーラーフィン。

やはりキャッチサーフを持ってきて良かったと、

胸をなで下ろすのでありました。

昨日はメモリアルデーの祭日。

この4月、

西湘ハッピービーチにやってきたライアン・グレイブスに招かれ、

彼の住むノースショアまで行くと、

先週から雨が降り続けているようで、

「今日、5分間だけ太陽を見た」

ということが話題になっていた。

なので、「西と南は晴れることも多いよ」

そんなこと、そしてヒッピーコミューン、

さらには、

『原子力発電に使う核物質は、(なんと)

5000年以上経たないと自然回帰しない』

という事実を知った。

それを知って日本国民は、原子力発電所を欲しているのか?

必要としているのか等々、

割とポリティカルな話題となったBBQディナー。

大団円で終了し、

名残惜しんでライアン家を出ると大雨。

予報を見てみると、ノースショアは明日も「大雨」。

とりあえず東側まで行きいつものように野営して、

夜明け頃にやはり(自分で言ったように)南側、

西側なら晴れているかもしれないと、

90分間車を走らせると、

この美しいプルメリア景色を得た。

雨の水滴の下に影があるのだが、

その影の中に映っているのは、

グリーンフラッシュのような緑閃光で、

これが撮れるかどうかやってみたら映っていました。

昨日のゲッコーもそうだが、

どうやらこの島は、虹色の光に包まれているらしい。

ALOHA and Happy Surfing!!

【いつもの巻末リンクx2】

コネクターのいろいろはこちらです↓

NATIONコネクターの誕生への歴史紐解_(1421文字)

ライアン・グレイブスの西湘ハッピービーチ日はこちら↓

(ヘッドラインの画像は手前にラカちゃんをあしらってみました)

【特大号】ウナクネ式ハッピーサーフィンをライアン・グレイブスたちと@西湘ハッピービーチ_(2525文字)

ユウレカ完全版完成!_編集部探訪_オーシャンズ誌_NALU誌_ターザン誌_変わらないもの、変(代)わっていくもの_(2222文字)

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NATION The Connector 6’5″

Softsand South, North Hawaii

.

 

日本に戻り、

また明日から出発するので、

そんないろいろに集中している。

今は時間が欲しい。

さてさて、千葉NAKISURFに戻ると、

エボルブ前田くんが、

秘密のプロジェクトであり、サーフボードでは、

「発見・発明、そして革新的」という言葉をまとう

『Eureka(エウレカ、ユウレカ)』の完成版を持ってきてくれた。

これはファーストモデルなので、

各種のフィン、

そしてそれらの適切な位置をこれから行くバリで検証していく。

かなり込み入ったデザインで、

パネルとパネルの融合や、

その特異なる曲線デザインをまとめあげ、

完全なるサーフボードに仕立てた

前田博士に感謝の意をここで表します。

このユウレカへのフィンの候補は、

NAKISURFオリジナルのスモールとミニマル。

小さなプラスティック破片のナブスター、

ツインもNATIONキールと、

タイラー・ウォーレン・ツインなので、

完全セッティングは何になるのか、

常識を覆すのかどうなるのか?

ということに興奮しながら着目している。

これがシェイプ完成時の写真。

まだ完全にはお見せできないが、

私の培ったコネクションから長年かけて、

それぞれコールにお願いしたり(ファイヤーブレード)、

タイラー、NATION(ランボルギーニ)などがあり、

だが、どうもシェイパーにこちらの意図が伝わらない、

または、そこまでの時間をかけてはもらえなかった、

情熱が伝わらなかった十数年だったが、

やはり前田博士とのディスカッションは見事で、

彼は予想通りやってくれました。

Evolve Maeda Professor

and Eureka

.

テイクオフで前方を限りなく押し込めたり、

レイル水流の延長線を多面化した究極のフィッシュです。

これをシェイプした前田博士に敬意と拍手を。

帰国してすぐに上京し、

まずはカウアイ旅を提案&具現化してくださったE氏と、

担当編集者のK氏と打ち合わせをした。

OCEANS、

24日発売号でこの旅のいろいろがあきらかになります。

どうぞお楽しみに!

表参道。

信号待ちをしているときにインスタグラムを開くと、

カルちゃんが、

最近私たちのあいだで流行している

サバ手とタキビサインのハーフアンドハーフをしていて、

それがタキビシによってポストされていた。

こんな時代が来るとは。。。

明けて、

NALU誌の殿堂入り編集長のテラさんこと寺内さんと、

ハスと薩摩揚げ弁当を食べながら打ち合わせ。

テラさんは、

大自然に囲まれながら編集研鑽されているのである。

今回のNALUコラムでは、

最終のチェックまで見つからずにあった「移す」という誤字が、

「全てをすり抜けてそのまま製本」ということになった。

この誤字探しは。もうすぐ発売のNALUですので、

こちらもどうぞお楽しみに!

今度は銀座、歌舞伎座の裏のマガジンハウスさん。

ここは出版界のメジャーリーグ、

現在大活躍中のショーへーオータニとかぶる。

マガジンハウスさんは、

私が10代の頃からのバイブルPOPEYE誌だったり、

クウネル、ブルータス、ターザン等々の銘タイトルの数々を生み出し、

いまだに輝きを放っている。

こちらではトロちゃんこと、

トロ松くんと編集のH氏、

M氏と一緒に打ち合わせをしました。

ターザン誌のサーフィン特集です。

発売は盛夏です。

どうぞお楽しみに〜!

さて銀座でランチということになった。

竹葉亭。

夏目漱石が、

『吾輩は猫である』内でこのお店のことを書き、

他にも泉鏡花、

林芙美子などの文学作品に登場するここを現代の文豪トロちゃんに紹介したかった。

ただ鰻ではなく、鯛茶漬けをいただいたが、

けれど、

10年ほど前にやってきたときのお米の輝きと味は失われ、

もしかしたら老舗としてやっていくには、

かなり揺らいでいる時期なのかもしれないと、

トイレットペーパーの薄さから察してみた。

良く見ると、ところどころにそんなかけらがあり、

その倹約主義は地価なのか物価なのか、はたまた思想なのか。

「何も変えない」

「何も変わらない」

という原則は途方もないほど大変で、

こんな老舗であってもついにぼやけてきているのだろう。

大陸からの多数の観光客をすり抜けながら、

ぐんぐんと変わっていく銀座を歩いていく。

新橋駅にむかいつつ、

8丁目の創業100年の『月光荘』に行くと、

何も変わらないサービスと、

すばらしい画材の数々があり、

変わらないものがここにあることに安心するのでありました。

有楽町だか、

新橋あたりのガード下にヤマハ・パッソルがあり、

このバイクにとって40年間はどうだったのだろうか?

そんなことを想ってiPhoneを向けた。

千葉に戻り、

エックスでクイックサーフし、

水温上昇を感じ、

さて今日の無事とバタバタをここに終えます。

すばらしい週末をお迎えください!

Happy Surfing!!

【トロちゃんについてのリンク】

都内でいろいろ_【再録】コードネーム「セブンティーン、セブンティーン」の怪物波を撮ること_(5003字)

シークレットでサバ手とマンライ_とっておきのバビグリン_SX7会長機!!_(1260文字)

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Catch Surf Odysea® Skipper Fish x JOB Pro 6’6″ Special Fins

West Canguu (secret)

.

車でしかいけないスポットがあって、

杉本さんたちに連れていっていただいた。

だいたい無人であるという。

車から徒歩5分。

こんなパーフェクトブレイク。

サーファーがひとり入っているが、

これは杉本さん。

日本でもどこでもそうだが、

やはりメインを外れると人はいなくなる。

広々のんびり。

マンライづくしの予感だった。

ただ、ショアブレイク系なので、

ハワイのロッキーレフトそっくりの波質で、

これならノースショアと対等であります。

杉本さんはシングルフィンに乗り、

フルスピードで斜面を走る。

水滸伝内では、

「馬が駆けた」という北方謙三さん流の文体があるが、

まさにそれであった。

ミッチー美智恵さんもボディボードで駆ける。

地形が岩棚なので、

パーフェクト波しかやって来ず、

最近流行のウエイブプールを連想する。

自然の波の不思議。

10時を過ぎると、

例によってサーマル風がやってくるが、

そんなことはお構いなしに波に乗る。

「無人はすてきだ!」

そんな特集号がサーフ雑誌にあってもいいのに。

マンライ三昧の笑顔で上がってきた杉本さん。

バリの文化を愛し、

地元コミュニティを大切にし、

サーフィンを真摯に考えている純粋なお人であります。

大切な場所に連れてきてくださってありがとうございました。

2ラウンド目の私が上がって来る頃には、

陽は上にあり、

お腹と背中がくっつくという古風な表現になるほど、

メンバーは空腹となっていた。

この近所にもおいしい店があるが、

「とっておきの*バビグリンを出す店があるんですよ」

*バビグリン=豚を丸焼きにし、その各部位を使ったバリの伝統料理

そうやって、

点滅する信号の角のお店にやってくると、

こうして各部位がそれぞれの味付けになっていて、

女の子たちがさっさっという手つきで、

その各部位をご飯の上に乗せていく。

仕上がったのがこれで、

これに滋味深きスープが付き、

飲みものを入れて250円ぽっきりであった。

メニューはこれだけであるので、

杉本さんは4人分という意味の

「empat! (ウンパッ) 」と言い放って、

座ると、

その2分後にはこのお皿が出てくるシンプルな仕組み。

ローカルフードもやはりまたすてきでありました。

うれしくて河合さんとラカちゃんにSMSを送ると、

それぞれ「らkらか〜」とだとか、

「たんていです。」

といつものなつかしいフレーズが日本の各地から戻ってくるのでありました。

河合さんには、

私謹製の、

しかも世界一の品質として知られるEVOLVE製の、

ウナクネSX7会長機(累計3号)がお渡しされ、

この満面の笑顔がドリームレイバンの絵柄に映えていた。

それではSelamat Jalan!スラマッジャラン!

良い日に、そしてハッピーサーフで!!

Surf’s up!_純粋な波乗り思想_スギさんのバリ努力世界に涙した日_(1809文字)

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1UP Bowl Peak, Canggu, Bali

.

波が上がってきた。

杉本さんことスギさんによると、

このうねりは当分続くという。

Eureka GT

.

南半球は冬なので、

日本の冬のアリューシャン海域のように

その南極付近が荒れて、そこからのパワフルなうねり。

齢58歳になられた杉本 望(のぞむ)さん。

絢爛な朝陽と壮大な夕陽、

さざ波から大波を見続け、

乗り続けて来られた39年。

私のように肋骨も膝も痛まず、

肩も肘も、

さらには腰も背中もご健康であるという。

酒などは飲まず、サーフィン一筋。

波の真意を感じ、波長を合わせていく。

耳を立て、視界を研ぎ澄まし、海を感じる。

そんな瞬間が重なってはじめて得られる波もある。

Sugi san at1UP on 7′ Single Fin

.

シングルフィンのレイルを的確に立て、

純ウナクネというワンラインのターンを見せた。

スギさんはバリの混沌の中で、

自分を見つけることからサーファーとして最出発した。

そこからバリ・チャングーは、

急速に近代化・資本主義の爛熟へと進み、

スギさんはそこで、

自らの学んだサーフィンを教えることに赴いていた。

波に乗るだけでなく、開始位置、

インパクトパドリング、

その傾け方、レイルのリリース、

トップからの抜き方、

膝の位置、目線、体のヒネリ等々。

だが、ここはバリだ。

土地が買えない

外国人法人を設立する難度

地元民を金銭的に優位にする法

そんなことを知れば知るほど、

そしてコミュニティに入りこむほど、

外国人排除の空気を感じ、

自分はあくまでも部外者であるという自意識に苛まれる。

だが、自身の周りに関わる人たちがいる。

例えば大家、バイク貸し、

レンタカー屋を仲間とし、

日々の生活を細々と送っていると、

スギさんの底なしの温かさ、優しさ、深さ、

勤勉さに触れた仲間たちが家族として彼を受け入れ始めた。

さらにスギさんは、

初の外国人として公式サーフガイドとなった。

(サーフィン in Bali! Bow’s Surf)

テリトリーを順奉し、

それを重要視するバリではありえないような話であるが、

全て本当のことである。

NAKISURFが開業した当時は、

ウナクネ(オルタナティブサーフ)ではなく、

逆真会(逆もまた真なり)だった。

その逆真会の教えに共感してくださったスギさんは、

バリ支部長として日々を送られていて、

「ナキさん、いつかバリに来てください」

そんなメッセージが年に数回届いた。

だが、私はノースハワイの開拓に忙しく、

さらにはNAKISURFのいろいろ、

自身の写真展等の表現があったので、

なかなかそのリクエストには応えられないでいた。

そして先週、ついにスギさんの元にやってくると、

ちょうどこんな銘波が届き、

その強い海を感じることができた。

ありがとうございました。

この縁がつないだ忘れられない波を得て、

スギさんの信条が頭の中に言霊のように残っている。

「どんな波でも楽しむ、歳に関係なく、レベルは上げられる。

継続こそ力なり。 努力は天才に勝る」

私はスギさんの開拓した場所で美しい波に乗った。

「純粋の果てに波に乗ることはシャンカラ」

そんなタキビ詩が唱える輪廻のような言葉が浮かんだ。

爛熟の果てにあるのは、

失うことでもなく、

玄のまたさらなる玄であり、

そして私たちは、

このインド洋で

“自らの力だけで、浮力体を使って波に乗る”

そんな純粋なる遊びにただ耽るのであった。

私はエウレカに乗り、

自身で究極のターンを得た。

純粋なる遊びの極みがここにあり、

それはまた自身のボードデザインの成果が、

前田博士という縁により達成された瞬間であった。

「サーフィンで精神の脈絡を計る」

というのはあまり思えない、

という向きの人もあるかもしれないが、

少なくても私は純粋に波に乗ることに帰結し、

きっとそれは、

「ここにひとつのサーフボードデザインの完結」

を見たからに他ならなかった。

エウレカの詳しくはこれから書いていきます。

デザインという深みを再び知って、

純粋なる波乗り魂と、

相反するような道具話が溶けるように融合している。

太古のバリ送迎自転車で今日は結びます。

波乗りが連れてきてくれたバリ。

そして思想。

取り巻くもの、

やってくることの全てを受け入れられるような大きな人に私はなりたい。

けれど、まだまだなれていない。

そんなことがしっかりと感じられるバリ6日目の朝。

鳥が鳴いている。

ユウレカ完全版完成!_編集部探訪_オーシャンズ誌_NALU誌_ターザン誌_変わらないもの、変(代)わっていくもの_(2222文字)


【特大号】未来のサーフボード、エウレカ_感嘆符だらけのインプレッション_ヨハンのフィン完成!_(2556文字)

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Bow’s Surf Breakfast.

Selamat pagi!

(おはようございます)

.

波がさらに上がってきたので、

安定性を求めたフィンが欲しく、

レイク(傾斜)というか、

後方に面積のあるようにデザインし、

インドネシアで一番のフィン職人ヨハンにお願いした。

このエウレカはフィンスロットを6個搭載している。

それはやはりテストモデルだからで、

フィンの組み合わせを探ろうという魂胆だ。

なので、

今までのタイラーツイン+NAKISURFスモール中x2に加え、

前方の後ろスロット(2つ穴のテイル側)に

ナブスターを付けてみると、途端に安定した。

いくばくかの面積ではあるが、操舵感覚は顕著に表れる。

それがフィンのおもしろさであり、むずかしさである。

エウレカ開発時は、

こうしてラフスケッチをしながら前田博士と一緒にディスカッションしていった。

「このレイルラインだと、テイルが波に入り過ぎて失速します」

「じゃあ(テイル)キックを付けようよ」

「それだと、ふわふわした乗り味になってしまいます」

「全体的なロッカーを変えようか?」

「基本はフィッシュなので、その特性を活かすにはフラットベースでないと」

「じゃあ多面レイルにして、それぞれのラインを融合させよう」

「承知しました。難しいがやってみます」

「速度をマックスに保ったまま操舵できるように」

「全く相反する事項ですが、やってみます」

「ノーズラインが大事なんだよ」

「パドルしているときにいつも見えますものね」

「あのラインが決まると、サーフボードは命が入る気がするんだ」

「始まりのラインですものね。フィンはどうしますか?」

「ツインを基調とするけど、ミニマルフィンで培ったものがあるので、

それを補助フィンとしてトレーラー(後)に付けたり、

リード(前)として付けて、そのツインパワーを最大にしたい」

「こんな感じでね」

「なるほど、フィン側に加重すると、レイルが連動して、それがノーズまで行く、と」

「そうなんだよ。テイルラインを狭めて曲線にすれば、

波の中でフレックスして粘り、それがリリースのときに放たれるコントラストを出したい」

「なるほど」

そうやって前田博士は、原型となる型をコンピュータ上でデザインしてくれた。

サイズも5’11” x 20-1/2” x 2’ 5/8” 35.22CLとなって、

幅を持たせることによって、小波でのスケーティングを重要視した。

クイックさと回転性はフィンで決められるようにと、

プレースメントは博士が研究し尽くした位置を決めてもらい、

さらには激速テイクオフのために、

ノーズを最大限に押し込めるように分厚く、

そして安全性を考えて、丸めるが野暮ったくならないようにと、

また無理難題を出して、

エボルブ・フューチャーシェイプ研究所を離れた。

完成しました!

見てください!!

そんな感嘆符ばかりの連絡を受け、

慌てて春の嵐後の伊豆から戻ると、

『以心伝心』のような、

想像通りのサーフボードが完成していた。

見てください!

このノーズラインの美しさを!!

すごい!

前田博士の研究所は、

Future Shapesと掲げているだけあって、

これこそが未来のサーフボードだね。

そう言って、

さらには各面のパネルがわかりやすいように、

どこがどう機能するのか理解しやすいように色分けしてもらった。

また初夏伊豆に行き、

河合さん、ツナくん、ラカ(サバ)ちゃん、

菊池さん、田原さんたちとサーフしていると、

「カラーが完成しました!」

とあって、千葉に戻ると、

エウレカはいよいよ最終段階、

クロスと樹脂をまとう段階までやってきていた。

それからOCEANS誌の取材でノースハワイ(カウアイ島)に行き、

戻ってくると、ついについに完成していた。

エウレカ初号機。

フィン位置も全ての可能性を探るために、

そして未来のサーフボードになるべく、

鋭く、そして豊かなるフォルムを表現していた。

そのままボードバッグに入れ、

バリにやってくると、伝説的な銘波が届いた。

サーフボードとしては、

この上ないほど幸運をまとっている。

元々は小波からオーバーヘッドのサイズを想定してのデザインだったが、

こうしてフルサイズで入り、

高速滑走してみると、

人生最大のヨロコビを波乗りから得られるのだった。

夢波。

ノースハワイですらこのサイズはなく、

きっとこれは*エウレカという言葉の意味に由来する出来事で、

そんな運命をまとったボードであると、

しみじみと湿気のある空を眺めていた。

*Eureka(エウレカ)=ギリシャ語に由来する感嘆詞。

何かを発見、発明したことを喜ぶときに使われる。

古代ギリシアの数学者・発明者であるアルキメデスが叫んだとされる言葉。

私のグルメガイドを依頼してくださっている

8ホテルの島田社長と、秘書の谷内さんご一行さんと、

大樹くんがチャングーはデウス食堂にやって来られて、

みなさんと再会に乾杯し、

さらに私は密かにエウレカに乾杯した。

明けて翌日。

ヨハンが「フィンが完成しました!」

そんなまさかのことになり、

たった3日で自分のカスタムフィンが仕上がるとは!

驚くと、

スギさんこと杉本さんが、

「こいつ、ごっつ真面目ですねん。世界一の職人や!」

そうやってインドネシアを越えて、

さらにはアジアを飛び出して、

世界一の称号を授かっているのでありました。

感じたのは、エウレカにまつわるものは、

そんな感嘆符だらけのことであるらしかった。

描いた線がこうして具現化し、

それはまたエウレカに装着されると、

ゾクゾクするほどのセクシーさになった。

メインのツインはフレックスティップなので、

しなりがさらなる粘りとリリースを生み出す。

ヨハン、ありがとう!

テリマカシ〜!

そうやると、

4カ国語堪能の彼は、

「いえ、ジブンの仕事をシタマデよ」

そんなプロフェッショナリズムを、

タイラー・ウォーレンが愛するクラフツマンシップを

アジアの南端で感じたのであります。

いいなぁ。

それではエウレカの鋭意インプレッションをここに終えます。

まさかこんなサイズの波に乗れるとは思わず、

夏のバリのすごさを思い知った本日であります。

それではすばらしい週末をお迎えください!

Happy Surfing to you!!!

【リンク、ヨハンにフィンを注文した日】

おいしすぎるバリ_ヨハンのカスタムフィン_(1502文字)

タイラー・ウォーレンのドリームフィッシュ6’5″初見参_ウナクネ・リトリート_ニューブレイクと壱岐の教授と辛く甘いもの_タキロー上陸_(1638文字)

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Tyler Warren Dream Fish 6’5″

.

エウレカを乗り込んだので、

次はタイラー・ウォーレンのドリームフィッシュ。

私が言うところのタイちゃんフィッシュであります。

ベンチュラ・セイジの6’5″に感銘を受けたので、

同サイズとして、

ヨハンフィンを付けたらこれが大ハマリ。

いわゆるミッドレングスだが、

パワフルなニューブレイク(後述します)なので、

無人マンライ続出で、

私にとってチャングーはまるで花畑のようにも見えた。

そしてこれが本日のスギさんブレッキー(朝食)で、

季節が終わろうとしているドラゴンフルーツに感激した。

日付が前後するが、

ウナクネリトリートが始まってて、

こちらは山ちゃんこと山崎さんが、

ウナクネ式を習得されに来られている。

なんでもテイクオフの角度とパドリングを会得されたいそうで、

ちょうど7日間みっちりサーフされていこうという決意を感じた。

いつも歩いているチャウチャウと、

プードル系のかわいい犬たちと記念撮影。

バリは猛烈な陽射しなので、

ココサンシャインが必携であります。

エウレカを置いておくと、

人が集まってしまうので、

隠しているが、このジャスティンが目ざとく見つけて

“Oh my god!!”

と聞こえてきた。

私の超セッティングに大喜びしていて、

聞いてみると、

ハワイからサーフしにきているそうで、

けれど、ギザギザハートの子守歌なんだよ、

みたいなことを言う。

見てみると、

こういうギザギザで、

「バリの洗礼だね。ハワイとは違う浅さだよ」

そう明るそうに、そして肩を落としていた。

ランチはもしかするとバリで一番の好物となったバビグリン。

あまりのうれしさに2つも注文してしまった。

残った分は夕食にしようとした5万ルピア(約416円)。

とすると一食200円程度の至極。

これが私が発見したニューブレイク。

パダンパダンかデザートポイントのように掘れ上がり、

全くの無人である。

わかる人にはわかるが、

オールドマンとチャングータヒチの中間で、

大岩の前にある棚。

干潮限定だが、

パイプラインやクラウドブレイクのような波質である。

高間教授というオックスフォード大学由来の超IQサーファーが壱岐島にいて、

その彼が今バリに住んでいるというので、

そのご家族と、スギさん一家でランチを共にしてきた。

そのまま彼のご自宅を訪ねてみると、

このリリちゃんがいたので、

猫抱っこすると、

気に入ってくれたようでしばしくつろいでいた。

藍染め等の体験をさせてくださったので、

それはまたいつかの機会にご紹介しますね。

ご紹介といえば、

これは文字がない日に掲載したので説明不足だったのだが、

ガルーダ航空の地上職員のすばらしい応対をここに記したい。

あまりにもうれしいのでお名前を出すが、

こちらは福光さんというお方で、

さまざまなことを配慮してくださり、

すてきなバリ旅の始まりになりました。

サーフボード5本、カメラ機材、

全て問題なくデンパサール空港に届きました。

ありがとうございました。

「あまりにもおいしいチョコレートがあります」

そんなスギさん文体でやってきたのがここ。

チョコ好きにはちょっとした天国だろう。

試食もたくさんあり、

バクバクといただくと、

さらにドーゾ、

さらにドーゾと出していただいた。

おもしろかったのが、

チリペッパー、つまり赤唐辛子のチョコ。

辛く、甘く、それはまるで人生のようだと、

フランス語で詩を書きたくなるほどのお味でした。

湘南から瀧朗がやってきて、

ドラちゃん(クリスチャン・フレッチャー⑬)と

一緒にデザートポイントに行く前にチャングーに立ち寄ってくれた。

落語でしか実現できなかった隠れサバ手の珍しいショット。

家族のバイク6人乗りを見て驚いていたら、

子どもの4人乗りを見かけた。

そんなバリ旅、続いています。

波がまた上がってきてますね。

Happy Surfing!!

Terima Kasih!!

【リンク・瀧朗サバ手の落語】

【naki’sコラム】vol.65 落語『夢の中の酒』_(3838文字)

【特大号】タイラー・ウォーレンのドリームフィッシュ@ビッグロックス_(2079文字)

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Tyler Warren’s Big Fish 6’7″

at Big Rocks, Canggu, Bali

.

ボードサイズがデッキに書いてあるはずなんだけど、

ティントが濃くて読めなくて、

ずっと6’5″だと思っていた。

で、今朝オーダーした日のブログを見つけたら、

なんと6’7″ x 21-1/8″ x 2-5/8″だったと知った。

創造主タイラーに連絡してみると、

「ビッグフィッシュ」と呼んでもいいけど、

聖式には『ビッグ・ドリーム・フィッシュ』だという。

“It’s a big dream fish. U can call it a big fish if u want to”

バーント・オレンジティントで、

「重くしてね」というウナクネ仕様。

元々はキャプテンフィン社製の

『タイラー・ウォーレン・ツイン』を装着できるようにとお願いしたけど、

こちらで自分がエウレカ用にデザインしたヨハンフィンを付けてみると、

これが大ハマリ。

これ以上ないほどの完璧なバランスとなっている。

ボトムにワックスが塗られているが、

これは流さないようにと、

浅いリーフはボードの裏面でパドリングするので、

滑らないように塗っている。

「ワックスがボトムに付くと遅くなる」

と聞くが、全くの迷信である。

信じられないほど速く滑るのを目撃してくださったスギさんが証人である。

お疑いの方は、

フェイスブックでNozomu Sugimotoと検索して、

メッセージ等で聞いてみるといい。

とにかく、

逸品ボードを見ながらうっとりと波を見に行くと、

うねりがさらに上がっていた。

波高ブイをチェックすると、

なんと6.5ft at 16秒もある。

これがチャート、

およそ2mの高さのうねりが、

16秒という間隔はかなり強いものだとわかる。

遠く(南極付近)からやってきている強力な波。

今年一番ではないのだろうか。

チャングーのBow’s Surfブレイクは、

巷ではオールドマンズと呼ばれていて、

その脇にあって、誰もサーフしていないピークを見つけた。

新月後の干潮時にはこんな激掘れブレイクが現れた。

スギさんと教授に聞くと、

ここは今まで誰もサーフしていなかったそうなので、

例によって勝手に命名権、

ネーミングライツを持つと決めて最初に付けたのが、

“Como Peak”

ちょうどこのピークの前にあるハイエンドなコンドミニアムがあり、

そこのカフェがコモとあったので、

そこから名付けたが、

波質にはあまり関係がないから

2つの大岩の前だから『ビッグロックス』としてみた。

そこにやってきたのが、

8ホテルの島田さんのご友人ヒロさん&ヨシさん。

そのヒロさんたちとご一緒にパドルアウトして、

こんなタバルアだかパイプライン系の波を得た。

この張りつきテイクオフをパラパラマンガ風の動画にしたので、

巻末You Tubeリンクをご覧になってください。

フィンレスサーフや、

小波張りつきで鍛えたレイルワークの成果がここに。

バリはあいかわらず、

自由な交通事情で、

昨日子どもの4人乗りを見たことは書いた。

なんでもこの近所で運転するだけなら免許がいらないらしい。

よって飲酒運転もご自由にドーゾなんだそうで、逆に恐ろしい、

なので夜バイクで教授家にすらいけないでいる。

写真がないが、

今日は約20リットルボトルの水を左右に2本づつ、

前後に3本くっつけて走っているスクーターを見た。

すると、それだけで150kgで、

運転している人の体型もまあまああったので、

およそ乗員220kgのフラフラバイク。

よくもまあ、と思い感服してしまった。

これを書いていたら突然外がバタバタっとなったので、

外を見ると、土砂降りとなった。

この旅で始めての雨なので、

乾季の雨は珍しいのだろう。

雨は写真には写りづらいが、

iPhoneでここまでわかるので、

いったい何ミリ降ったのだろうか?

そんなことが気になるほどの大雨だった。

けれど、

今年は雨期(11月〜3月)にあまり雨が降らなかったらしく、

いわゆる干ばつ状態だったので、

恵みの雨といったところだろう。

スギさんが車を出してくれて、

「少し遠出になりますが行きましょう!」

とっておきの飲茶を食べに行った。

私の大好物のワンタンメンがあったので、

お酢をかけながらいただく至福。

これが税サ込みで300円だったかな。

上の肉まんは3つで200円。

至福ランチに舌がもつれた。

そしてウナクネ・リトリートは、

タイラー・ウォーレン使いのMさんが新規参加されて、

賑やかとなりました。

冒頭のビッグ・ドリーム・フィッシュ6’7″をエウレカ5’11″に乗り換え、

長いレイルラインから短いものになると、

やたらとドラマチックな乗り味を受け、

ミッドレングスの良さと、

モダン、

いや未来のフィッシュの感激を比較していた。

【巻末リンク】

ドリームフィッシュのビッグロックスでのテイクオフ。

長いレイルラインの張りつき。

Happy Surfing!!

【タイラーへオーダーした日のリンク】

【特大号】波の誕生から臨終まで_タイラー・ウォーレンに直接オーダーをした私タチ_(2088文字)

【テクニック編&特大号】OCEANS&ノースハワイ_高間教授が家族で向きあうサーフ原風景_もしリーシュが切れたら?_ケリー・スレーターのウエイブプールが木更津北ICに!!_(3023文字)

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【まずはお知らせ】

ノースハワイ(カウアイ島)取材が、

雑誌オーシャンズの誌面になりました。

このブログでもご紹介していた、

先月の終わりから今月の頭にかけて行っていたカウアイ島のキャンプ旅が、

OCEANSの誌面に、

しかも10ページとなって焼き付きました。

どうぞご覧になってください。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″ Finless

.

こちらはバリ。

「タナロット寺院の向こうにウナクネビーチがあります」

「逆真流です」

「まるで壱岐島(いきのしま)です」

「もしかすると、天比登都柱(あめひとつばしら)です」

そんなふれ込みでクドゥング・ビーチに連れてきていただいた。

英国英語と、インドネシア語をペーラペラと話す友人、

つまり壱岐サーファーのひとり高間(たかま)教授

(なんとオックスフォード大学)がいて、

彼が連れてきてくれた美しい海岸。

そして彼の息子ふたり。

お兄ちゃんは龍馬くん、そして弟のタイガくん。

Catch Surf Odysea® x JOB Pro Skipper Fish 6’6″

Special Fins

.

「息子たちは、特に龍馬はショートボードに夢中ですので、

こんなダラ厚波に乗りたくないと思っています」

「波乗りの多様性を求めない年齢だもんね」

「そうなんです。波乗りの歴史や深層を知りたくない歳です」

「私もNAKISURFでは、波乗りの一極化ではなく、多面で見るようにと、

そして知るようにと伝えているよ」

「NAKIさんのお子さんのときはどうしていましたか?」

「好きなようにさせていたよ。無理強いさせるものでもないし」

「強制させるものでもありませんよね」

「そうだね。無理にやらせても結局は止めちゃうだけだしね」

「では、自分たちが見本を示すと」

「それがいいね。こういう波はフィンレスがいいので、私がフィンレスをやって」

「ぼくがミッドレングスのフィッシュに乗ります。マカシヤ」

そんなことになった。

Catch Surf Odysea® Skipper Fish 6’0″ Finless

.

子どもたちに見本を示すのは楽しいと、

2年間特訓したフィンレスで、

この美しい部原風クドゥング波にドリフトだったり、

バックワーズ・スピンを披露し、

大マンライで上がってくると、

龍馬くんとタイガーは、

砂遊びに夢中で、海は何も見ていなかったという。

がっかり。

けれど、ミッドレングスが戻ってくるやいなや、

「タイガとタンデムするよ!」

そんなことになったので、

目を細めながら彼らを見送った。

お父さんが伴走してパドルアウトするが、

ボード前方にタイガがこうして座っているので、

足の抵抗でテイクオフできなかった龍馬くんは、

突然弟が邪魔になったようで、

「降りて」とばかりにタイガをボードから降ろしてしまった。

沖でひとり泳ぐタイガ。

弟は大変である。

だから弟は強いのだと再確認していると、

お父さんが近づいていって救出した。

まさに『助け舟』である。

「もー、お兄ちゃんはしょうがないね」

いつもの優しい文体でタイガをなぐさめる教授。

お兄ちゃんは、

「弟さえいなければ、ジョンジョンのようにサーフできるよ」

そんな水を得た魚ターンの龍馬くん。

この子が海でモップを洗っていた。

これこそがバリぽいショットであろう。

「ぼくは噂のNAKISURFミニフィンを試します。

あれ、スモールフィンでしたっけ?」

「どちらでもいいんですよ」

「多面性ですね」

「そーです。ご自由にです」

タイガは、

自分のショートボードで部原波をすいすいと乗っていく。

教授いわく、

「彼はバリ波で育ちましたから、

ダブルくらいまでは何も怖がらず波に乗ることができます。

やはり人間は順応性が高いということの証明ですね」

部原、じゃなかったクドゥングの正面ピークは、

たまにこんなパーフェクトオバケセットが現れる。

さすがインド洋の冬である。

つまり南極が嵐のうねりが届く場所でもあります。

Catch Surf Odysea® x JOB Pro Skipper Fish 6’6″

Special Fins

.

ナッキーもその部原メインピークのライトにテイクオフし、

複雑なセクションをウネウネと抜けていった。

教授、マンライ後(のち)終了。

「フィンが小さいと、摩擦係数が減るとは思っていましたが、

ここまで速度が出るとは思いませんでした」

「パドリング時の体幹筋力がいかに重要かを知りました」

そんな感想であるらしかった。

お寿司が食べられると、

この「アボカドラバー」というメニューを注文したが、

寿司飯でなく、

赤野菜を混ぜただけの味がまったくのプレーンなものだった。

私は酸味と甘味がまざったすしご飯が好きなので、

それが食べたかったから注文した。

アボカドの円いような淡い味と、

普通のご飯の対比が凡庸だった。

つまり見た目は美しく、とってもいいのだが、

はっきり言っておいしくはなく、

添えられた自家製甘酢ショウガだけを頼りにいただいた。

やはり基本は重要である。

日本人シェフなのに残念。

【あまり知られていない基本というか重要なこと】

これは先日のチャングーでの一コマだが、

ダックダイブしたヤマちゃんがプッツリとリーシュを切ってしまい、

それでもなんとか戻ってこられて、

「生きていて良かったね〜」と、この笑顔の写真を得た。

リーシュは岩だったり、フィンで簡単に切れてしまうので、

「サーファーはしっかり泳げないといけませんね」

そんなヤマちゃんの言葉には実感がこもっていた。

ちなみに波はこんなパーフェクトで、

レフトのインサイドは岩だらけ。

ボードが身の回りからなくなった後の大事なことは、

1.まずはボディサーフする

2.ボディサーフできない爆発波なら、波に巻かれながら陸に近づく

3.離岸流が現れたら、とにかく流れ吸われて、流れが落ち着いてから陸に向かう

4.必ず顔を出したオーストラリア・クロールで泳ぐこと(平泳ぎでは、海の流れには立ち向かえない)

5.疲れてきたら、とにかく浮かんでいること

6.泳いで戻るルートを確認しておく

7.海に入る前に、沖から泳いで戻って来られるかを自分に必ず問う

8.誰も助けには来ない(もし来ても浮力体がなければ、双方が溺れる)ことを知っておくこと

9.絶対にあきらめないこと(浮いていれば生きていられるチャンスがある)

こんな九ヶ条であります。

これも良く聞くが、

波乗りはディズニーランドのアトラクションではないし、

自然に向きあう危険なものです。

どうぞ安全に、そして楽しくサーフしてください。

【最後まで読んでくれた人へのお知らせ】

ケリー・スレーターの世界一のウエイブプール

『The Ranch』が、

木更津北インターに建設することが決定しました!

https://mainichi.jp/articles/20180625/ddl/k12/050/022000c

完成は2020年3月であるという。

千葉NAKISURFから車で30分程度。

アクアラインを降りたあたりなので、

都内からも40分程度の、

長さ580mのパーフェクトな波。

オリンピックも含めて本当に楽しみです。

(一宮町の自然波は予選等で使用するとされている)

サーフィンを取り巻く全てが変わっていく。

新時代に乾杯。

【カイラが行ったケリーのプール】

【ノースハワイのリンク】

【テクニック編】1本のラインで斜面を滑ること_ドノバンのお店【The Barn 808】_(1818文字)

龍神さまとエウレカGT_ビッグロックスはウエッジ基調_気候変動と環境汚染には自然染料で_(2321文字)

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Eureka GT 5’11” x 20-1/2” x 2’ 5/8” 35.22CL

Yohan Fins

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「エウレカのフィンセッティングが決まってきた」

とはいつか書いた。

まずはセンターフィンを自分でデザインし、

ヨハンのカスタムフィンとした。

このフィッシュ(ツインフィン)系は、

バックフィン、

つまりトレーラーフィンの概念ばかり持っていて、

それを小さくしたり、大きくしたり、

ベースを長くしたり、レイクを出したりしていた。

だが、1度その思考というか、思い込みを消去してみた。

予備にというか、

インスピレーションで

前方(ノーズ側)に付けたフィンプラグを使って6フィンにしたが、

乗り味の結果は同じだった。

そこで、もしかすると?

そう思って今度は後ろのトレーラーフィンを取り、

前にスモールリードとしたら、

これが大ハマリ、高速での操舵性が極限まで高まり、

フルターンが可能となった。

ターンをするたびにマーブルコミックスの擬音のような

“KABOOM!”

とか、

“SHHUUBYEEN!”

のような音がフィンから出るのが痛快だ。

チャングーの見えているシークレット。

誰もサーフしていないパーフェクトブレイク。

ここはレフトオンリーで、

干潮でうねりが大きいと、

パダンパダンと同等のバレル系になることがある。

うねりが小さいと、このようにウエッジ(横波)が際立つ。

このウエッジは横の深みからやってくるのか、

または遠くに見えるウルワツ岬に当たったものかは不明だが、

千葉エックスや、ベンチュラのエマウッド(南カリフォルニア)、

またはTストリート(サンクレメンテ)系の左右からぶつかって切り立つ波。

波と波がぶつかり、

そして左側のうねりが保持すると斜面は伸び、

それはそれはの偉大なセクションとなる。

このビッグロックスでエウレカを走らせるのは、

これ以上ないほど完璧なテストコースになっている。

昨日も登場いただいた壱岐島の高間(たかま)教授が、

「ウチの奥さんがですね。藍(インディゴ)染めをしていまして、

メインオブジェクトにその作品が使われている

なかなかのカフェがありますが、行ってみませんか?」

そんな(押しつけのない)文体で誘われたので、

「ぜひ!」とばかりにやってくると、

店名となっている『パラシュート』が、

こうしてテラス席に拡がり、

ルミさんの美しい藍染めが、

アクセントとして支柱に鎮座していた。

感動的な視界であります。

これは実際に使用していたパラシュートだという。

こんなに大きいのですね。

こんな景色のカフェに来るのはもちろん、

見ることすら初めての体験となった。

おいしい食事も含めて、そんな感動はバリの、

発展し続けるチャングーエリアのカフェ事情を代弁していた。

そのまま教授のオフィスというか、

大学というか、

手作りのバリ古民家&古船風のグレイトプレイスにお邪魔すると、

ちょうど世界各地からのインターンたちが「藍染め体験」をする日だった。

私もキャッチサーフのTシャツを染めようと、

輪ゴムでグルグル巻きにして、

発酵させたタデ藍の中に浸していただいた。

手が藍色になっているのがルミさん。

どことなしに奄美の伝統的な藍染め職人ことちゃんに似ている。

(ことちゃんのことは巻末にリンクしました)

ヨーロッパのどこかの国から、

「天候」に関わる研究をしている教授は、

同時に環境にも関わることにもなっていて、

「ぼくはですね。気候変動に取り組んでいますが、

今や科学的知見で見るとですね、

衣類の染色が地球に大きな傷を与えているというか、

あまりぼくなんかがこんなことを言うのは偉そうなんですけど、

ファッションが、いまや世界で一番の問題となっていまして、

バリは環境に優しいインディゴ、

つまり藍染めの産地として知られていますが、

ちょうど昨日インターンたちが、

バリで一番の染め工場に行って調べてきましたところ、

環境に優しいというのはウソ偽り、

いや失礼します、悪い言葉を使いまして、

そんなマヤカシの世界であったとわかってきたわけですよ。

要はズルして、とんでもない薬品を使っていたというわけです。

がっかりですが、まあ例によっていつものことですよね。

これはもちろんレポートしますが、こんなのは氷山の一角というか、

ぼくたちには見えないものがたっくさん潜んでいるわけですよ。

なので、この藍ですとか、泥染め、草木染めでも民は受け入れる。

つまり退色するのをファッションとするべきなのではないかと、

気候変動による自然環境や経済と社会もそうですけど、

環境変化による自然への影響も考えなくてはならないと思うのです」

「ほう」

「いや、話が長くてすいません。ぼくはですね。

生徒には”三つの単語だけで話せ”そう伝えている立場なのに、

こんなにたくさんの単語を使って話すのもなんなんですけど」

「大丈夫です。理解しました」

「わーうれしい。なので、今日は藍染め体験なんですよ。

ぼくの家のものはみんなこれで染めています。

先日などは、

そのリリーちゃん(教授家のネコ)も染料の中に入りましてね、

それはきれいな藍色に染まったわけですが、

自然染料なので体には影響ないと、ここでも証明できたわけなんですよ」

そうやって、

ネコのリリちゃんではないが、

私のお気に入りTシャツがこのように染まり、

感動的な気分となった。

私は衣類の退色はもちろん、

破れ等も受け入れてそのまま着ているが、

もしかすると、こういうのも含めて、

エコだったり、

ニューエイジの感覚とすればいいのだろうとしてみると、

すっきりさっぱり落ち着いた。

生徒やみなさんの染め作品。

満足染色でした。

それではまた明日ここで!

Terima Kasih(ありがとう)〜!

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