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Channel: サーフボード | naki's blog | NAKISURF.COM ナキサーフ
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タイラー・ウオーレン謹製Super Soap_スーパーソープ by Tyler Warren 2014_(1630文字)

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こんにちは、

春分まであと12日となりました。

サンクレメンテは最高気温が28度もあって、

すてきな週末の夏日となりました。

先週が嵐だったこともあり、

多くの人が這い出すように出てきたので、

道路が大渋滞して、

多くの人が海にやってきて、

ソルトクリークの駐車場が満車となりました。

2014_Super_soap

そしてそして、

タイちゃんのニューモデルである

『スーパーソープ』が完成しました!

2014_Super_soap_7573

5’1″ x 18-7/8″ x 2-1/4″という数値。

何かを問いかけてくる幾科学模様。

2014_Super_soap_7582

タイラーのロゴとハンドサイン。

そしてハンドシェイプの結晶。

フィンのテンプレットも全てがアートとなっていて、

その美しさと輝きは、

サーフボードを超えたストーリーが詰まっているのです。

ウエス工場で直接受け取り、

験を担いでサンオノフレで撮影して、

マックスとグラブルズに行くと、

タイちゃん(タイラー・ウオーレン)が全く同じ時間にやってきた。

約束も何もしていないので、

以心伝心というか、そんなことに感動する。

IMG_9076

スーパーソープは、

タイラーの不朽の名作

『バーオブソープ』のモデルチェンジ版です。

コントロールを考えてテイルを薄く、

そして全体的に細くして、

全ての波へのアプローチを可能にしたのです。

IMG_9075

大きなサイドツインフィンが絶妙の位置に付いているから、

例えバレルになろうとも抜けることはないステーブルセッティング。

バレルからエアまで、

オルタナティブ系のハイパフォーマンスボードという位置づけなのです。

IMG_9083

ちょっぴり興奮のパドルアウト。

グラブルズは、

なぜか悪い波情報がずっと報告されているので、

全くの無人でした。

でも最高の波なのです。

IMG_9153

このミニボード系ははっきり言って誰よりも乗ってきた。

そしてこのスーパーソープは、

タイラーが新しいレベルに突入したことを意味していた。

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速いロングライン、

しなやかなカーブ性能。

IMG_9161

さすがタイラーであります。

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アクションもバレルも、

そして味もあるサーフボード。

スタイリッシュなラインを紡ぎます。

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俺の次の波にタイちゃんが乗り、

ハッピーグライド連発の楽しいセッションでした。

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ショートボードひと筋だったマックス。

昨日はバターゾーンに乗り、

今日はスーパーソープ。

IMG_9260

「このように簡単に乗れますことを知りませんでした」

ネクストレベルの日本語がうれしく、

日本語はもちろん、

日本人のカルチャーまで勉強している青年です。

ちなみに私と彼のメールやテキストは全て日本語なんですよ。

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タイちゃんと俺直伝のソウルアーチもマスターしつつあります。

最終段階はドノバン。

彼から指導を受けたら完璧に殿堂入りです。

IMG_9289

スーパーソープ、

そのすばらしい性能に驚くマックス。

IMG_9181

私もしんから感動しました。

サーフボードデザインは、

それぞれのシェイパー&デザイナーが、

情熱と人生をぶつけてくるものだということがわかりました。

故岡本太郎さんは、

「芸術は爆発だ!」とおっしゃっていたのですが、

そんな気持ちを体現したようです。

IMG_9225

NAKISURFへは、

もうすぐタイラーの最初のハンドシェイプ6本が届きます。

珠玉の、

そしてこの世に1本という、

稀代のアーティストのボードをご覧になってください。

本当に美しいです。

(おまけ)

ウエス工場のタイラー・ウオーレン・サーフボード。

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ティントラップのカットラインが美しい。

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ファインサンディング後、

グロス待ちのドリームフィッシュ。

IMG_7562

スキップフライと同じフィンですね。

IMG_7565

ちなみに私は奧のグリーンに付いているフィンが好きです。

ティップ(先端)の粘りというか、

水流が見えるようなのです。

でもどちらも美しいです。

Fumi_san

サンディエゴのFUMIさん一家にお会いしました。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/48913

かこちゃんたちもみんな元気でした。

今月の終わりに帰国してしまうということですが、

またサマースクールには戻って来られるということなので、

再会を楽しみにしております。

みなさんお元気で、

そしてニコリンサーフを続けてくださいね!

 


クリスちゃん、タイちゃん、そしてライアンたちがそれぞれのマジックボードで乗るすばらしい波_(1480文字)

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こんにちは、

マックスが半日空いていて、動画が撮れる日でした。

そして、

トレッスルズとフォードアーズの間にあるブレイクがいいと聞いたので、

ライアンとクリスちゃん(クリスチャン・ワック)たちと行くことにした。

IMG_0087

ライアンはNATIONロスドスと、

CANVASミニノーズライダー6’12″を持ち、

クリスちゃんはパーチェスと、

完成した噂のレースカー。

IMG_0366

Tyler Warren Supersoap

タイちゃんことタイラー・ウオーレンは、

スーパーソープを持ってやってきました。

なんだかすごいセッションとなる予感が。

IMG_0171

真夏日なので、

みんな夏のいでたちです。

熱い砂浜の暑い日。

「夏を先取り」

などと気楽に考えるが、

これは異常気象のようなものなのだろうか?

201403_CW_Racecar_0151

Canvas Racecar#01

5’0″ x 20-1/2″ x 2-5/16″

IMG_0119

Nation Los Dos

5’8″ x 20-3/4″ 2-3/8″

NAKISURFでは、

「良い子の文藝シリーズ」のひとつとして、

『聖剣ロスドス」が上梓され、

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/21679

(今こそ読む価値はたっぷりとあります)

サーフボードは2011年にデビューしている。

これはその初期モデルに対して、

テイルを少し薄くして細く、

そしてスワロウテイルとしたライアン試作品であります。

IMG_0127

Canvasが提案するミニボードの粋。

そしてミニシモンズ系では、

最も後期のデザインであります。

IMG_0272

みんなミニボードで入っていった。

そんな波でした。

IMG_0168

メディアチーム。

おなじみマックスとご学友のダン。

IMG_0486

タツオさんのスーパー8カメラも含めると、

4人体勢というメディアチーム。

IMG_0227

ライアンがピークで待ち、

オープニングウエイブを得た。

IMG_0562

深いボトムターンからのスラッシュ。

さすがライアンですね。

力がみなぎってくるようであります。

IMG_0567

特急電車ロールイン。

次にタイちゃんがすばらしい波に。

IMG_0638

長く尾を引く彗星ボトムターン。

IMG_0645

カービングスイープ。

高機動型ならではのレイルワークですね。

201403_TW_0695

このフローターを見た瞬間に

『ジャブロー降下作戦』という命名をしたが、

わかる人は何人いるのでしょうか。

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新井屋、

じゃなかったアライヤに乗ったJJ。

クリスちゃんとシェアライドが楽しそうであります。

IMG_0711

マンライ後のビッグスマイル。

難しいボードを乗りこなしたらこんな笑顔になりますよね。

201403_Max_0491

マックスの初パーチェス。

推進力が全てのログボーディングは楽し。

IMG_0192

クリスちゃんがレースカーに乗っている。

さすがミニシモンズ系のファインチューンであります。

この高速での滑走となると、

カメラで追い切れないものもありました。

IMG_0421

『黄色いペガサス』

そんなサブコピーが浮かんだ。

でもレースカーだから

『GRAND PRIX』

の方が収まりがいいかもしれませんね。

IMG_0423

打点の高いオフザトップ。

この速度、そして切り返しの押し出しや、

Gはレースカーそのもの。

201403_CW_Racecar_6529

 

ウオーターショットも撮りました。

レースカーの初乗り日は、

こんなすてきな波だったのです。

201403_Max_0715

“As a surfer,

shooting surfing is one of the most difficult tasks in the world,

especially when the waves are firing.

Thanks max for all the hard work!”

サーファーにとって、
サーフィングを撮ることはむずかしいことのひとつ。
特に波がいい時は情熱が必要ですね。
マックス、いつもありがとう!

タイラー・ウオーレンの第1バッジが完成しました_アートなサーフボード_(1233文字)

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201403_TW_DreamFish_1351

こんにちは、

そちらはもうすぐ夕方ですね。

こちらは日付が変わってしまいました。

今日もいろんなことがあった日でした。

朝はNATIONのジェイソンとミーティングし、

グロスやエアブラシの日焼けについて話し、

それからタイラーのシェイプベイに行き、

完成したばかりの渾身作を受け取ってきました。

201403_TW_First_Fibe_1185

テーマは「フリーシェイプ」。

これは、

「日本人に合うボードサイズ、

さらに日本の波に向けて、

タイラーの提案するモデルを自由にハンドシェイプする」

というシェイパーにとっては夢のようなオーダーをしたのです。

なので、

完成が早いというのが特徴です。

IMG_1214

タイラーはボードを並べているあいだに

次のボードのアイディアが閃いたらしく、

Dylan Graves用のボンザーのアウトラインを切り始めたタイラー。

201403_TW_1145

プエルトリコのディランは知っているだろう?

彼がボードをオーダーしてきてくれたんだよ。

ディランのヒゲ顔が浮かんだ。

201403_TW_1103

USブランクスにアウトラインが刻まれた瞬間です。

きっと5’6″-5’8″程度のレングスとなりそう。

またタイミングが合えば、経過を撮ってきますね。

IMG_1225

左から

5’0″ バーオブソープ(Sクロス、ソープオンフィン)

5’6″ Dream Fish(レッドティント+グロス&ポリッシュ、グラスオンフィン)

5’11″ クアドラティック・フォーミュラ・エッグ(ゴールドティント)

5’10″ クアドラティック・フォーミュラ(グリーンティント)

手前に寝ているのが、

7’0″ファンクション・ハル(スカイプルーオペイク、シングルボックス)

IMG_1290

ボードを積むのを手伝ってくれて、

積み方にもこだわるのがタイラー流。

その後、タイちゃん家付近で、

これらサーフボードのフォトシュートをマックスとした。

201403_TW_BarofSoap_ad_1400

テーマを持って、

それぞれの露出と色彩で撮っていくのは楽しい。

201403_TW_QFE_1427

やはりボードがアートだから、

コンポジション(構図)にも力(ちから)が入る。

201403_TW_QF_1447

これらのサーフボードが誕生した場所で、

完成直後に写真を撮ることが愉しい。

201403_TW_Function-Hull_1307

それぞれのモデルの紹介は後日、

特設ページで行いますね。

その後はキャッチサーフに行くと、

カラちゃんことカラニがいて、

今年版のプロライダーステッカーをうれしそうに掲げていた。

IMG_0980

キャッチサーフが楽しいようで、

カラちゃんはほぼ毎日入り浸っている。

スケートボウルもありますしね。

IMG_0074

ちょうどロングボーディングをして帰ってきたところ。

Tatsuoさんも一緒でした。

ブレイクの前でウエットを脱ぐのがタイちゃん流で、

私もこのスタイルを愛しています。

IMG_0003

夕陽がとってもきれいな午後7時。

今週からサマータイム導入で、

日没が7時となりました。

強制的に早起きとなるけど、

日照時間をたっぷりと使える夏時間は、

とてもすばらしい制度だと感じている。

IMG_9826

さて、そろそろ休んで、

明日を楽しむことにします。

みなさんもどうぞすばらしい夜にしてください。

明日またここでお会いしましょう!

今日もありがとうございます。

 

 

アザラシと乗るグラブルズ波_スキップ・フライがボードを削ってくれました!_(1555文字)

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おはようございます。

今日の波情報は小波と伝えていて、

そのせいかタイちゃん、

クリスちゃんたちはそれぞれ、

シェイプがあるから、

ラグーナに行くからと予定変更となりました。

元々は、

「波乗り写真を撮りあいましょう」

とトッシュオーヤマさんと約束していたので、

そのように満潮グラブルズに向かった。

IMG_2405

情報が悪いので、

ほぼ無人状態だったのがうれしい。

そしてアザラシが波に乗っていた。

今日も夏日で、

南カリフォルニアはもう夏の様相です。

IMG_2660

あの嵐以降、暖かく、

水温も上がった気がします。

IMG_2631

こういう波で乗りたかったNATIONシャンパン5’5″

IMG_1981

45分間のセッションでしたが、

小バレル2つと、

いくつものマンライ(満足ライディング)をして、

ハッピーグライドの日となりました。

IMG_1914

バックサイドの壁にレイルをかませて疾走していく愉しみ。

やはりこんな波でもやたらと速いです。

【カメラ係交代】

IMG_2724

「バックサイドバレルが苦手なんです」

とトッシュは言うが、

じつにすばらしいスタイルとポジショニングでした。

IMG_2851

自作のスクエアシモンズクアッドを自在に滑らせていくトッシュ。

スタイルが良いサーファーをひさしぶりに見ました。

クリスちゃん、タイちゃん、

カラちゃんたちもスタイルがいいので、

サーフィングは技だけではなく、

ターンのフォームを自分の好きな形にしていくことも大事なことだと思いました。

逆か?

閑話。

サンディエゴ群サンディエゴ市。

201403_SkipFrye_2385

人格者でもあり、

サンディエゴ伝説を重ねるスキップ・フライ。

彼のシェイピングベイに行ってきました。

IMG_2314

額装されたオリジナルロゴ・テンプレットを見せていただきながら、

これにまつわる逸話もうかがいました。

ファッション界の聖書My Freedumn!!の著者であり、

インスピレーション展総督のリンタロウさんこと、

リンさまと一緒にボードをスキップにオーダーしたら、

そのボードが仕上がったとスキップから電話があった。

これはウソのような本当の話。

きっとリイコさんと、

マサさんのプッシュがあったからに他ならないだろう。

ありがとうございました。

IMG_2212

まさかスキップに直接削っていただけるとは思っていなかったので、

その感動に浸される私とリンさま。

IMG_2236

「証拠写真です」

と言いながらシャッターを切るリンさま。

いまだにこの事実が信じられないふたりでした。

IMG_2224

こちらが、

リンさまの9’6″

トライラウンドピン。

ただただ美しいです。

IMG_2242

次には私の7’7″フィッシュ。

来るべきときが来ました。

IMG_2253

ビューティフルです。

201403_Skip_Frye_2268

クリアーのシンプルなスキップフィッシュ。

トム・カレンのムービー『Search』のフィッシュと同じですね!

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いつものようにボードコレクションを見せてくれるスキップ。

201403_SkipFrye_2375

「先週はな、PB岬の大波をこれで乗ってきたんだぞ」

このすばらしいピンテイルも見せていただき、

忘れられない時間を過ごしました。

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スキップはやさしいので、

こうしてボードを載せるところまで手伝ってくれて、

やたらと恐縮してしまったリンさま。

すぐに乗りたいので明日乗れたら乗ってきますね!

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それではどうぞすばらしい週末をお過ごしください。

全てに、多くのものに今日もありがとう。

そしてみなさんにALOHA!ありがとうございます!

【オマケ】

美しい天の川の映像を見つけました。

http://vimeo.com/dakotalapse/tempest

Tempest Milky Way from Randy Halverson on Vimeo.

 

気温35度、水温18度の真夏日サンクレメンテ_全ての想いを紡ぐボード職人たち_無事に届きますように_(1888文字)

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こんにちは、

こちらは突然春を飛び越して夏になったようです。

気温35度、水温18度、

これはまるっきり夏そのもの。

このままこの陽気が続いてくれたらうれしいです。

しかし、まだ3月なのに変ですね。

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無風、腰サイズ、すてきなログ日和でした。

「波乗りは20年ぶりです」

というYOSUKEさんと一緒にパドルアウトして、

フォードアーズからオールドマンズまでの長距離マンライ2本を得ました。

長いレイルラインからのトリミングで満たされる夕陽セッション。

他に塾生の前田さん、兒玉さん、

そして朝にはマコさんもいらっしゃいました。

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さて、サーフボード話です。

オーダーカードを見ると、

Sクロス、Dサイズ4オンス、ボラン、

サンディングフィニッシュ、グロス&ポリッシュ、

カーボンストリップ、Uパッチ、耐久性仕様、

特急仕上げ、ティント、エアブラシ、

アークティックフォーム、USブランクス、

ホットコート、フィンプラグ等々。

詳細に対しての要求があり、

それを仕上げた職人がサインがして次の工程に進んでいく。

シェイパーの想いと、ユーザーの要求を合致させるべく、

突き詰めて働く職人たち。

IMG_2025

粉だらけになって、溶剤を吸って、

手を汚し、傷つけながら作業していく。

きっとどの世界も同じだろうが、

華やかで楽しい世界を支える人たち。

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そんなことが気になった日でした。

IMG_7771

ライアン・イングル。

シェイプの準備としてプレシェイプというマシンカットがあって、

これを例えるとしたら魚を料理する前にウロコを取り去り、

切り身にする作業だと思う。

現在、ほぼ全てのプロシェイパーが、

このプレシェイプを利用している。

しかも切り身にするだけ。

せいぜい切り身の厚み、

角度、体積を求めているに過ぎない。

ライアンは自身のシェイプマシンがあるので、

それを掘り下げて、時間をかけるだけかけ、

さらにディテイルを求め、

ありとあらゆる数字を記録して、

最高峰の切り身を作りだし始めた。

その切り身は、

自信のシェイプベイに載せられて、

願うような詳細なるハンドタッチを展開し、

1本のサーフボードが完成する。

多くのプロフェッショナルが声を揃えて言うのが、

「良いものを作るには近道がない」ということ。

まさにその通りだと思う。

ハンドシェイプだけではなしえない正確さ、

そして精密感を下地にして、

独自の理論をボードに展開していく。

全く新しいアプローチがはじまり、

シャンパン、ニュートゥモロー、シェビィ、

ギャラクティックレーザー等の名作ボードが次々と誕生して、

サンクレメンテサーファーたちの噂となっている。

IMG_7761

ライアンがCANVASパーチェス9’6″のシェイプを終えた。

ベイを出て、

どこにもぶつけないようにヴァイナルカーテンを越え、

通路を右に曲がり、ゆっくりと階段を上がり、

そしてデイブ・ネイラーのラックにそっと置き、

後は職人たちに託す。

こうして結束したチームワークでサーフボードは完成していく。

このことはいつかきちんとしたドキュメントとして追ってみますね。

IMG_7681

レイルラインをカミソリで切り出している。

深すぎず、浅すぎず、

そして決して曲がらずにアウトラインに沿って刃を入れていく。

呼吸を止めてじわじわと進む作業を見ているだけで、

こちらの息が詰まってしまう精緻な世界。

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ガラスクロスとレジンワークの達人デイブ。

気温と湿度を読んで硬化材を確実に操り、

硬化時間ぴったりに作業を終える。

硬化が早すぎるとクロスが伸びきらず、

長すぎるとフォームが樹脂を吸って重くなる。

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「服と靴は樹脂まみれ、

どうしても溶剤を吸ってしまうので、

健康にはとても悪い」

という3K以下の環境だが、

サーフボード作りに集中する職人。

真剣に作業する人は美しい。

閑話休題。

「偶然ノアくんと会えました!」

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ポイプビーチからのメールはNAKISURFファミリーの山本修平さん。

なんでも新婚旅行でノースハワイにお越しになったそうで、

しかもこのものすごくレアなSURFSURFSURFシャツを着ていて、

ノアもとても喜んでいました。

すばらしく、

幸せなご旅行になったようでなによりです。

おめでとうございます!

【オマケ】

インスタグラムでラッコの赤ちゃんと、

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こんなむくむくシロを見つけました。

クレヨンしんちゃんの愛犬もシロでしたね。

シロの芸「ワタアメ!」が見てみたい。

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タイラー・ウオーレン・ボードが空を飛んで、

成田に向かっているようです。

問題がなければ、木曜日頃通関でしょうか。

今週便にはCOLE、CANVAS、

そして前出のNATIONボードも一緒に旅しています。

みんなの想いをまとめあげたサーフボード。

どうぞ無事に届きますように。

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トータルデザイナー、タイラー・ウオーレン_(1533文字)

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こんにちは、

関東は春の暴風雨のようですね。

どうぞ暖かくしてお過ごしください。

こちらは波が突然小さくなってしまいました。

ロングやミッドレングスなら楽しそうです。

サンディエゴの肉ちゃんがサンクレメンテに寄ってくださって、

月曜日にロングボードをする約束をしました。

そして枡田琢治さんと偶然にお会いした。

彼はアート・ブルーワースタジオに行くところだったのだそうで、

しばし『サーフィングの未来について』話しました。

それからNATION/CANVAS、

COLE、さらにはSeea本社にも行き、

最後にはタイちゃん家で終了。

2014_TW_1290

サーフボードの歴史話、

タイラーのボードデザインのセオリーを聞きながら、

ありとあらゆるサーフボードを手にしていった。

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いつものようにワインを注いでくれるタイちゃん。

すばらしいホスピタリティを持った青年です。

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描いたばかりのアート。

こんな幾何学様式模様を眺めていると、

波のあるエーゲ海のアートのような気がしてきた。

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ソフトスポークンで、心温かきタイちゃん。

クリスちゃん(クリスチャン・ワック)の親友でもあります。

ちょうど国府の浜に向かうCANVASボードにアートを施したところでもありました。

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「このアブストラクトティントを見てください!」

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完成直後という、

それは美しい自身シェイプのボードを見せてくれました。

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タイラー版サンディエゴ・フィッシュ。

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これには、

『Dream Fish』というすてきな名前が付けられています。

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私が次に欲しいボードとなりました。

それは美しいフォルムとアウトライン。

そしてオーラをまとっている。

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タイちゃん号に入っていたのは、

このシングルフィン。

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故テリー・マーティンがタイちゃんに創ってくれた

ラウンドピンログをオマージュしたログ。

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それは艶やかでまばゆいばかりのボードです。

ボランのニーパドルバタフライパッチもじつにいい。

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彼はログのテイル二種をくらべ始めた。

上がピンテイルで、下がスクエア。

そしてテイルエンド近くまでワックスが塗られていた。

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次に見せてくれたのは、

アレックス・ノストに作ったログ。

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ハルのようなコンケイブが入っていて、

大きく付けられたグラスオンフィンから、

これがノーズライダーとわかる。

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マシンを使わないで、

ハンドシェイプだけでこのアウトラインを出せるタイラーは、

やはり超一流シェイパーといえよう。

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バーオブソープの歴史。

↑左側がほぼ初期型。

右がかなり細くした進化途中形。

こうして作ったものを自分で乗って、

アイディアをデザインとして確立していることが、

タイラーの特技でもあり、魅力だろう。

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左からバーオブソープほぼ初期型、

ナロウソープ、スーパーソープ、

そしてディスク。

2014_TW_1188

これにドリームフィッシュと、ディスク家系、

クアドラティックフォーミュラが加わったのがこれ。

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それはうれしそうにボードを眺めるタイラー。

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家宝のようなボードが集まって、

財宝のようになってきた絵。

また例によって、

テイル形状を比較研究を開始しはじめた。

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「見てください!

これらはシェイプの時期(年)も動機も全てちがうのに、

どれもほぼ同型なんです」

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本当に不思議です。

でもタイラーはこのラウンドピン・テイルが、

こんなにも好きなのだということも知りました。

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すごいことです。

これにフィンもこだわるのがタイラー流で、

彼デザインのものがたくさんあった。

IMG_1390

キャプテンフィンでも彼モデルがありましたね。

そう考えると、

タイラーはボードからフィンまで、

トータルデザインしていたのです。

http://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/

彼を取り巻く気品がボードへとしたためられ、

それこそが贅沢なことだとも知った。

時代の寵児というと大げさだけど、

彼と一緒にいてそんな気持ちとなった。

 

ドーナッツのクリスちゃん、ではなくクリスチャン・ワックとCANVASボード_(888文字)

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あの大きかった日。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/52091

シェーンのホームブレイクでは、

ピアと同じ高さの波がブレイクしていたという。

ピアの高さを知っているのでしたら驚くべき波であります。

ランチを買いにスーパーに行き、

目にしたのはなつかしの箱入ドーナッツ。

IMG_2466

時代が変わって、

こういうものを食べなくなって久しいが、

いまだに販売されていたことにちょっぴり感動。

20年頃前までは、

アメリカでは朝食といえばドーナッツでした。

これもフライドチキンやアイスクリームと同じく、

健康ブームに吹かれて消えゆく炎ぽい気もします。

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デイブから連絡があって、

「(自分用の)CANVASレースカーをラミネートします」

というので行ってきました。

IMG_2485

このタイミングでフラッフィー・ラミネートを封入しようとしたが、

それを見たクリスちゃん(クリスチャン・ワック)が、

「レースカーに入れるのは反対します」

と拒否されてしまったので、

次機のNATIONに入れることで決着。

IMG_2496

最近人気のネイビーボーダーがまた製作されていた。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/52269

このオリジナルデザインは、弊社オーニシなのです。

IMG_2498

ネイビー・インレイの

キャンバスMNR(ミニノーズライダー)6’12″

名作中の名作です。

IMG_2502

そしてこれが、

NAKISURFストックとして製作されている

ミニノーズライダー5’12″

IMG_2503

このシルバーティントは盲点だったようで、

デイブもクリスちゃんもたっぷりと気に入っている。

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ハワイのライダー用のCANVASシングルフィン。

IMG_2511

別バージョンのシングル。

レトロぽいが、

NATIONシャンパンのように機敏で、

高速なる乗り味を具現化したそうです。

弊社やざわが、

CANVASミニノーズライダーを解説した動画を

Youtubeにアップロードしました。

ボードデザインをより詳細にご理解いただける新しいプロジェクトです。

http://youtu.be/iBBJVv5AkP8

 

D師範のインスタグラム_盲信チャンネル教!?_ジェイミー・オブライエンのビーター&オディシーのショアブレイク・ムービーがリリース!_(2355文字)

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こんにちは、

お元気ですか?

まずはインスタグラムからの抜粋で、

これはD師範こと、

シェーン・ドリアンのワイメア。

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こんな波が前から来たら、

あなたならどうしますか?

私はいつも鳥になって飛んで逃げたくなります。

または魚になることを熱望します。

D師範とは、

エルサルバドル旅にご一緒したのですよ。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/3396

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ドッキーことドックのクイバーショット。

中央、一番奥にあるシングルフィンに乗ってみたい。

今度借りてきますね。

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ノースハワイのブライスが、

Seeaショットをポストしていた。

http://www.nakisurfshop.com/SHOP/51444/51445/list.html

このヘソ出しルックが再流行だということで、

思い出すのが山本リンダさん。

古いかな?

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ハッピーサーフの伝道者みやさんのポスト。

なかなかのタグ使いですね。

波が良さそうです!

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これはネイザン・フレッチャーが、

パイプラインにパドルアウトする直前のヒトコマ。

それにしてもものすごく混んでいますが、

みんなこの中からパイプライン波を乗っているのですね。

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そのネイザンつながりでCOLEのチャンネルボトム。

アーチも含めて、

ディープチャンネルの信仰者は多い。

ちょうどこんなメールが届き、

許可をいただいたのでここに紹介します。

———-

こんにちは、

HPやブログを毎日楽しく拝見させていただいております。

今日はお願いがあってご連絡させていただきました。

じつは私の彼がディープチャンネルにはまっています。

たかがサーフボードと思っていましたが、

なかなかたちが悪いです。

1980年代のアランバーンズから始まり、

御社のCOLEまでが当該するようで、

かなりマインドコントロールされており、

それだけなら良かったのですが、

このチャンネル信仰のおかげで、

普通のサーフボードに乗っているサーファーをばかにするようになりました。

友人全員にまで布教活動をするので、

親友まで疎遠になってしまったようです。

最近はボードだけではなく、

ギザギザのものを集め始めている次第です。

私はチャンネルには絶対に乗らない、

触らないということを貫いておりますが、

いやがらせなのか、

私のボードにチャンネルラインをマジックで書いてしまいました。

これにははっきりと怒ったのですが、

本人は反省するどころかますますエスカレートするばかりです。

彼はひとつのことにのめりこむ性格で、

私がチャンネルボトムを理解しないでいると、

ディープチャンネル同好会に霊能者がいるから見てもらおうとか、

チャンネルは世界を救うなどわけのわからないことを言います。

TVのチャンネルのことを言うだけで、

サーフボードのチャンネル話になってしまって困っております。

そこで、NAKIさんが彼にチャンネルボトムでなくても、

すばらしい波乗りができると彼に知らせてはいただけないでしょうか?

再び私たちが普通の生活を取り戻せるためにぜひお願いします。

———-

こういうことを伝えたり、

立ち向かうのはとてもむずかしいと思います。

ひとつのものに盲信している相手には、

何を言っても聞こえないのが常です。

大事なのは、

サーフボードにはさまざまなデザインがあって、

それを楽しむのがサーフィングでもあります。

なので、その彼が普通のボードに乗って、

「あ、こんな乗り味もあるんだな」

と感じたりしてくれたらしめたものですね。

ちょっと話が違うのですが、

少し前にロングが大嫌いなショートの友人が、

カリフォルニアに出張に来ました。

ロングには乗ったことすらないと言っています。

その彼が、

「一日休みができたのでボードを貸して」

と連絡してきてくれました。

膝くらいの波だったので、

ロングだけを持っていって、

フォードアーズで待ち合わせして、一緒にサーフすると、

最初はあからさまに嫌がっていましたが、

1本乗った途端に「楽しい!」と大喜びとなりました。

ついには、

「今まで何でロングをやらなかったんだろう?」

という感想を置いて、

マンライハッピー笑顔で日本に帰っていきました。

そして後日、

その友人がお店に来て、

「ロングを購入されていきました」

と弊社チームメンバーから聞き、

私もうれしくなったことを思い出しました。

先入観や思い入れも重要ですが、

時には全方位といいますか、

ニュートラルにするのも楽しいサーフ人生を送るコツですね。

 

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カラちゃんことカラニ・ロブが、

ベンジ・ウエザリーと一緒に撮ったインスタグラム。

昔の仲間は永遠ですね。

 

beater comp obrien
キャッチサーフつながりでJOBこと、

ジェイミー・オブライエン・モデルのビーターボードを紹介します。

良く見るとチャンピオンベルトが、
「FUN USA」となっていて、
さらにはシャカサインだったり、
ラジカセに貼られた
キャッチサーフ・オリジナルステッカーの詳細にニコリとしてしまった。
最近のサーフィングって、
武道みたいになっているけど、
みんな楽しくできたらどんなに幸せだろうかと、
そんな理想郷を夢想していました。
さてさて、本題はこれ。
そのJOBムービーの第二弾がリリースされました。
今回はODYSEAとビーターのショアブレイクセッションです。
それにしてもこの水深にブレイクする恐ろしい波で、
誰も怪我しないのがウソみたいに不思議です。
JAWS編でもいじられたプーピーズは、
今回もいじられ役。
アメリカ的というか、やりすぎなところもあるけど、
ほぼとっても楽しい動画です。
ここにポストして本日は終わります。
どうぞすばらしい連休最終日としてくださいね。

 

 


COLEライトニングキッカー_TWスペースシップ&ログ_CANVASレースカー_ワックス考_仲間アルベルト_(1010文字)

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201311_TGD_naki_6782

COLE LIGHTNING KICKER

5’7″ x 19″ x 2-1/4″

去年のロッキーショアのヒトコマ。

COLEシングルコンケイブ特有のダイレクトな加速性能。

201401_TW_1594

Tyler Warren Space Ship 5’3″

加速のポテンシャル、低速のトルク感。

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ビデオグラファーのジョン。

「(彼の)三脚をバックパックに装着する」

というアイディアをタイラーが思いつき、

それを実行しているところ。

タイラーは優しい青年ですね。

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パラレルスタンスでのソアリングは、

タイラー・ウオーレン・ログ9’8″。

まるで羽ばたくようなグライド、

つまり最高峰のソアリング(滑空)でした。

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CANVASレースカー

racecar

速さとスポーティさの両立。

そしてこのスタイリングがこのモデルの魅力です。

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先日クリスちゃん

(クリスチャン・ワック)たちとワックスの話となった。

結論は、

COLDグレードで一番良いのが、

スティッキーバンプスのモンキーワックス。

または、

フェイマスワックスだということです。

ちなみにCOOLはモンキー(スティッキーバンプス)で、

WARMグレードのベストはフェイマスで、

トロピカルはSEXWAXのクイックハンプスか、

スティッキーバンプスでした。

ベースコートは各社変わらずの同率でした。

波乗りって足を移動させるものなので、

あまりタッキー(粘り)過ぎると、

逆に調子が悪くなるという。

そんなプロたちの意見はすごい。

ブランドだけではなく、

グレード(柔らかさ)でラベルを選ぶということも重要ですね。

201306_Ichiro_9992

プロフェッショナルといえばイチローさん。

ヤンキースでは

『5人目の外野手』と言われていますが、

実際に開幕したら彼の役割は大きい。

すばらしいシーズンとしてください。

今朝は天気が悪かった。

ちょっぴりオンショアのサンオノフレに行くと、

まるで真夏のような南うねりがブレイクしていた。

そこで会ったのがクリスちゃんたちの仲間アルベルト。

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彼の今朝は、

チャーチというブレイクでサーフしてきたのだそうで、

なかなかポジティブな波情報を持っていました。

楽しそうなのがいいですね。

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ハンドシェイプにこだわるタイラー。

トミー・ウイットとコスタリカに向かいました。

いい波だと良いですね。

3月ももう終わりで、後8日すると4月です。

桜の開花が気になる季節となりました。

大雪日がありましたが、

今年の冬は短かった気がしますが、

みなさんはどんな春のはじまりでしょうか?

春眠という眠い季節でもありますね。

新素材SDSのテストと、シャンパンXX(ダブルエックス。仮モデル名)&シェビィ・デラックス_(1073文字)

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こんにちは、

こちらは夜明け頃から春風の嵐。

で、ノーサーフと決め込み、

外回り、つまり工場巡りをしてきました。

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まずは山の上にあるライアン・イングルのシェイプベイに行き、

いくつかのニューシェイプと、

グラッシングしたての新素材SDSをチェックしてきました。

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これはエアライトの新グレードを特別な樹脂を摂氏31度で硬化させたもの。

硬く、強く、フットマークにも強いのが特徴。

ケアハナよりも強いというベンチマーク結果が出ています。

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実際にテストしようということになり、

このスタッフ用のシャンパンに巻いてもらいました。

今回は乗り味のテストだけではなく、

ボードへのダメージも確認していくデモボードです。

さらには、

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爆発的人気を誇るシャンパンの新シリーズ、

『シャンパンXX(ダブルエックス。仮モデル名)』

のシェイプが終了していました。

インバースVEEがボトムを貫く加速性や操作性、

さらにはスタンス固定という

ハイパフォーマンスボードの特性を大きく活かしたデザインですね。

これは私のテストボードなので、

SDS搭載を指示させていただきました。

軽量でたっぷりとっても強いという夢の素材、

これもたっぷりと楽しみです。

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もう一つのインバースVEEの拡張モデルのシェイプが終わりました。

それは『NATIONシェピィ・デラックス』。

ノーズをポイント寄りにシフトし、

フィッシュ系の幅広と、

ハイパフォーマンスボードの中間にセットしたそうです。

完成が楽しみ。

IMG_6304

ギャラクティックレーザー。

純白のブランクスを突き抜ける赤いラインと、

チーム印の黒いロゴのコンポジションには、

すっかり感動させられました。

butterfly

6時となってNATION工場が終了したので、

COLEに行くと、

仕事帰りのライアンがコールとのシェイプ談議をしていた。

終わらない追求ですね。

ジョージとネイトに用事があり、

キャッチサーフに行き、いくつかのミーティングをして、ビーターやオディシーの入荷時期の確認をして、ターゲットで備品を購入して外回り終了。

CS

あっという間の一日です。

NATIONに思ったのですが、

良いモデル/デザインだとわかると、

多様なるバリエーションを作ってくるのがすごい。

これは料理にも通じるな、

とハンバーグを焼いて、

いつもはケチャップとお好み焼きソースだけなんだけど、

今日はBBQソースとケチャップにしたら、

味が茫洋としてしまった。

あれ、話が違いますね。(笑)

それではまた明日ここで!

今日もNAKISURFにお越しくださって、

ありがとうございました。

楽しくいきましょう。

Tyler Warren_彼が持つサーフボード愛_サーフ・プレスクリプションズのハイパフォーマンスモデル『デルタ』発動_(2117文字)

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201404_SanO_Kai_Finn_8005

こんにちは、

暖かくなったったそうですね。

春爛漫を楽しまれていることだと思います。

お知らせですが、

NAKISURFでは、ハイパフォーマンスボードと、

オルタナティブボードのキャンペーンをはじめました。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69339

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ハイパフォーマンスボードというのは、

最新鋭のショートボードでして、

敏感かつ操作性が良く、

回転性が高いので斬れ味鋭く、

コンテストのクライテリア(基準)に準じた

波乗りができることが特徴です。

欠点はパドルスピードがないと、

テイクオフしずらいことと、

スタンス位置が過敏なので、

中級者以上が楽しめるボードデザインだということ。

オルタナティブボードの良さは、

波の範囲が広いことと、

ユニークなデザインを楽しめ、

ロングとショートの架け橋となっていたり、

浮力もあるのでユーザーフレンドリーな上に、

タイラー・ウオーレン、ドノヴァン・フランケンレイター、

クリスチャン・ワックに代表される

スタイリッシュなサーファーが愛してやまないボードデザインです。

欠点は、

ハイパフォーマンスボードほど動きが鋭くないので、

コンテストで乗るサーファーは少ないこと。

ですが、

それもオルタナの魅力であるような気がします。

私たちは両デザインをご紹介していきますので、

どうぞお楽しみに!

201404_TW_8807

これぞタイラー・ウオーレンデザイン&ハンドシェイプのダブルダブル。

これは名作バーオブソープ家系でして、

ソープとほぼ同様、違いはノーズとテイル。

両端が同様なデザインとなっているのが特徴です。

201404_TW_8888

新しく届いたドリームフィッシュ。

グロス&ポリッシュフィニッシュ、

しかも巻きにタイラーの震源が入っていてとても軽いのが特徴です。

IMG_8745

タイラーからボードを受け取るときに感じるのが、

しっかりときちんとボードを積み込んでくれること。

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完成して手渡しするまで、

彼の気持ちがこもっていることを感じます。

IMG_8755

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彼はサーフィング愛だけではなく、

シェイプ技術に長け、

ボードデザインへの感性も高く、

深いサーフボード愛があることもすてきだと感じました。

閑話休題。

ハンティントンビーチ。

ドッキーのサーフ・プレスクリプションズに行ったとき、

ハイパフォーマンスボードの話となった。

日本の一般的な波は、

サンオノフレやピアのそれであると感じる。

「そのサンオノフレの膝腰波で。

最良のパフォーマンスを演じられるボードを作ってください」

とお願いすると、

待ってましたとばかりに熱弁をふるい、

さらには最近は川でボートの後に出現する引き波で乗ることが流行しているそうで、

インスタグラムでジュシュ・カーのライディングを見せてもらった。

JK_doc

これがドッキーボード。

数ある中からジョシュが選んだボードで、

弱い波スペシャルボードということでした。

淡水なので、浮力が弱く、

さらにボート引き波は、

切り立っているだけで崩れないという波質。

R0013230

そんなことをふまえてドッキーと話していくと、

シェイプとデザイン、そして素材が、

高いバランスで結合していることが重要なのだという。

R0013242

ターンとして踏んだときに圧がかかり、

それが反発することによって、ボードのキレが決まる。

R0013218

スクエアテイルの利点は、

加速するまではいつも水の中に入っている場所なので、

揚力を受けやすいということにある。

ただ、テイルが広すぎると、

オルタナティブボードの範疇になってしまうので、

ここはラウンドスクアッシュを選択。

スクエアよりは沈みますが、

ターンがしやすいのが特徴です。

IMG_6823

そんなことをディスカッションしながらオーダーカードが完成していきます。

サイズは5’5″、幅が19インチ。

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バリエルフォーム4.0。

しなりと反発がすごい。

このフォーム、初期型から数えますと、

4代目ということですね。

これは宇宙ステーションの素材に使われているものでして、

軽く、強く、そしてよくしなり、

「柔らかくて硬い」という反極する特性に驚きました。

このフォーム切れ端を今週便で日本に送りましたので、

来週末には千葉NAKISURFにてご覧いただけます。

スペース・エクスプロレーション・テクノロジーズ、

通称スペースXの創設者、

イーロン・マスクがこのバリエルフォームを好んでいて、

ついには彼のボードをドッキーが作り、

業界的に知られることになったのです。

 

Surf_RX_Delta_02

そして、

ついに私のバリエルフォーム4.0による

ハイパフォーマンスボードが完成しました。

Surf_RX_Delta_01

コードネームは『デルタ』。

センターの厚みが2-3/8″と私にしては分厚いが、

レイルは2-0/0″程度という薄さにしました。

Surf_RX_Delta_03

これから巻きに入るそうです。

完成までが待ち遠しい。

ちなみに現在サーフ・プレスクリプションズの納期は、

2ヶ月+程度です。

NATIONと同じで自社工場社は早いです。

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NATIONシャンパンのシングルフィン。

柔らかく、速く、キレがあるのが特徴。

本来ならオルタネティブボードに属するボードですが、

あえてハイパフォーマンスボードに属しております。

それでは、どうぞすばらしい週末をお迎えください!

今日もNAKISURFにお越しくださいってありがとうございました。

 

ビーター(Beater)しましょ!_健康食にフローズンヨーグルトを_ミニボードの春_Seea_(1173文字)

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こんにちは、

昨日はサンオノフレのスーパーセッション特大号として、

全力投球して、その疲れがまだ残っているようです。

現代のオルタナティブサーフィングをどうぞご覧になってください。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53083

こちらはもう一曲のオルタナでありますキャッチサーフ。

商品名なのに動詞となっている『BEATERビーター』。

201404_CS_Kalani_7509

元WCTランカーのカラちゃんこと、

カラニ・ロブがビーターて(乗って)、

エアやショビットを決めまくっていました。

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空飛ぶビーター。

IMG_7580

アウトスタンスのジョージ・アルゼンテ。

膝を内側に曲げるだけで、

安定するのでどうぞお試しください。

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こちらの今日は真夏日。

暑かったです。

で、OMF大谷さんと、

アクティブカルチャーのフローズンヨーグルトを食べてきました。

量り売りなので、自分は120円。

大谷さんは400円もの量をペロリ。

その後、「このアイスおいしいですね」

「あ、これはヨーグルトなんですよ」

「え!」

「そうなんです。だから健康食屋さんにあるのです」

「いまどきのフローズンヨーグルトって、

こんなにもおいしいのですね」

そうなのです。

健康食ブームが進み、

今度はグルメブームと交差して、

こんなことになっているのです。

歓迎歓迎。

201401_Sakura_5893

大谷さんはネコが大好き。

「こちらにはノラネコがいませんね」

そういえば、

ノラはほとんど見たことがありません。

野良フラッフィーはいかがでしょうか?

キャッチサーフに行くと、

今年のビーターの最初の入荷がありました。

大谷さんと40フィートコンテナの荷下ろしを手伝い、

IMG_2728

ジョニー・レッドモンド・プロモデルの製品版を見て、

サンプルとの相違を発見し、

全て要望通りとなっていて満面笑顔のジョニーでした。

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私には今年版のビーターが支給されました。

この色です〜!

うれしい。

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早速フィンを付けて用意万端。

所有ボードにミニボードが増えてきました。

Cole BD3

Tyler Warren スーパーソープ

Canvas レースカー

Catchsurf ビーターツイン

Catchsurf ビーターフィンレス

自作 ゴールドフィッシュ

こんなラインナップです。

あと、ミニボードとショートの中間というのもあって、

それはこのスペースシップでしょうか。

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タイちゃんキレまくっていますね。

NAKISURFのストック用にタイちゃん印スペースシップをオーダーしました。

どうぞお楽しみに!

201402_TW_6888

ボードキャンペーンやっています。

そしてガールズサーファーが着る宝石

『Seea』が続々入荷しております。

http://www.nakisurf.com/swimwear/seea/

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全て限定製作の逸品なので、

売り切れ御免でございます。

お気に入りのがございましたら、どうぞお早めに!

 

グリーンルームフェスティバル10周年記念ラグランと、ホットロッドとパーティネコTのゴールデンウイークT4種_タイラー・ウオーレンのサーフボードのすごさ_メタルプリント_NAKISURF千葉ショールームのGW営業時間_(2511文字)

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201403_Pier_4483

こんにちは、

今日は日本もアメリカも休日ですね。

ただ、ものすごいオンショアが吹き荒れていてノーサーフ。

スクリーンショット 2014-04-26 6.12.28

33ノットのオンショアって、

ひさしぶりです。

ここは大陸だからあまり荒れないけど、

たまにこんなことになります。

ボードを持って歩けないほどの強風です。

もうすぐグリーンルームフェスティバルがあるのですが、

今年は10周年記念ということで、

それは大きなお祭りとなるようです。

そのマーチャンダイズ用のTシャツのサンプルを製作したので、

ここにご紹介します。

まずはクリスチャン・ワック&レースカーデザインのラグラン。

アメリカではBASEBALL Tとして着られている七分丈のシャツ。

選んだのは、

世界一の柔らかさとされているオルタネティブ・アパレル。

Alternative_Baseball_Shirt

USAストアにはもうLとXLだけの在庫ですが、

じつはそうなると思ってSとMを昨年の秋に確保し、

大事に保管しておいたのです。

名作系はすぐになくなるので、

そういうことをしてデッドストックを自ら作りだすのは、

ガンプラ世代の力技であります。

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すばらしい日に完成して、

こんな作品となりました。

IMG_1494

版画風のスクリーンプリント。

黒のような、

チャコール(炭)というスクリーンインクカラーを使いました。

201403_CW_Racecar_T

こんなスクリーンデザインです。

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オルタネティブデザインのラグラン。

柔らかくて軽くて、

ふんわりと本当に最高なものです。

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首位置の裏面には、

このロゴとケア・インストラクションが入っています。

後から透けないようにと、

白にちょっぴり色を付けたプリントです。

Exif_JPEG_PICTURE

「晴れた日のサンクレメンテ」

と書いてありますが、

本当に美しい日に刷ったのです。

ちなみにこの日でした。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53083

次にカルト人気を誇るレッツパーティの新作ネコT。

IMG_1488

これは超が付くほど大人気のTシャツで、

このデザインもさることながら、

Tシャツ素材が良いと思えます。

IMG_1491

このネクストレベルTは、

アメリカンアパレルのグレードをベースとした次世代ブランドで、

このTシャツの肌触りといったら、

デザイナーズTシャツそのもので、大好きな素材です。

IMG_1484

こうしてどんどん新鋭なるブランドが現れるのもアメリカの良さであります。

NAKISURFでも『SURF-T』でこのシャツを使いました。

このネコTは、

ちょうど昨日スタッフブログで紹介されていたので、

ここにリンクしておきますね。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69786

次はユナイテッド50のブライアン・ベントが、

ソロ活動する『ホットロッド・ガレージセール』。

そのお店がサンディエゴに出現しました。

モノトーンだけだったユナイテッド50から飛び出したカラーTシャツ。

そしてデザインも楽しく、たっぷりと明るい夢があるのが特徴です。

 

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もちろん手刷りスクリーン。

「フリーハンドでスクリーンをシャツの上に置いて、

スクイージでフルフルとインクプリントする」

というおなじみのブライアン・ベントスタイル。

このデザイン三種(他の二種はまだ公開しておりません)を見たときに

「閉じこめられていた意識の解放」

と反射的に感じ、

それはまるで映画『ブエナビスタ・ソシエル・クラブ』

みたいな渋い感動があるデザインです。

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「レンチが欲しいポリー」

これはまるで井上陽水さんの歌詞であります。

深く、はぐらかされて、そして愛があります。

車への愛、アートへの愛、そんなことでしょう。

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首位置裏側には、

これも手刷りスクリーン。

HRGS(ホット・ロッド・ガレージ・セール)

しかもカスタムデザインの認証ロゴです。

ステッカーを車に貼りたい。

ステッカーはまだないので、

完成次第ここでご紹介します。

タイラーのスーパーソープ5’1″を持って、

ミドルスに行ってきました。

スクリーンショット 2014-04-24 23.37.52

クアドラティック・エッグに乗るスタッフのジュンが

「タイラー・ウオーレンボードって、かなりというか、

最高に調子いいですよね」

「当たり前ですよ。タイちゃんのボードですから」

「でもそれが日本にはうまく伝わっていないような気がします」

「そうなの?」

「”ただのグッドサーファーがシェイプしている”みたいな認識だと思います」

「いやあ、タイちゃんボードは最高峰です。そう書いていますが」

「そうなのですが、タイラーのことを知らない人も多いようです」

「不思議だけど、それも含めてタイラーの良さだと思うな」

「そうなのですかね。もったいない気がしました」

そんな会話があって、

それを確かめるようにこの大事なスーパーソープでサーフしました。

ここは駐車場から一時間も遠くのブレイク。

マンライ動画を撮ってもらったので、

またインスタグラム経由FBか、VIMEOでポストしますね。

201404_TW_Supersoap_1449

タイラー・ウオーレン、

正真正銘のハンドシェイプ。

http://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/

深すぎるサーフボードの完成形がここにあります。

未来と過去をつなぐことができる天才シェイパーがタイラー・ウオーレン。

現在NAKISURFオンラインストアでは、

このメタル(アルミ)プリントが大好評となっております。

srblog20140424c

特にグロス版の輝きが美しいので、

ぜひ手にとってみてください。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69555

ということで、ゴールデンウイーク。

千葉一ノ宮のNAKISURFにお越しください。

ご来店いただいたみなさまにお得な企画を実施しております。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/69767

【千葉ショールーム ゴールデンウィーク営業時間】

27日(日)10:00 – 18:00

4月28日(月)定休日

4月29日(火)10:00 – 18:00

4月30日(水)5月1日(木)2日(金)11:00 – 14:00

5月3日(土)4日(日)5日(月)6日(火)10:00 – 18:00

5月7日(水)定休日となっております。

どうぞよろしくお願いします。

 

「日曜日は王子邸前が無人」とおぼえておこう_大谷さんのバレルと兒玉さんのパイプラインドロップ_ハイパフォーマンスボード『COLEカーブボール』_(1421文字)

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ダナポイント市の南端ドヒニーのライフガードタワー。

その中にある物置というか道具部屋を撮ってみると、

海での遊び道具が詰まっていました。

じっくりと眺めていると、

あらゆるオモチャを発見できてうれしくなる。

ライフガードは海遊びの達人ですものね。

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今日は昨日吹いた猛烈オンショアと、

新しい南うねりのコンボ日でした。

嵐の翌日の日曜日なので、

どのブレイクも激混みだという。

そこで王子邸前だとひらめいた。

メインブレイクのリビエラには人が入っていたけど、

ここはいつものように無人。

大谷さんとビデオ/写真を撮り合いました。

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すっかり上達した大谷さん。

少し前ならテイクオフもままならなかった波だけど、

今日はバレル風のヘッドディップを決めるに至った。

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これは正確な位置にストールしないとメイクできないので、

この写真を見てもその位置取りが完璧だったということがわかります。

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膝も内側に折れていて、

体重のかけ方もバッチリです。

良いスタイルというは見た目だけではなくて、

機能的にも優れているのです。

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ということで、

こんなに不安定な場所でも波の前に出てこられました。

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小さなバレルでもマンライ獲得の条件は揃います。

昔Dセンパイが、

膝波の泡の中に隠れていたことを思い出してうれしくなりました。

お次は、

フォードアーズサーフ塾生の兒玉さん。

「今日はビーチブレイクで鍛えましょう」

というお誘いには、

みなさん、お忙しかったようで反応してくれたのは彼だけ。

ただ前田さんがカメラ片手に見学に来られていました。

兒玉さんは、

サンオノフレとドヒニーの緩波だけだった経験から大きくジャンプする日です。

IMG_1688

兒玉さんは何度も巻かれ(それがひとつの修練)、

1980年代に流行した

「八つ墓村」

というテクニックを思い出させてくれるに至りましたが、

見てください!

兒玉さんはついに、

この通りのパワフルなビーチブレイク、

しかも背丈サイズあるウオールをパイプラインドロップしました。

なせばなる

やればできる

小学校のときの校長先生の朝礼を思い出すほどすがすがしい挑戦でした。

ど根性があります。

兒玉さんは、

「新感覚、未知の体験で興奮しました!」

と大喜びされていました。

塾生の次はボディサーフの会得です。

これでテイクオフのレベルを上げていきましょう。

この塾での各ステップをジャーナルとしていきたいです。

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私の番。

ずっとオルタナティブボードだったので、

今日はハイパーフォーマンスボード。

ライトニングキッカーに乗りたかったのですが、

千葉ショールームの試乗用として行ってしまったので、

この永久保存版コール・カーブボールで。

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突然水温が下がり、

真冬並の14度となってしまいました。

嵐おそるべし。

スクリーンショット 2014-04-27 15.54.28

1時間に1、2回やってくる南うねりはこのくらいのサイズ。

満潮ということもあり、

バレルにはならなかったが、丸まる斜面はそれなりでした。

動画からのスクリーンショットでも十分ですね。

スクリーンショット 2014-04-27 16.01.44

ひさびさのハイパフォーマンスボード。

しかもパワフルなビーチブレイク。

ボードの向きはキュン、クイッと切り替わるのが懐かしく、

そして新鮮感覚。

スクリーンショット 2014-04-27 15.51.32

あまりの調子良さにバックサイド360までしかけてしまった。

体が覚えているのですね。

マックスにもここを教えてあげたら

ご学友たちも大勢でやってきて、

初王子邸前に「WOW!誰もいない」と大喜びでした。

IMG_1522

イルカがやたらと多く、

みんなでニコリンサーフ、良い日でした。

それではまた明日ここで。

【なぜか特大号】ウナクネ総帥アレックス・ノストとボンザー_リユニオンりょうさんは死語世界から!?_Surf Prescriptions FTV12_NATION CANVAS工場_RACECAR-Drag Race Version6’4″-_Tyler Warren Shapes Super Soap 5’1″short movie@YOUTUBE_(4155文字)

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せまる初夏♪

サンオノフレ軍団♪

Go go let’s go かがやくボード♪

(仮面ライダーのテーマで)

そうです。

初夏です。

というよりもう真夏のような気温です。

今週末まで気温32度から35度という予報です。

IMG_3138

リユニオンのりょうさんとミーティングを兼ねてフォードアーズに行くと、

アレックス・ノストが来ていた。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53083

彼は先日一九七三年のボンザーで、

俺が極めようとしている

”ウナギクネクネ”略して『ウナクネ』模範実演滑を見せてくれたので、

いちどきにファンになってしまった。

IMG_1737

今日も同じボードを持ってきて、

フィンをさらに小さくしていた。

IMG_1729

「ウナクネ、荒木経惟さんのように撮リマス」

このようにマックスは流暢な日本語で、

さらにはアラーキーというカルチャーまで詳しいという不思議な青年です。

IMG_3147

映像は撮れたので、

後ほどインスタグラム経由でフェイスブックに掲載しますね。

alex

アレックスのウナクネを門弟として崇めていると、

リユニオンりょうさんがやってきた。

「フナキさん、アレックスの波乗りを

三浦先輩(Dセンパイ)が見たらなんと言いますかね?」

「”有名なのにあんなもんか。俺のほうがうまいだろ?”と言いますね」

「やはり」

「はい、センパイは自信家ですから」

「子門真人のようにですか?」

「はい、およげたいやきくんです」

「侍ジャイアンツと勇者ライディーンの主題歌も子門真人ですよね」

「あれ、詳しいですね。りょうさんって平成生まれじゃなかったのですか?」

(この平成生まれ)の詳しくは↓のリンクをご覧ください。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/46130

「(汗)やめてくださいよ。再放送世代ですから」

「でもアレックスとセンパイって同系統の波乗りをします」

「ほんとクリソツですね」

「あれ、それって死語ですよ」

「そうですか?普通に使ってます」

「(アレックスが)また乗りましたね」

「おーヤンエグは違いますね。年俸5千万円ですからやたらと乗りますね」

「そんなに!」

「はい、ヤングメンなのにすごいです。さっきスタジャンも着ていましたし、

バックシャンもいいし、あいつは1970年代そのものですね」

「スタジャン!Dセンパイはチョッキとかエモン掛けと言います」

「大事なのはナウイ波乗りですよね」

「フィーバーですか?」

「ガチョーン、よく知ってますね」

「りょうさん、なんだか死語ばかりですよ」

「そんなことはないですよ」

ーーここでローファーの友だち(女)がりょうさんの車の鍵を借りにーー

「あの子マブイですよね。ボインですし」

「ハイカラですか?」

「あれあれ、それは死語ですよフナキさん(笑)」

「なんだか頭がレトロになってきてしまいました」

「タイムボカンとガッチャマンを連続で見たくなりました」

「昭和38〜44年生まれのネタですねそれは。

ガッチャマンはぼくが7歳のときです。

りょうさんは本当に平成生まれですか?」

「あれ、なんちゅうか本中華はっはっはー」

「天才です」

それからウエットスーツのミーティングをしましたが、

話題はレトロ系ばかりで、

ウナクネ総帥アレックスさまからの

すごいインフルエンスを感じた日です。

IMG_1724

携帯をチェックすると、

ドッキー師匠(Surf RX)が、

フライングタートルV12のシェイプを終えたところで、

すぐさまストライプティントを施した画像が送られてきた。

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かなりかっこいいです。

ピニンファリーナも「走りは美しさと比例する」

と言っていたが、サーフボードも同じですね。

IMG_3084

王子邸前で私のデルタ計画をめざとく見つけたデイブ。

昔々からサンクレメンテローカルです。

こちらのローカルは、

ノースハワイと同じでみんなやさしいです。

朝は石田さんと朝食を食べていました。

IMG_3099

アメリカ歴35年という石田さんは、

ビスケットとグレービーという高度な注文を。

メニューにあるのは知っていましたが、

いまだに注文したことはおろか、

見たこともありませんでした。

IMG_3098

私は大好きなパンケーキを。

バナナとナッツをのせて、

ブルーベリーシロップでOEC!

(OEC=おいしい©maedaman)

フリーウエイをピコで降りたところにあるモービルに行くと、

このFORDブロンコがやってきた。

IMG_3095

これぞ私のドリームカー。

まだかなりの台数が走っているので、

いつかきっと。

IMG_3081

キャッチサーフに行くと、

なんとオディシーとウエットが屋根の上に上げられていた。

これは営業部長のジョエル・マナラスタスのもので、

もしかしたら彼は「いじめ」にあっているのかもしれない。(笑)

IMG_3082

それにしてもどうやってここに上げたのだろう?

キャッチサーフからNATION/CANVAS工場に行くと、

時計はそろそろ終業時刻となろうとしていた。

この時間に工場に行くのは、

ときに嫌がられ、

ときに歓迎されるというむずかしい時間であります。

IMG_1790

なんと、NATIONログ『エルドラド』が完成していた。

ボランクロス1インチストリンガーの逸品。

突然欲しくなったが、

今はウナクネに専念しようと言い聞かせて、

ぐっとこらえました。

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ライアンがシェイプルームに見えないので、

工場の奧に行くと、

ライアン友人ボードが仕上がったところで、

どうやら来て良いい時間だったようだ。

IMG_1759

カリフォルニアでナンバーワン・サンダーだった故ジョー・ウッド。

彼の弟子であるジャーミーが、

リックケインのトライ・オンフィンのハンドサンドをしていた。

これは時間もかかるし、

ホットコート樹脂がしっかりとのっていないと、

かなりやっかいなものなのです。

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2階に上がるとデイブ・ネイラーがいる。

今日のティントボードを見て誇らしそうにしていた。

デイブらしいショットが撮れました。

IMG_1762

特別ラミネート(ロゴ)の2ヘッドレイバンが入ったキャンバス。

もうすぐホットコートです。

相撲部屋じゃなかった、ホットコート部屋に来ると、

大関のジェイソンが、

レースカーにグラスオンフィンを立てているところだった。

IMG_1776

こうして5度角でフィンは設置されていく。

ちなみにレースカーには、

タイラー・ウオーレンのグラスオンフィンが設定されています。

IMG_1777

NAKISURFストックである

『ライトニング・ライムグリーン』

この色にして大正解。

工員たちに人気ボードであります。

IMG_1783

ディープネイビー・ピグメントのレースカー。

ティントとピグメントは同様に樹脂に色を付けることですが、

違いは透けるのがティントで、透けないのがピグメントです。

どちらも紫外線にはやたらと強く、

真夏の長時間直射日光にも色あせない。

IMG_1784

これにも完璧にフィンを設置するジェイソン。

工歴28年という大ベテラン。

IMG_1805

角度が決まったら隙間に接着を兼ねて樹脂第一工程。

明日、クロスとロービングで完全設置されます。

グラスオンフィンは、かなり時間がかかる工程です。

しかも近道ができません。

IMG_1806

レッドフィンもあるのですね。

と後ろのラックを見上げると、

IMG_1807

オーダーボードと、

ストックがホットコートを終えていた。

色とフォルムがすばらしい。

これから

サンディング

グロス

ポリッシュ

という工程を経て10営業日で仕上がります。

IMG_1789

これらもホットコート終了。

あなたのボードは見えますか?

IMG_1825

『シャンパンの4+1』

というマルチフィンモデルも最終工程まで来ました。

「コニチハ!」

と威勢良く入ってきたのは、

@letspartytraction

のオモシロネコ・インスタグラムで知られるスティーブ。

ネコ好きの彼に私秘蔵の

「フラッフィー・ラミネート」

を見せてジマンするとこのオドロキ顔。

IMG_1811

「ヤバイです」

彼がやってきたのは、

ネイト・ヴァンダガストが先日乗っていた試作「エアマシン」を

スティーブにも乗ってもらおうというプロジェクト。

ちょうどさきほど完成したのです。

そのあいだライアンは彼ボードの最終検品をしていた。

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アウトラインから判断すると、

ワイドなショートボードとフィッシュのミックス。

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大満足のふたりです。

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すごいのがスティーブに対してのサイジング。

ライアンは、

「5’8″ish 20.25″ish (5’8″くらい、20.25くらい)」

いい加減なサイジングにほぼ同業のスティーブはご満悦。

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工場のみんなにさよならを言って、

赤いフィンからインスピレーションを得たのは、

大きなレースカー。

これならミッドレングスのように乗れるし、

もちろんウナクネ認定ボードであります。

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6’4″として、

『ドラッグ・レース・バージョン』としました。

ディレクターのクリスチャン・ワックの認定待ちです。

IMG_3140

ツナくんのウツクシインスタグラム。

©tunatunatantei

前出したりょうさんと食事に行こうということになり、

ピコ郵便局裏のタンビンに行くと、

りょうさんの親友スティーブ・ルシアーニもやってきました。

どうしていつもボルコムを着ているのですか?

と聞いてみると、

「リユニオン・ウエットスーツが、

ボルコムスーツをOEM製作しています」

というオドロキの事実が登場しました。

(OEM=original equipment manufacturer

他社ブランドの製品を製造すること)

私たちがミーティングしているあいだ、

スティーブの飲むこと飲むこと。

IMG_3143

普段はノマドでバーテンダーをしているスティーブ。

「サーフ業界人は波乗りが仕事デス。

で、お酒業界人は飲むのが仕事です」

と言いながらビールグビグビー。

お酒のメジャーリーガーですね。

酔うのが怖い私が

「クワバラクラバラ」と言うと、

りょうさんが

「それって死語ですよ。フナキさん」

と言われて今日は終わります。

長くなってしまいました。

最後に

タイラー・ウオーレンのミニボードの結晶

『スーパーソープ5’1″』

に私が乗った簡易ムービーが完成したので、

YOUTUBEにポストしておきました。

スーパーソープの特徴というか、

その持つ運勢がすばらしいと思う。

この日、

ここにこんな長い波が来るとは誰も思っていませんでした。

3つのブレイクを乗り継いで、

最後はチャーチ手前の浜まで乗けたというウソみたいな事実が、

この動画には映っています。

いやはや不思議で最高のボードです!

http://youtu.be/wHAaxkGKywM

 


『ボードならなんでも乗れる派』新時代_タイラー・ウオーレン・シェイプス_それはめずらしいパーソナルボード記念放出_(2614文字)

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最近、波に乗ることがさらに楽しくなった。

なぜだかを考えてみると、

乗るサーフボードの幅が拡がったことが一番にある。

トライショートボード、クアッドショート、

さまざまなミニボード、オールドボード、

モダンフィッシュ、レトロフィッシュ、

ビーター/キャッチサーフソフトボード、

フィンレス、シングルフィン、極小フィン、

ミッドレングス、ロングボード、ログボード。

こうして書いているだけで楽しくなってくる。

カリフォルニアというより、世界的な流行だろう。

昔、15年前はロングボーダーがショートボードに乗ると、

「なんだこんな波乗りか」と感じた。

ショートですごい人、

例えばケリーがロングに乗ると、

驚くほど下手だったりしたのを見て、

「そんなもの」だと思っていた。

ジョエル・チューダーの全盛期くらいから

乗るボードの幅が拡がっていったようにも思える。

そして17歳のクリスチャン・ワックが突然現れた。

サンクレメンテ高校に通っているクリスチャン少年は、

あのハービー・フレッチャー総督をして、

「ファー!あんなすげえサーファーはいないぞ。

浮くものならなんでも乗れるんだからな。

スタイルとフロウ、そして品もあって、

すでに人間もできているんだから新時代のサーファーだな。

わが息子クリスチャンがエア世界を創造したように、

あの子(クリスちゃん)は、

新しいサーフィングスタイルを構築するから必ず会いなさい」

そんなこともあった。

クリスちゃんを誘って新島に行った。

2009_cw

Christian Wach 2009 @Niijima, Japan

今から5年も前の19歳のときのクリスちゃん。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/4569

それから時代はクリスチャン・ワックやハリソン・ローチ、

タイラー・ウオーレン、アレックス・ノスト、

ジャスティン・アダムスたちが率いる

『ボードならなんでも乗れる派』が発生して、

それまでの

「ある一定のボードサイズだけ、コンテスト技術重視派」

というプロサーファーのフィールドにもどんどん領域を増やしていった。

自分もーー抱井さんへの憧れもあってーー

『ボードならなんでも乗れる派』に転向したいと、転身を始めた。

で、現在はその途中ですが、

それが冒頭に書いた楽しさに結びついているのです。

ああ、すばらしい。

いままでは知らずに鎖につながれていたという思いです。

これは断ち切って良かったもののひとつです。

さて、ここはサンファン・キャピストラノ。

サンクレメンテの隣町で、

それは旧い歴史があるすてきな土地。

そこにタイラー・ウオーレンの拠点がある。

ご存じのようにタイラーは

『ボードならなんでも乗れる派』

若頭、頭領、首領、そんなところですね。

ショートボードだと、

コンテストプロがかすんでしまうようなロングラインと、

カービングで見るものを魅了し、ログに乗ると、

究極なまでに磨きぬかれたトリミングをして、

どこまでも乗っていく。

201405_TW_3597

Tyler Warren’s Hand-Shape Chamber

そのタイラー・ウオーレン、ハンドシェイプの間にやってきた。

今日の彼はデーン・ガダスカスにシェイプした

『タバルア・ボンザー』

のフィンセッティングをしていた。

http://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/

NAKISURFでは、

『タイラー・ウオーレン・シェイプ』

を渾身紹介をしております。

「彼を余すところなく表現し、

そのサーフボードのとてつもない良さを知っていただこう」

というプロジェクトです。

R0013310

気づいた方も多いのでしょうが、

各TWボードページには、

「タイラーからの乗り方アドバイス指南」があります。

これはこうしてタイラーが書いて、私が翻訳しております。

http://www.nakisurf.com/brand/tylerwarren/detail-thinmint.html

彼の視点でのサーフィングがわかり、

そしてスタイル構築にはこれ以上ないほどの教本テキストですので、

ぜひ各モデル紹介をチェックしてみてください。

「中古ボードの販売に力を入れ始めたんだよ」

「それは良いアイディアです。ビンテージも扱いますか?」

「もちろんです。将来的には博物館みたくしたいです」

「すばらしいことです」

そんな会話があって、

「ねえ、タイラー、ここにあるパーソナルボードって売る気ありますか?」

「うーん、自分のボードは基本的には、加えるだけで、減らさないのです」

「そうだったよね」

「でもNAKISURFの中古ボード記念に何本か出しましょうか?」

「ぜひお願いします」

ということで、

とっても珍しいタイラー・パーソナル中古ボードのご紹介となりました。

価格は shop@nakisurf.com までモデル名と共にお問い合わせください。

もちろんですが、各1本限りです。

IMG_3495

5’6″ Quadratic Egg / 5 FIN

IMG_3504

9’5.5″ Transition

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7’11″ Jazz

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5’4″ Dream Fish #29(TW初期版)

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5’1″ Super Soap

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5’5.5″ Truster Fish 5 fin

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ボードマニアのきんちゃんがオーダーしてくださったトムカレンモデル。

TC-5’2″ 私も1本欲しいデス。

きんちゃん、シェイプが終わりましたよ。

IMG_3229

新型BMWがフリーウエイを走っていた。

かっこいい。でもなんだか昔のボンドカーみたい。

BMWもそうだけど、

欧州車がどんどんモダンになっているようです。

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デイブネイラースタジオに行き、

NAKISURFオーダー分のグラッシングを見学していました。

IMG_3277

特急オーダーのレースカー6’0″も見えます。

もうすぐですね。

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http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53717

一昨日「めでたい」

というブログを書いたら紅白のハタを発見。

なんという名前かはわからないのだが、

クエにも見えます。

どちらにしてもスズキ目ですね。

これでおめでたき鍋としましょう。

201405_TW_3620

孤高のタイラー・ウオーレン。

シングルフィンのボックス位置を決めるのに、

こうして何度も何度もシングルフィンを合わせ、

記す位置を鉛筆で変更していたのが印象的だった。

サーフボードの世界も波乗りと同じで、

それは深い世界があるのでしょうね。

私ももっと研究していきます。

それではまた明日!

 

 

シェビィ・デラックス (Nation Chevy DLX)の1分間動画が完成しました_(539文字)

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おはようございます。

こちらとても良い天気です。

いかがお過ごしですか。

また週末がやってきましたね。

GWもあったので、週末だらけのような気がします。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53717

さて一昨日、

初乗りで、

「マンライ・ハッピーグライド&マジックボード」

だと瞬間認定した

『シェビィ・デラックス (Nation Chevy DLX)』の

5本乗ったうちの3本をつなげて1分間の動画としました。

ブレイクはおなじみのフォードアーズのロングボード波。

このボードの良さは、

ボード全てが浮くこと、

しかも浮きすぎないことにあると思う。

とにかく生きもののように波面を滑っていく。

5’4″なのにノーズライドの安定性といったら…。

コーリー・コーラピントのオマケも冒頭に入っています。

それではご覧ください。

小波系ボードでは世界で5本の指に入ると思います。

ライアン・イングルおそるべし。

http://youtu.be/DwHigB3vPQw

5’4″ x 19-5/8″ x 2-1/4″ SDS Glassing / Quad

最近遅いので今日はここまでとします。

またすぐに書きます。

 

ノーズライダーが欲しくなり、クリスチャン・ワック相談したら_ミニ・パーチェイス2種_さよならAVISO_(2072文字)

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201405_SanO_CW_2225

クリスチャン・ワックのヒールからウオーキングバック。

すばらC!

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リースのパーチェイス。

みんなそれは上手に乗っていく。

IMG_2416

ノア・カドーザもライアン・イングルのノーズライダーに乗って、

フォードアーズのむずかしいセクションをバックサイド・ファイブ。。

IMG_2381

この夏に向けて、

自分用のノーズライダーが欲しくなった。

「ねえ、クリスちゃん。ノーズライダーが欲しいのだけどサイジングしてくれますか?」

「どのサイズでも大丈夫デスヨ」

「それはわかるのですが、例えば俺とクリスちゃんたちだと体格が違うでしょ。

大げさに言うと倍くらいあるのに同じサイズのボードに乗るというのは、

図式が合わないぞと気づいたのです」

「でもロングボードは9フィートからです」

「それは規約というかそういうのでしょ。

俺はそういう数字を取っ払いたくこの話題を持ちかけているのです」

「おお、わかりました。でもある程度長くないとノーズライドの安定性は得られません」

「ふむふむ」

「それでは8’10″ではいかがでしょうか?」

「それが最高です。決定!ありがとうクリスちゃん」

「すでにミニ・パーチェイスの名前が付きました」

「お、それいいね!すぐにデザインを送りますね」

と電話を置き、

デザインをしてふたつのバリエーションを得ました。

 

ThePurchase-volangreen-red

8オンスのボランクロスに

デイブ・ネイラーが樹脂にグリーンカラーを一滴だけ落とす

「ワンドロップ・ティント」。

さらには赤かブルーのハイデンシティフォームに、

ボラン&フィン・ニーパッチというデザイン。

ThePurchase

どちらがいいかなあ。

少し眺めてみます。

http://www.nakisurf.com/brand/aviso-model.html

【AVISOサーフボード生産終了のご案内】

AVISO社は、これまでAVISOサーフボードの生産、販売を継続してまいりましたが、
2014年4月をもちまして、正式にAVISOサーフボードの生産を終了することが決定いたしました。
2006年に発売して以来、世界中で累計1万本以上が販売され、
多くのお客さまにご愛用いただいてきました。
しかしながら、今後はゴルフクラブのシャフトやソフトボールのバットなど、
サーフボード以外の製品の製造をメインに行うこととなったため、
今回の生産終了が決定いたしました。

AVISOケアを含む修理対応に関しましては、
今後も継続してご対応していきますのでご安心ください。
また、AVISOケア対象ボードの保証対象期間が経過いたしましても、
修理に必要なリペアキット、交換用プラグなど在庫がございますので、
必要に応じてお買い求めください。

今後のAVISOサーフボードに関するご質問などは、
下記のご相談窓口でご対応いたしますので、
お気軽にご連絡ください。

【AVISOサーフボードご相談センター】
お問い合わせ窓口:千葉ショールーム
電話:0475-47-2619 (受付時間:火曜~日曜:10時~19時 / 定休日:月曜日)
ご来店:平日:11時~14時 / 土日祝:10時~18時 / 定休日:月曜日
Email:shop@nakisurf.com

お問合わせの前に、下記もご確認ください。

Q:今後もリペアキット、交換用プラグは購入できますか?
はい、今後も店頭、オンラインストアからご購入いただけます。
»AVISO用リペアキット
»AVISO用スペアプラグ、パッキン、グリスセット

Q:AVISOケアは継続されますか?
2013年3月31日以前にご購入された方は、AVISO GOLD LABELに限りご購入日から2年間適用となります。
*AVISOクラシックは適用期間が1年間の為、適用期間終了。

Q:リペアをお願いできますか?
はい、大きなキズ、破損の場合には、弊社リペアサービス窓口にてご対応いたします。
<ナキサーフリペアサービス>
電話:0475-47-2619 / Email:repair@nakisurf.com

トップコートの剥がれや軽度の損傷の場合には、AVISO専用のリペアキットがありますので、そちらを使用していただければ簡単にリペアできます。
または、ホームセンター等で市販されている2液性のエポキシ樹脂を使用して、硬化後にサンドペーパーで仕上げることもできます。

AVISO専用リペアキットは、ナキサーフオンラインストアからご購入いただけます。
»AVISO用リペアキット
»AVISO用リペアキット(GOLD LABEL用)

リペア方法についてのブログも参考にしてください。
»AVISOリペアキットの日本語解説書を見る
»AVISO主宰ジョンによる純正リペア方法を見る

Q:委託販売、下取りなどはしていただけますか?
はい、店頭お持ち込み、ご郵送にてご対応しております。
詳しくは下記のページをご参照ください。
»下取り・コンサインメント(委託販売)ボードについて

大好きだったAVISOだから、

少し残念ですが、社の決定だそうなので、

またいつか再開する日を心待ちにしております。

大事なお知らせでした。

 

NATION/CANVAS工場で誕生しようとしているボード群_VARIEL_Seea_Surfer Magazine_スパガトー_ジェイミー・オブライエンがキャッチサーフにやってきました_(1273文字)

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こんにちは、

そちらはすでに土曜日ですね。

こちらはまだ金曜日で、波もまだ届いていません。

NATION/CANVAS工場に行くと、

ちょうどデイブ・ネイラーが、

アーミーグリーン・ティントを施すところだった。

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シェイプも好きなのだが、

サーフボードがこうして樹脂と、

ガラスクロスをまとう瞬間も好きなのです。

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レースカー改造モデルのグラッシングが、

もうすぐ完成しようとしていた。

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SDSのテント、

そしてブラックホットコートで、

ストーンウオッシュのような風合いを出そうとしています。

しかもモデルはシャンパンXX。

楽しみです。

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NAKISURFストックのレースカーがありました。

http://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA763.html

オーダーはオレンジ寄りでしたが、

完成品はレッドですね。

でもこちらの方が逆相色でいいですね。

IMG_3911

本日ホットコート終了のボード群。

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こちらはホットコートと、

グラスオンフィンのセッティングが終了したレースカー。

http://www.nakisurfshop.com/SHOP/CA748.html

こちらもストックボードとなるために製作されています。

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カスタムオーダーの紅白CANVASには、

スペシャルラミネートが封入されていて、

その下にはミニノーズライダー。

IMG_3922

このミニノーズライダー6’12″は、

ボランニーパッチ、

グロス&ポリッシュ、

2+1フィンのスペシャルモデルです。

サーフ・プリスクリプションズの主宰ドッキーと、

VARIELフォームの特性について話していたら、

吸水性のない素材なのでエアブラシは不可能だという。

それならもし壊れても水を吸う心配はありませんね。

そうです。

ティント(樹脂)カラーなら色を付けられますよ。

ということで送られてきたのは、

ケリー・スレーターのバリエルフォーム。

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なるほど美しいカラーがついていますね。

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とってもかわいいSeea。

サーフィング用の水着はいくつかあるけど、

イタリアとサンクレメンテのコラボというおしゃれなのはSeeaだけ。

最高に大人気です。

http://www.nakisurfshop.com/SHOP/51444/51445/list.html

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サーファーマガジン誌に寄ると、

JPたちが、

「バドワイザービールでアメリカ国旗を撮る」

というプロジェクトをしていた。

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遊びみたいだけど、

至って真剣でした。

きっとこの写真はいつかサーファー誌に掲載されるのでしょうね。

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ネコ好きで知られるレッツパーティ社に行くと、

新しいキャラクター

『スパ・ガット』のステッカーが完成しようとしていた。

(イタリア語でガットはネコという意味)

遊びをマーケティングにするという天才的な手法ですね。

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お隣キャッチサーフでは、

ジェイミー・オブライエンがやってきて、

彼用の新しいボードをピックアップしていった。

この夏はこんなに多くのキャッチサーフに乗るのですね。

ものすごく楽しみです。

それではすばらしい週末をお過ごしください!

今日もお越しくださってありがとうございました。

@COLEシェイピングベイ_ロスアンジェルス_タイラー・ウオーレンのライフスタイル_(1289文字)

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こんにちは、

GWも終わって、

普段通りの週がやってきましたね。

いかがお過ごしですか。

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こちら予報では、

これから真夏日が5日間も続きそうです。

波が上がるといいなあ。

ミッション・ビエホーのアップルストアに行くと、

あちらは内陸だからか、

34度もあって道路は焼けたようになって、

蜃気楼が見えました。

そのままコールショップに行くと、

とってもうれしそうな男の子がいて、

彼の誕生日にニューボードが完成したところだった。

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彼の名はヘイデン。

最近のトップカマーなので、

彼の名前をご存じの方もいらっしゃるでしょう。

私もサーフィンに没頭しているので、

このうれしさはよくわかります。

ルースキャノン 5フィンプラグ(FCS II)

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さて、COLEシェイピングベイ。

何かひらめいたらしく、

故アンディ・アイアンズのマジックボードを丹念にチェックしていた。

聞いてみると、

「なぜダブルコンケイブしかない時代があったのだろう」

ということを疑問に思い、

その当時のボードを見ての確認作業だったようです。

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Cole Curve Ball

元祖ライトニングキッカーであるカーブボール。

シングルコンケイブのはじまりというか祖です。

ある意味ハイパフォーマンスで、

ある意味では究極なるオルタナボード。

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ひさしぶりにコール・シェイプの一部始終を見たが、

ハンドシェイプ時代から続く丁寧で、

永遠にも続くような作業。

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完璧なフォルムが完成しました。

じつは先日、

「(私のマジックボードである)カーブボールを確認させて欲しい」

とコールから依頼があって、

彼のシェイピングベイにカーブボールが里帰りしました。

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詳細。

コールはくまなくスペックを確認&記録していた。

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フィン位置とかロッカー、

レイルフォルムやアウトライン。

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.

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終わって、

今度はライトニングキッカーのレイルと見比べていた。

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昔サンクレメンテ、

今エルサルバドルに住むデイブ・ハリスは中米のコール担当です。

彼もコールシェイプを見学に来ていた。

COLEによると、

マジックボードには黄金比が潜んでいて、

それを確認して記録することが大事なのだそうです。

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カートみたいなレースカー。

市販の車でしょうか。

この色、いいですね。

そしてサンクレメンテから車で一時間かけてLA(ロスアンジェルス)まで行くと、

今週に封切りのハリウッド映画『ゴジラ』が大宣伝されていた。

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ゴジラ人気がまたやってくるのでしょうか。

ハリウッドだからいいような悪いような。

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LAにはファッションを主体とした通りもあります。

メルローズ通りでは、

Kissだかマイケル・ジャクソン風の人を見つけました。

靴がチェッカーのスリッポンVANSというのがいい。

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この単車もレースカーカラーになっていて、

さきほどのと同じ。こちらは20番。

この水色にオレンジは、

好きな色の組み合わせとなりました。

タイラー・ウオーレンの哲学、

彼のサーフィンライフを紙芝居風としました。

マックス作のクラッシーな動画です。

それでは、どうぞすばらしい週となりますように!

 http://youtu.be/rM3qx7N61gY

 

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