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夏が終わる?_ライアン・イングルの『突然開催ログボードアカデミー』_エア開眼のノア_ルーベンが手がけた完璧6チャンネル_試作コールシェイプ動画_(1628文字)

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昨日は湿気があり、

風がちょっぴり冷たくなって、

なんとなくだが夏が終わった日と感じた。

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去りゆく夏。

2014年の夏はもう二度と来ない。

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そして本日。

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ライアン・イングルの

『突然開催ログボードアカデミー』に参加してきました。

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ライアンの指導下でログボードを乗ってみると、

ターンの違いがあきらかになった。

具体的にはテイルとレイルのしっかりとした切り返しが必要だと気づいた。

ショートボードよりもコントラストのある波乗りが必要だとは思わなかった。

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ライアンの奥さんリンジィは、

2011年のASPロングボード世界チャンピオン。

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そのチャンピオンボードを製作するライアン。

彼は不安定なバックウオッシュセクションで、

あえてノーズに向かっていく。

こういう気合いみたいなのが、

こんな重たいログボードでは大きなスリルだということに気づいた。

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クロスステップは波側をしっかりと歩く。

ライアンは小さな歩幅でと言うのだが、

その通りにしていると、

ノーズに到達する前にセクションが終わってしまう。

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もうひとりの先生リース。

そうだ、

水温が華氏74度(23.3℃)と今年一番を記録している。

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ライアンの美しいログボード。

このモデル名は『エルドラド(黄金郷)』。

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ライアンの人の良さがこの笑顔ににじみ出ている。

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NATION EL DRADO Three Stringers 9’7″

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Lindsey Steinriede Engle

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このトレーラーは良いアイディアだと思う。

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NATIONオリジナルに乗るベーカー和田さんと、

ライアンが初対面した日でもありました。

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©Catchsurf/Chris Monroe

また南うねりが上がってきて、

明日から大きくなるという予報。

ラグーナでスキッパーフィッシュ6’0″に乗るジョニー・レッドモンド。

こちらはノア@ノースハワイ。

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photo by Ryan Smith/ @manapuaboi

ノアは、

『エアの秘密がわかったよ」

うれしそうにそう話してくれた。

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photo by Ryan Smith/ @manapuaboi

Cole’s Loose Cannon

ノアは全てのセクションでエアをしかけたようで、

さらに言うと、

彼にとってはかなりひさしぶりのサーフ。

そのセッション中にエア極意取得というのはあまり聞いたことがないが、

ノアっぽいといえば、ノアぽいエピソードだと思う。

私もそのエアの秘密が知りたい。

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サンクレメンテ周辺はおいしいメキシカンレストランが多く、

これはサンクレメンテ北側にあるラ・シエスタという老舗名店。

その近所にコールがあり、

現在ルーベンというプライベートラミネーターがいる。

彼は”ホットソース”というすばらしいサーフボード工場を営んでいたが、

現在はこうしてソロ活動している。

ルーベンは樹脂マニアで、

NATION/CANVASのデイブ・ネイラーと双璧をなすグラッシングマスター。

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その彼がシックスチャンネルを完璧に仕上げてきた。

溝に残った樹脂の量と厚みも全て均一という神業。

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マット・アーチボルドもチャンネル好きだが、

これを見たら感動するに違いない。

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で、最後になりますが、

コールでは、

ハイパフォーマンスショートボードのプロジェクトがスタートしていまして、

それは来年用のモデル『ダブルバンプ・スクアッシュ(仮モデル名)』でして、

そのファインシェイプの模様をタイムラプス(Time Lapse=インターバル撮影)

方式でコマ撮り撮影してきました。

今回は10秒おきに一コマという設定だったので、

6コマで1分という計算となります。

これでちょっぴり俯瞰の

コールのシェイピングアクションをここで見ることができます。

音楽もすてきなものをつけました。

およそ3分間とちょいです。

どうぞごゆっくりご覧になってください。

それでは今日もみなさんのすばらしい日となりますように。

http://youtu.be/BlJ97PkHVIQ

 


ダブルバンプ・スクアッシュ5’7″ x 19-1/8″ x 2-3/16″ PVR/JRII 5fin Fusion_お子さんと二人乗りしてみませんか?_(1032文字)

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SCANGavin god

フィルム時代の作品を見ていたら、

デジタルに負けず劣らずに良いことを再確認した。

さてさて、

先日ここでお伝えしたCOLE2015年モデル

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/56566

『ダブルバンプ・スクアッシュ』が完成してきた。

急いでいたので、

工場には出さずに全ての工程をルーベンの手作業で仕上げた大技。

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マイブームなのですが、

COLE史上傑作としているツインスタビライザーを装着してみました。

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5’7″ x 19-1/8″ x 2-3/16″ PVR/JRII 5fin Fusion

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シングル・ダブルコンケイブ。

永遠の名作HPS、グラスホッパー、ルースキャノンのボトム。

ワイドテイルをダブルウイング(バンプ)で絞り、

ワイドフルノーズを搭載。

レイルは薄くして、

少し長めで浮力も多めが良いとCOLEが言うので、

そのようにしてみました。

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美しいフォルム。

ショートボード最高フォルムの予感がしています。

明日乗ってきます。

夏の終わりのサーフレッスンがあり、

ロスに住む11歳の朗寅(らい)くんと一緒に波に乗りました。

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使用ボードはキャッチサーフの9フィート。

私の体重が58kg、朗寅くんが27kg

合わせて85kgになるが、

まだまだ十分な浮力がありました。

二人乗りテクニックとしては、

ライくんが動かないようにアゴで彼の腰を押さえてテイクオフしていきます。

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パドルアウトするときに波が来たら

「うおー!」っと、

大げさに喜びながら波を越えると、

ライくんは大喜び。

大人が波を怖がると、子どもも怖がってしまうので、

決して無言にならないことが重要です。

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テイクオフはノーズダイブしないように、

後側の人(きっとお父さん)は、

ボードテイルに全体重をかけたりもします。

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ここまで降りて安定したらテイクオフしていきます。

「よーし行くぞ〜」

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このうれしそうなライくんのお顔を!

最高ですね。

さあ、これが海の上にあるすばらしき滑走世界です。

海の上、つまり波を滑ることは、

お子さまの情操教育に高い効果があるのですよ。

波の小さい日は、

どうぞご家族で波乗りを楽しんでみてください。

道具等のご質問がございましたらメールでお寄せください。

題名を「親子乗り」として、

shop#nakisurf.com

#を@に変えてお送りください。

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今日の夕方は3つのグリーンフラッシュを見ました。

これは珍しい。

それではまた明日ここで!

[ちょっぴり特大号]初心者はソフトボードではなく、 良いサーフボードを使うべきなのでしょうか?_(3277文字)

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こんにちは、土曜日をいかがお過ごしですか。

こちらはまたオーバーヘッドクラスの南南西うねりが届き始めました。

3ft at 18s SSW (196°)

スクリーンショット 2014-09-05 18.24.42

これは今朝の満潮4.3ft波。

速度が付きすぎて、

飛んでいるような感覚になったのはひさしぶりで、

1984年だったかな、

千葉の部原というところに行って、

オーバーヘッド波に乗って、

こうなったときのことを思いだしていた。

部原スティーマーズ、みおや、

武道大学前の黒帯まで思いだしていた。

スクリーンショット 2014-09-05 18.23.12

COLE 2015 DBS 5’7″

乗り始めてちょうど波が出るとは、

運気が良いボードであります。

さてさて、本題です。

CATCH SURF_0009

photo by: 49film co.ltd /Yasuma Miura

何人かのお客さまから、

「サーフィンに詳しい知り合いから、

初心者のうちは変な癖がつくからソフトボードではなく、

最初はきちんとした板が良いと言われました」

「良いサーフボードを使わないと上達しない、と聞きましたがどう思いますか?」

という内容のメールをいただきました。

で、友人Sさんがシェイプボード至上主義なので、

ソフトボードについて、

彼はどう思っているのか聞いてみることにしました。

CATCH SURF_0015

photo by: 49film co.ltd /Yasuma Miura

「Sさん、初心者のうちは変な癖がつくからソフトボードではなく、

良いサーフボードを使わないと上達しないのですか?」

「そうは思いませんけど、

ソフトボードはシェイプボードのようなきちんとしたターンができないです」

「じゃあカラニ・ロブとかジェイミー・オブライエンはどうなるのでしょうか?」

「あの人たちは別格ですよ。なんでも乗れるんじゃないですか?」

「では、なんでも乗れるのに、なぜキャッチサーフばかり乗っているのでしょうか」

「うーん、なんででしょうね。スポンサーだからでしょうか?」

「違うんですよ。二人とも自発的に乗っていて、

それを意気に感じたキャッチサーフがスポンサーすることになりましたが、

それまではふたりとも自分で乗っていました」

「それではなんでかはわかりません」

「私が思うのはキャッチサーフの”ユルさ”が魅力だと思うのです」

「ユルさですか?」

「そうです。柔らかかったり、色が付いていたり、フィンがなかったりする点でしょうか」

「何も良いことないじゃないですか」

「あはは、そうなんですけど、あ、Sさんは野球好きでしたね」

「はい大好きです」

「これは野球のことと似ていると思うのです。普通の硬いサーフボードを硬球としたら?」

「キャッチサーフはゴムボールですね」

「そうです。ゴムボールでメジャーリーグの試合はできませんが、

子どもや初心者に野球を楽しんでもらおうとしたときに

”ゴムボールはだめだ、硬球じゃないといけない”と経験者が言うでしょうか?」

「自分は甲子園出場を目指して野球をしていたのですが、反発とかは硬球と木製バットが正しいです。

だから松井秀喜さんは高校時代から練習には木製バットを使っていたという話を聞いたことがあります」

「それです!それが硬いボードを初心者に勧める元凶なのです」

「どうしてですか?」

「確かに野球で一流になるには、子どものときから硬球で木製バットとされていますが、

野球人口のいったい何人がその一流を目指しているのですか?」

「うーん、そう言われてしまうと…」

「でしょ。カラニに”なぜキャッチサーフシリーズに乗っているの?”

と聞いたときにさすがだなと思ったことがあるのです」

「それは?」

「カラニは言うには、今サーフィングは佳境を迎えている。

存在しているのは”プロのように上手になりたい派”と、

”サーフをしているふりをしている派”のふたつだろうと」

「極端ですね」

「極端ではないと思います。私も同意見ですから」

「それで?」

「そうです。カラニは、

”その他に”自分の時間を海で楽しく安全に正しく遊びたい派”も多くいるはずだろう。

でも現在のサーフィン業界はその門派がなかったのに、

その大きな門を作ったキャッチサーフ社はたいしたものだ、

それで乗ってみたらなかなか上手に乗れる。自分が乗るにはやぶさかではないし、

このムーブメントを広めるのが、コンテストを終えた自分の役目だと感じた”と言うのです」

「すごいですね。さすがだなぁ」

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photo by: 49film co.ltd /Yasuma Miura

「そうなのです。硬球の本気野球もいいのですが、

あんな硬いのが顔にぶつかれば鼻を骨折とかしますよね」

「自分の前歯は全部ボールで折れてしまったのでサシバです」

「でしょ、そこまで本気ではない野球好きな人もいるでしょ。

サーフィングも同じです。覚悟を決めて大波に挑戦するサーファーもいますし、

コンテストやメディアで注目されたいという人もいます。

しかし、家族で楽しみたい、友だちと一緒に乗りたいとか、

ターンを決めなくても海で遊びたい、

しかも安全に楽しく、という派が隠れて存在していたのです。

今までは彼らも表に出られなかったのです」

「なるほど、自分などは本気タイプなので、

ちゃんとターンできないボードでサーフしてはいけないと思っていました」

「そうではない人もたくさんいます。

自分もちゃんとターンができるに越したことがありませんが、

それよりも柔らかかったり、ユルイこともいいなと思い始めています」

「ターンの始まりが遅れたりしませんか?」

「もちろんします。でもそれがディレイターンと言ってまたいいのですよ。

でもキャッチサーフはトリプルストリンガーとか、

あえて重量を出していたり、バランスが良いので慣れるとかなりのものですよ。

今度はサーフボードを車に例えてもいいですか?」

「はい」

「プレミアムシェイプのサーフボードをフェラーリとかレクサスだとするじゃないですか、

キャッチサーフシリーズを車に例えるとなんでしょうか?」

「オモチャの車、あとゴーカートとかでしょうか」

「そうです。ひとまずゴーカートとしてみましょう。

キャッチサーフでも車でいうとことろのブレーキやアクセルは揃っていますよね、

車社会と違うところは、サーフボードの加速性能とかターンの斬れ味がなくても、

それはみんなで一列で波に乗るわけではありませんし、

サーフィンですから他人に迷惑をかけなければ良いのではないでしょうか?

何度も言っていますが、柔らかいので当たっても大けがしませんし」

「そういえば、このあいだジョー兒玉さんが、

あの日(*注)、カミソリアッパーカットを喰らって、

レイルが股のあいだに直撃したそうで、

もしキャッチサーフでなくシェイプボードだったら○○無しになったかもと言っていました」

「そうです。それです。痛い思いや怪我をして止めたサーファーが何人いるのでしょうか?

もしキャッチサーフがサーフボードの主流になったらサーフブレイクは安全になると思いませんか?」

「そうですね」

「実際私もバレルの中でボードが当たったことが何度もあるのですが、

あれは怖いです。巻かれている泡の中から突然ぶち当たってくるのです。

キャッチサーフでも何度もぶつかっていますが、ボテ、ドカ、という程度です」

「そうなんです。やっとわかりました。

要は楽しくサーフしたい人のムーブメントだから、違う派の人は容認すべきだということですね」

「はい、しかもやさしく楽しく、サーフ業界にとってもすばらしいムーブメントだと思います。

だからこそ私も楽しみながらそちら側のサーファーたちを応援しているのです」

「なるほど、ぼくもこれからは応援組です。今日は話してみてよかったです」

めでたしめでたし、と話は終わりました。

話を聞いてくれてありがとうございます。

(*注:ジョー兒玉さんのカミソリアッパーカット波はこちらです↓)

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/55725

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写真を撮る人も安全、周りも安全の楽しきキャッチサーフ流。

十分普及しているけど、もっと普及するといいなあ。

 

 

ありがとうございました。完売しました!_タイラー・ウオーレン・シェイプス、ストック3本が入荷しました_Veniceビーチ、アボットキニー最高!_JOBすごい_(2173文字)

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こんにちは、

ハリケーンうねりがまだ続いている。

海のパワーはすごい。

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テニスUSオープンまで少し時間があったので、

Trackerを持ち出して、ちょっぴりくねってきました。

マンダラTもサーフウオッシュです。

水温23度。

今年のカリフォルニアは温かい。

で、錦織圭さん、残念でしたね。

「テニス新時代」というコピーを得ました。

これから楽しみです。

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クネ師範リースとバターゾーンのスワロウテイル。

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最近のマイブームは、

フェイドテイクオフからフルカービングセッティング。

グネーって斜面にレイルを入れていく愉楽。

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インサイドのホワイトウオーターは前に前に出ていくセクションなので、

トップターンとフローターのミックスターン。

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インサイドのトリムセクションは、

狭い幅のダブルアップフェイスが出現する。

体勢を低くして、

リフォーム(再生)ラインを正確に滑るのもマイブームなんです。

【お知らせ】

昨日販売開始された『タイラーマンダラT』ですが、

ものすごい数のご注文をいただき、

ほぼ一瞬で完売しました。

本当にありがとうございました。

第二弾(おそらくラグランかロングスリーブ)をお待ちください。

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マンダラ(曼荼羅)は仏教用語ですが、

宗教の垣根は作らない主義なので、

自分用の全色は、

ミッションに行ってマリアさまにも祈っていただきました。

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カリフォルニアでも発売開始直後に複数色ご購入されたサンオノフリーノブさんと、

高貴改め、好機(Good Chance)マコさん。

ありがとうございました。

タイラーが旅に行く前に削ったボードを3本受け取ってきたので、

日本に送る前にプレビューしておきます。

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Tyler Warren’s Function Hull (EGG)  #978

7’0″x 20-1/2″ x 2-5/8″ (7’9″H Blanks/RED)

6+4, 6 oz

Sanded Gloss

Grey Hotcoat

50% White Opaque

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なんとタイラー初のカラーホットコート(グレイ)で、

ホワイトオペイクと相まって、

COOLな風合いになっています。

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クロスがどのように重ねられているかがわかる仕上げ。

本気で4V(シブイ)です。

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次なるボードは、

クアドラティック・エッグのケルプ(海藻)カラー。

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Tyler Warren’s Quadratic Egg  #977

5’11″x 19″ x 2-3/8″ (6’2″A Blanks/RED)

6+4, 6 oz

Sanded Gloss

Kelp/Dead Veggie Tint

Quad Future Fins

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フューチャーフィンなので、

キャプテンフィン社製のタイラーフィンが装着できる仕様です。

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次はタイラーが敬愛するスティーブ・リズ。

その彼が誕生させたサンディエゴフィッシュの

タイラー版『クラシックフィッシュ(New)』という初見デザイン。

当時の製法であるグロスアンドポリッシュ仕上げでピカツルです。

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Tyler Warren’s “New” Classic Fish  #993

5’8″x 20-1/2″ x 2-1/2″ (5’11″DRP Blanks/RED)

6+4, 6 oz

Gloss and Polish

Dark Blue Tint

White Glass-on Twin fins

Left Leash Plug

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このタイラーツインフィンが美しく、

見ているだけでドキドキしてしまう。

さらにはテイルの丸みもセクシーダイナマイトなんです。

昨日の日曜日は、

ジョー兒玉さんと、

MR(マーケティングリサーチ)を兼ねてベニスビーチに行ってきました。

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現在LAのファッションや流行の始まりは、

おそらくここベニス近辺であろうと感じられるのです。

サンクレメンテから海岸を北に車で60分。

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メイン交差点も異国情調満載。

どうやらここは多国籍文化のようです。

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食事情も変わってきました。

ここはGTAというそれはおいしいテイクアウト店。

@アボットキニーBLVD

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ここでちょっとおもしろいアイディアを思いつき、

それがちょっぴり入り組んでいるので、

みなさんに説明できるように鋭意編集中です。

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兒玉さんが運転してくれたので、

お酒も飲めました。

ありがとうございました。

そしてありがとうベニス。

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こちらはフロリダのディズニーワールド内にある

『タイフーン・ラグーン』からのインスタグラム。

シェイプボード禁止だという波の出るプールでは、

ビーターが主流というか全てビーターとなっていることを聞き、

「なるほど」と興奮してしまった。

ビーターなら私にも乗れるので、フロリダ、行きたくなりました。

先日のハリケーンマリー。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/57279

ジェイミー・オブライエンが二刀流を見せたウエッジ。

ボード2本を持って、

どうやって沖に出たのかと思っていたら、

こんなに大変な思いをしていたのだと知ったのでありました。

この動画は、その舞台裏がドキュメントされています。

使用ボードはCatchsurf ODYSEA8’0″です。

JAMIE O’BRIEN WEDGE MADNESS from Catch Surf on Vimeo.

それではすばらしい火曜日に!

その日の滑走累計距離を測ったり、レッスンビデオ、ファインラインを波に投影可能、追従モードで友だちと一緒に波に乗ることもでき、波の上はもちろん、全方位連続撮影可能な内蔵SHDカメラ。高度な波探知機搭載。海を楽しむための新たなるデバイスで夢をふくらませよう。

『Bird Series』のNATIONアメリカン・ロビン_COLE/アンディ・アイアンズからのオーダー_【クリスチャン・ワック掲示板】_(2720文字)

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nation_retro_twin_surfboard

このところシングルフィン(TW Tracker 6’4″)、

またはショートボード(COLE DBS 5’7″)で滑っている。

ファインラインのみで滑るシングルフィン。

そのファインラインをトレースするショートボード。

どちらも同じに感じるのだろうが、

その感覚は全く違う。

「ボードの重さ」

というファクターはご存じだろうか?

昨日サーフしていて突然、

サーフボードの重さが大事なことに気づいたのです。

今まで(20代後半)までは、

「ボードは軽い方が良い」

と信じていたが、

30代後半になると、

「どちらかといえば(ボードは)軽い方が良い」

と変化し、

40代後半のいま、

「ボードの重さが波を滑る味となる」

と断言できる。

フォードアーズの干潮時間は波が薄くて、

もしかすると、

日本のビーチブレイクの半分程度のパワーの、

つまり地中海風波となったのです。

そして重いボードと弱波のマッチングの良さを知ったのです。

今までよく聞いていたのが、

「風が強いときは、重いボードが良い」

ということだったが、

「弱い波のときは、重いボードの方がよく滑る」

ということに気づいたのです。

波に乗った日が一万日を超えると、

波に乗っているとき、乗った後、またはいつでも、

波乗りに関して以前より気づくことが増えた。

「波に乗るのに慣れてしまうと、感動が薄れませんか?」

そう聞かれて、

「逆に感動が増えました」

と答えた。

そうなのです。

想像も自惚れもどんどんふくらんでいるのです。(笑)

で、今朝。

重く、そして回るようなターンをするボードに乗って、

フォードアーズ波のライトを滑っている夢を見た。

起きてから、

しばらく現実との境目がなくて、

半覚醒のままで、

回るように切れこむツインフィンの感覚をなぞっていた。

で、こんなツインフィンをデザインしてみました。

1970年代のアウトラインですが、

グラッシングは6+4, 6のボランで重く。

レイルはテーパーとし、けどフォルムはソフト。

これはレイルを波に入れやすくして、

ソフトにすることによって、

レイルセットに失敗したときに許容範囲を増やすアイディア。

ボトムはロールとVEEミックス、

必要である箇所にはコンケイブ。

これはこういう重いボードのロール(バレル)状の挙動が好きなのと、

回転性能にはVEEボトムが一番だと信じている。

コンケイブはもしかするとレイル側にオフセットすれば、

その薄くなったレイルを揚力で支えられるという2014年最新のコンセプト。

テイルは厚めに。

これは小波というか、

「極小波にテイクオフできるかも度」倍増計画なのです。

当方、膝波でもきれいに乗りたいですし。

長さは5’5″くらいであとはライアンにおまかせ。

ぱっと見はレトロフィッシュにしか見えない。

でもこれなら鳥のように、

円弧を描きながら波の上を滑らせ、

そして流れるように漂うことができるボードだとデイドリーミング。

こういうファインライン系のボードを独自に

『Bird Series』と呼ぶことにしてみた。

そしてこのモデルだが、

個体色からの連想で、

「アメリカン・ロビン」と名付けてみた。

こういうサーフボードのデザインというか、

コンセプトを作ることが大好きだということに気づいた。

この資格とかあれば、

サーフボード企画士とかできるのだろうな。

bird-with-names

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Xmas03 Rocky shore

3ヶ月の会期というマンライ個展が無事終了しました。

で、その@DSL55では、

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誰が貼ってくれたのかがわからぬが、

マンライの痕跡がステッカーとして残っていました。

これもバードだ。

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コールシェイプに待ちに待ったブランクスが到着しました。

コールはブランクス信者であるので、

気に入ったグレードしか使わない。

だが、今回注文していたグレードの生産量が少なく、

夏の繁忙期と重なり、入荷しづらかった金のブランクスです。

お待たせしておりましたが、これでかなり進みます。

B級ブランクスを使って納期を早める大手、

そしてA品のみを使って、納期が遅れるインディーズ。

もちろんB級を使おうとは言えないが、

お待たせしているサーファーたちの板挟みになる私のような仲介人の辛いところであります。

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コールのファイルから偶然出てきたのは、

故アンディ・アイアンズからのオーダー用紙。

ノートに書いてあるので、

きっと電話を受けてのものだったのだろう。

アンディはコールに長さを伝えずに、

幅(18-5/8″)は固定、

厚み2-1/8″-2-1/4″と幅がある指定をし、

さらにディノ(アンディーノ)のレイル、

そしてラウンドスクアッシュとワイドスクアッシュという記載。

とすると2本のオーダーだったのだろうか。

連絡先にヒルトンホテルの電話番号と部屋番号が書いてあり、

アンディはアメリカ人の成功者らしく、

何もないノースハワイからやってきて、

サーフコンテストの宿が、

海を見渡せる高級ホテルの10階だったということにも興味がでてきた。

その部屋でアンディにインタビューした人はいないのか。

もししていたらアンディは何を語ったのだろうか?

今では知ることができない伝説。

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ローワーズWCTはじまりました。

これはルーク・デイビスのインスタグラムで、

ボードモデルは、

ネーションのスコアボードだと思う。

こんなものすごいリッピングがいまや全盛ですね。

 

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それはかわいいシーアの子たちがマリブコンテストに行き、

なんとそれぞれ2位と4位になっていた。

いつもフォードアーズにいて上手なかわいい子たちだけど、

こうして全体で見ても上手なんですね。

あ、こうやって考えられるのはコンテストの効能だろうか。

運試しでもありますね。

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パンちゃん(©パンダコパンダ)

と呼んでいるパンカー・パットのインスタグラム。

ものすごい海のパワーが押し寄せている瞬間だろう。

これはすごい。

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動物好きなので、

アニマル系のチェックも欠かしておりません。

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日本のお巡りさんとレッツパーティ!?

キャプションをいいかげんな意訳してみると、

”オーストラリアのジェイ・フィリップスは、

日本での友だち作りに余念がない。

彼は私たちのパーティTシャツを着ているので、

速攻でレジェンド認定しています。

ジェイ!着てくれてうれしいよ!”

翻訳はこんな感じですね。

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【クリスチャン・ワック掲示板】

レースカー、フォーセールです。

5’1″ x 20.25″ x 2.5″

sanded gloss, glass on fin,

“Christian Wach、ボクヨウのサイズです”

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ボードは現在クリスチャンの自宅にあります。

お詳しく知りたい方は、

shop#nakisurf.com

(#を@に変えてください)

までメールをお願いします。

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それではすばらしい週末をお迎えください!

 

 

STUMP/DBS/TRACKER(733文字)

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Catchsurf Stump 5’0″ Quad

Venice Beach “Gjelina”

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Nation Champagne 7’8″ Single Fin

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ジョエル・マナラスタスのオフィスに行くと、

新しいNATIONシャンパンが彼の席にあった。

これもキャッチサーフ社らしい風景だろう。

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JSことジョンのニュービーター。

彼の週末は、

このフィンレスモデルとヴェニスビーチだと聞きました。

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ピンクゴールドフィッシュ、完成しました。

初乗りはヴェニスで、

ボードの嫁ぎ先にマイブームを感じたのです。

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9月9日の発表会。

昔はともかく、

現在は情報の発達で、

その発表の内容はほとんどすでに知れ渡っていたようだ。

これは「発売することが確実になりました」と

いう発表なのか。

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Trackerでウナクネ三昧。

このシングルフィンに乗ってから、

究極のファインラインが近づいてきた。

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フォードアーズの連中もこのボードが気になるようで、

ボードフォルムを見せるとみんな感動する。

トラッカーは1970年代ボードを基本としているので、

ロール(バレル)構造を基本にボトムが形成されていて、

それをタイラーがフリーシェイプしたのがこの6’4″ 。

スクリーンショット 2014-08-28 8.11.09

こちらはコールのフリーシェイプ5’3″ Future Flex

201408_naki_6448

で、こちらがTWトラッカー。

先ほど海から帰ってきて、

「遅い波」というファクターに気づいた。

決して早い、強い波だけが良い波なわけではなく、

実際にはそれを含めて、

たくさんの形容がなくてはならない。

そして遅い波の良さに気づいたのです。

今までなぜこのことを知らなかったのか、

またはにわからなかったのが不思議。

遅い波のこと、

明日以降のブログで書いてみます。

WCT選手のファインラインのためには_COLEダブルバンプスクアッシュ(DBS)第一弾ムービー_(1455文字)

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おはようございます。

いかがお過ごしですか。

こちらは疲れ果てて、

これを書きながらイスに沈んでいました。

IMG_8914

最近気になっているのが、

日没後の照り返しに揺れるように動く波。

それをこうしてスローシャッターで撮っているが、

これが簡単そうで難しい。

自分の思い描いた作品になるまで撮り続けてみます。

IMG_5905

さて、波乗り話です。

自分にとって「遅速」という新しいファクターがやってきた。

で、ミッドレングスを乗ったり、

ファインラインを求めてのシングルフィンだったりの日々。

ゆるやかな人間関係というか、

やさしいローカルだらけなので、

行く場所もサンオノフレばかりになってしまった。

ASP-WCTもおよそ2km横でやっているので、

昨日は風向きと波チェックを兼ね、

ライブブロードキャストを受信して、

ラウンド3のジョエル・パーキンソンを見た。

そこには無風のオーバーヘッド波で、

彼流のそれはすばらしいファインラインが描かれていた。

で、最近わかったことがある。

これはキャッチサーフの連中、

そしてレッツパーティのスティーブ、

NATIONのライアンとも話して確かめたことと前置きして書き進める。

そのくらい自分の言葉としては書くには不確かだった。

それは、

「あのラインを描くためにWCTサーファーたちは、

どのくらいの時間を費やしたのだろうか?」

ということ。

とかくボードだったりテクニックに目が行きがちだが、

あのターンのためにホームブレイクでは、

幼少の頃から波に乗り、

朝暗い内から陽が暮れるまで、

さらには世界中のありとあらゆる波に乗り、

毎日毎分の時間を割いて、

人生をかけて取り組んだ集大成のターンだということに気づいたのです。

自分もその覚悟はあった。

で、ドノヴァンと会って、

ある言葉を得てからそれを追い求めなくなってしまった。

その言葉とは、

「コンテストは敗者生産場だぜ」

ということ。

ドキリとして、そしてなるほどとピッカリとした。

確かにコンテストは一人の優勝者を輩出するが、

そのためには他全員が敗者となる当然の事実を知ったのです。

で、コンテストは自分には荷が重いというか、

「気が合わない」

ということが分かった。

それからは波のこと、

そしてそれにまつわる心象風景が気になり、

写真にしたり文章としたりしてきた。

さらには、

自分の手本となるタイラー・ウオーレンやクリスチャン・ワック、

最近では、

コーリー・コーラピントがそうしているようにショートボードにも乗り続けてきた。

ショートボードの楽しさ。

それは「軽量」ということに尽きると思う。

これは持ち運びの重量ではなく、乗り味が軽快なのです。

201409_Cole_9167

その軽さを求めて、

上記したサンオノフレで乗った映像をつなげてみました。

1本だけピア波が入っていますが、

これは地形が悪く、

行ったけど波乗りにはならないほどのダンパー波でしたが、

せっかくなので入れてみました。

これからちゃんとしたショートボード波、

つまりビーチブレイクでも試しますが、

とりあえずロング波=日本や世界の緩慢な波と仮定すると、

ボードの良さがわかると思います。

ASP流ではなく、

私流のファインラインでお恥ずかしいのですが、

緩慢波に対してのボードの性能がおわかりになると思います。

薄くて小さくて、

細くて軽いのにテイクオフ性能がすごいです。

あと、泡からのキレもあります。

前置きが長いですが、

こちらがCOLEダブルバンプスクアッシュ(DBS)第一弾のムービーです。

ちょうど2分間です。

よろしければ見てくださいね。

今日もみなさんの良い日となりますように。

 


タイラーのニューモデルはボンザー_モーガン・ジャストのビーター_ジーター引退試合_(1526文字)

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IMG_5800

メキシコ本土の南に

“メキシカンパイプライン”

と呼ばれるプエルトエスコンディードという世界的なブレイクがある。

そしてこちらは、

タイラーのインスタグラム最近編。

 

TW_Insta

タイラー・ウオーレンが、

そのプエルトエスコンディードから無事に帰ってきた。

IMG_5799

この旅で新しいボードデザインが完成したそうで、

それをスケッチするタイラー。

IMG_5806

その完成図が冒頭の画像です。

しかも先日そのすごさを再確認したボンザー。

以心伝心とはこのことだろうか。

このサイジングは約60kgの私のもので、

5’3″ x 18-3/4″ x 2-5/16″

75kgの目安サイズですと、

5’6″ x 19-1/4″ x 2-1/2″だそうです。

IMG_5795

タイラーが旅から帰ってきて没頭しているというのはこの絵。

2枚のボードに封入するそうで、

上が下書きで、下が完成版。

IMG_5792

このボードはロンハーマンさんに行くのだそうで、

完成が楽しみです。

IMG_5842

「あ、俺のトラッカーだ!」

同じティントと、

そして美しい細身のシングルフィンを発見した。

IMG_5849

これはテリー・マーティンが、

子ども時代のタイラーが行く初プエルトエスコンディード用にシェイプした逸品で、

そんな時の流れと、この遺産のようなボードにふたりで見惚れていた。

IMG_5832

ちょうど届いたばかりのビーチパラソルのリトグラフ。

それに一枚一枚サインをしていくタイラー。

サーファーであり、シェイパーであり、

そしてアーティストであるタイラー・ウオーレン。

IMG_5839

映像作家のタケイタツオさんがやってきて、

タイラームービーの最終編集を行うということ。

タイラーマンダラTを着た彼と私の2ショットをうれしそうに撮るタイラー。

IMG_5825

「ランチ・スムージーを作りマショウ」

バナナ、リンゴ、イチゴ、ほうれん草、オレンジジュース、

そして野菜ジュースを入れたTW印の逸品がこれ。

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電化製品もなぜかクラシック。

「ありがと、タイちゃん」

と彼の家を後にして、

次に向かったのはキャッチサーフ。

IMG_5863

プロライダーであるモーガン・ジャストがブルービーターと、

超流行のピンクスキッパーをゲットしていた。

NAKISURFフェイスブックが5000人超え記念としまして、

ビーター感謝祭をしております。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/74079

IMG_5884

そしてレッツパーティの才女リン(Lynn)にサーフィングを教えてきました。

彼女にとっては初波乗りだそうで、

それはすばらしいセッションとなりました。

【MLBネタのおまけ】

IMG_5868

昨日は今年いっぱいで引退を発表しているジーターの

ヤンキースススタジアム最終戦でした。

IMG_5878

ヤンキース黄金時代を築いたコア4のホルヘ・ポサダ(左)と、

アンディ・ペデット。

もうひとりマリアノ・リベラも来ていて、

さらにはワールドシリーズMVPの松井秀喜さんもいらしてました。

その引退試合内容は、

すばらしいピッチングをした黒田さんの勝ちは消えてしまったが、

劇的を超えて、夢のような脚本だった。

メジャーリーグの歴史は1876年にさかのぼり、

それは138年続いているのだが、

そんな中でもこの重要な試合のジーターは、

伝説的なドラマを演じ、

やはり歴史に残るスーパースターは、

運や事象を引き込む力が半端ではないと再確認した。

IMG_5879

試合終了後は、

20年間守ったポジションにお別れを告げ、

見ているこちらも星飛雄馬の目幅の涙があふれてしまった。

さよならジーター。

私にとっては人生で一番すばらしい試合内容でした。

CATCH SURF_0221

Photo by Yasuma Miura

最後は波乗り写真で終わります。

すばらしい週末をお過ごしください。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

 

新ボンザー物語序章_(1545文字)

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Surf RX_Thang__grey_BG

シングルフィンに乗り込んだ2014年ハリケーンシーズン。

その後、

このボンザー風ボードに乗ったら大きな扉が突然開いた。

2014_Alex_Bonzer_1737

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53083

アレックス・ノストが、

「正真正銘のボンザーだよ。しかも1973年」

とスリフトストアで買ったボードに乗って、

単なるターンではなく、

一切智智を備えたクネリを見せ、

積極的に一切の衆生を済度する教え(ウナクネ教)が起きた。

これこそがウナクネの創始であり、

彼を総帥と讃えたのがこの夏。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53497

さらにはウナクネの語源までさかのぼると、

私が借りている赤いボンザーボードのセンターフィンを外した状態、

つまりボンザーサイドフィンだけで波に乗ってクネクネと滑るさまを

「ウナギクネクネ」としたのが最初である。

この詳しくはカラーズマガジンのコラム

『カラーズマガジンに捧げるウナクネ曼荼羅』に書いたので、

読んでいただけたらありがたいです。

Surf_RX_Thang_0917

1970年、マルコムとダンカンの、

キャンベル・ブラザーがボンザーシステムを発案した。

そしてボンザーは世界各地に伝承され、

現在は多様な形を示している。

IMG_color_5801

原初のボンザーは一つの信仰に基づいていた。

水流となる中央溝からの流れが、

直線となるフィンエリアへ押し出すものであり、

ターンの支点を水流から創り出すというコンセプト。

そしてキャンベルブラザーは、

このシステムこそが21世紀までも続くものだと確信を得ていた。

しかし、マーケティングや知名度が時流に乗れず、

さらにはサイモン・アンダーソンによるトライフィンブームがあり、

ボードが薄く小さくなったことで、

いつのまにかボンザーシステムは世界の片隅に追いやられてしまった。

時は1973年に戻る。

malcom_64_bing

マルコムはボードを極限まで短くした『BINGモデル』で、

鋭いマニューバーを通して再考察し、

ボードを一気に短くしていった。

ちなみにCOLEは、

BD3やファイヤーブレードモデルにボンザーボトムを搭載することによって、

プレーニングエリアに劇的な揚力を与え、そのデザインを確立させた。

近代サーフ世界では、

シングルフィンが古いものであるが、

他にも左右2枚の装着されたツインフィン、

そしてトライ、クアッドという形式があり、

ともに水中の板状のものによって水流の流れを変えることによって、

操作と加速を得られる仕組みである。

fin-flow780

『ボンザー』は宗教的な色を濃く留めているシステムの一つで、

その継続する加速性能は、

今まで抜けられなかったセクションや、

または波へのアプローチ角度、

チューブ内での安定性が神話や伝説、教典の内容で伝えられてきた。

そしてその教義は口伝やインターネットや書物を通してあるが、

詠唱がないのが残念である。

誰かボンザーソングを歌ってください。(笑)

このシステムを勉強していく中で、

いくつかの図解を見つけたのでここに共有します。

1973_Bonzer_plan_Surfer__Sep_v14n3p64

私もボンザー教に入信してしまうのであろうか。

いやいや私はウナクネ実現党であります。

という葛藤がありつつも、

この項を新ボンザーストーリーのプロローグとする。

G&S+Bonzer+Ad+-+PS+V1

.

Whats_a_Bonzer

http://www.cuteballoon.net/basic-dog.html

風船で作った犬。

バルーンアートの秀逸なショートショートを見つけたので、

ここに共有します。

ボンザーとは関係ありませんが、

この鳥みたいにサーフしたいと思いました。

Tumbleweed Tango from HUMBLE TV on Vimeo.

それでは、楽しい日にしましょう。

あと、10月ですね。

すばらしい月になりますように!

真夏日の今日_タイラー・ウオーレンに大切な質問を投げてみました_今週末のフィッシュフライ参加します!_(1578文字)

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IMG_2376

こんにちは、

こちらは再び摂氏37度となって、

猛暑日が戻ってきました。

やたらと暑いです。

トランクス&タッパがちょうど良い水温20度。

IMG_5964

カスタムオーダーのサーフボード群が完成したというので、

タイラーのサンファンキャピストラノにあるアジトに行き、

それらをピックアップしてきました。

タイラーの哲学なのか、

ボードは必ずこうして手渡ししてくれる。

作り手の愛を感じるエピソードです。

IMG_5966

タイラーが、

「(バーオブ)ソープの最新版です。すばらしい動きシマス」

IMG_5967

「うわ、かっこいいね。誰の?」

「ワタクシのでゴザイマス」

IMG_5970

「ちょうどスーパーソープとオリジナルの中間デザインなの?」

「そうですね。ソープシリーズはすでに完成したと思っていましたが、

少しいじってみるとこれがまた良くありがたいものです」

IMG_5974

「名前はどうするの?」

「うーん、何も考えておりませんでした」

とにかく新しいソープファミリーが誕生したようです。

IMG_5961

Photo by Tyler Warren

ピンクのスーパーソープがあり、

私のキャッチサーフTと同じ色だから撮らせてクダサイ。

ということで撮ってもらったのがこれ。

2014_TW_EGG_2321

さて、タイラーにある質問を投げてみた。

私「タイラーはグレイトサーファーだけど、

シェイパーとしてもグレイトでしょ、何か関係があるの?」

「もちろんあると思うけど、

ボクはサーファー以前にクラフトマンですからそれは愚問です」

「そうかなぁ、良いサーファーだけが、

すばらしいシェイパーとなれる秘密があるようで、

それを知りたくてこの質問を投げているのです」

「ボクはサーフを始めたときからサーフボードが大好きで、

そのデザインやフォルムにはやたらと造詣が深いのですよ」

「そうだと思うけど、最初から良いボードって作れたの?」

「まさか!何度も失敗して、そこから学んで今があります。

マジックボードをクリエイトために長い年月がかかっています」

「そうなんだね」

「はい、なんでもそうだと思いますが、近道はありません」

「やはりそうなんだね」

「サーフもシェイプもアートも懸命に取り組んでひとつの道が見えてきます。

その道をたどってしっかりと進んで行っている途中です」

「いい話を聞きました。ありがとうタイラー」

「いえいえ、当然の話です」

サーフィングが上手だからシェイプも天才かと思っていたら、

そうではなく、

クラフトマン/シェイパーとしてしっかりと取り組んでいたのですね。

基本だったので少し安心したけど、

世の中は広いから、自分的には突き抜けた天才を見たかったので、

ちょっぴり残念なエピソードです。(笑)

2014_TW_EGG_2332

Tyler Warren’s Function Hull (EGG) #1013

7’0″ x 20-1/2″ x 2-7/8″ (7’3″A Blanks/RED)

6+4, 6 oz Volan / Volan Patch

Butterfly Patch

Gloss Finish

Skyblue Tint

Diamond Lam

5″+ Single box

2014_TW_BOS_2304

Tyler Warren’s Bar Of Soap /#971

5’1″ x 20-1/4″ x 2-3/4″ (5’10″RP Blanks/RED)

5+4, 4 oz

Butterfly Patch

Sanded Gloss Finish

Tyler art on Deck and Bottom

Champagne Gold Tint

Bamboo Glass-on Keel Twin

2014_TW_BOS_2311

それではどうぞすばらしい週末としてください。

NAKISURFチームは、

この日曜日に湘南は辻堂海浜公園で開催される

「フィッシュフライ2014』に出展すべく、

その準備を始めました。

いい波が来そうですね。

今日もNAKISURFにお越しくださいましてありがとうございました。

ファインラインは自分の中だけにある_(1274文字)

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201410_naki_2548

シングルフィンに魅せられてずいぶん経った。

あの波も乗ったし、この波も乗った。

20年以上昔になるが、

自分にとってシングルフィンは、

基本ターンを取り戻すためのツールだった。

オフザリップもできるし、カットバックもできる。

スラッシュもできるしバレルも抜けられる。

ただ、クイックな動きができないので、

それだけが不満だった。

話は冒頭に戻って2014年夏、そして夏の終わり。

自分が変わったのが、

「シングルフィンの滑るライン取りは”ファインライン”」

と定義つけられるようになったこと。

クイックができなくてもエレガントなラインが取れる。

自分は高性能ボードばかり乗っていたので、

テイクオフした瞬間に際どいラディカルラインの指示がやってきて、

それを懸命にトレースする自分がいた。

それはそれでいい。

けれど、このファインラインをトレースすることは、

宇宙的な感覚で、

それは初めて波に乗った日に「こう滑りたい」

と夢見たラインそのものだと気づいた。

すると、

自分にとってのサーフィングの究極は、

シングルフィンで描けるものだと知り、

プレミアムショートボード、

つまりコールのDBSでそのファインラインをトレースしてみると、

大きな感動となり、

そのファインラインの中にラディカルなアクセントというスパイスを散りばめていくと、

『自分にとってのファインライン』が完成する気がしてきた。

でもそれが果てしない旅路なのか、

または次に波に乗ったときにそれが成就(じょうじゅ)するのかはわからないが、

ぐんぐんと理想に近づいているのを感じている。

これは波乗りを30年以上もしているが、

初の高鳴りで、すばらしいものだと感じているのです。

みなさんも「それぞれのファインラインをそれぞれのボードで描いてほしい」

そんなことを思った秋の入り口です。

201410_naki_2577

上の写真はテイクオフしてフェイド、

つまりレフト側に少し振って、

その円弧を使ってボトムターンまでの距離と斜面を稼いでいるところ。

正しい位置でテイクオフし、

そしてターンするとボードはここまで浮くのです。

浮いているときは、

波乗りというより飛翔という感じになり、

その日のサーフィングがよりかけがえのないものとなります。

IMG_2620

重いシングルフィンはキックアウト(プルアウト)までもが、

ファインラインの一部だとわかってきました。

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今日も美しい波に乗りました。

始めた頃はこれだけの波サイズがあると、

難儀したものだが今ではそんなことはないのもうれしい。

これは体力ではなく、気持ちと経験なんだと思う。

201410_SanO_2678

美しい波はいつまでもやってきていた。

誰かに乗られる波、誰にも乗られない波。

サーファーは波に向けて夢を放ち、

波は全てを受け止め、そして蒸発させる。

201410_SanO_2689

波への想い。

波の哲学。

なんだかそんな本が書けそうだぞ、

とうぬぼれてしまうほどすてきな波の日でした。

201410_SanO_2651

台風の影響で大荒れのようですが、

みなさんお気をつけて、どうぞご無事でお過ごしください。

それでは今週もどうぞよろしくお願いします。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

CANVAS Racecar 6’4″Drag race versionがついに完成!_(1093文字)

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おはようございます。

台風一過、いかがお過ごしですか。

19号がまた同様のルートで北上しているようなので、

どうぞご注意ください。

IMG_2899

Canvas Racecar 6’8″ Volan Cloth 6+4, 6oz.

Halfmoon Glass-on fins.

Sanded Gloss.

201410_Racecar_3034

自分用のレースカー、

しかも渦浮力のミッドレングス、

ドラッグレーサーバージョンがようやく完成したので、

大好きなフォードアーズに。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53596

IMG_2785

私にとっては珍しい正午頃という時間。

太陽が海の真上にあった。

IMG_2781

一昨日から水温が上がって22度。

この南西と南南西うねりに乗って暖流がやってきた。

最初はタッパを着たが、あまりにも暑いので、

すぐにインナースーツだけとしてパドルアウト。

IMG_3003

レースカーはボブ・シモンズ最大の創作

『シモンズ・デュアル・フィン』の系譜を豊かに継いだモデルです。

http://www.nakisurf.com/brand/canvas/detail-racecar.html

そのシモンズ・デュアルフィンの歴史は、

なんと1949年(65年前!)にさかのぼります。

そのオマージュは、タイラー・ウオーレンのソープシリーズや、

さらにはCANVASバターゾーンのインスピレーションとなっているほどの究極デザインなんですよ。

レースカーは発売以来、

たくさんのオーダーをいただきました。

現在も人気ボードランキングで7位という順位であり、

かなりのベストセラーモデルであります。

IMG_3073

ただ、レースカーは工程が多く、

グラスオンのハーフムーンフィンの供給が間に合わなかったり、

グラッシングの難易度からどの職人でも設置できるわけではなく、

熟練者だけがこのフィンを立てることができること、

さらに真ん中を貫くセンターストライプ。

これはエアブラシではなく、

「パネル」といわれる樹脂に顔料を混ぜたもので仕上げていくので、

納期が長くなってしまうのが悩みの種であります。

IMG_3074

サーフボードはご存じのとおり表と裏があるので、

レースカーは、

通常のサーフボードより7工程も多いプロセスが存在しているのです。

201410_Jason_3059

Nation/ Canvas Factory Manager Jason Arbizu.

Right before gloss work.

サーフボードというのは、

遊び道具であり、

工芸品でもあるすばらしい作品です。

そんな機能性と、

美術的な美しさを融合させた魂道具で海に漕ぎ出していくサーファーの愉しさ。

そんなことをジェイソンの作業を眺めながら感じていました。

 

The Start of A Voyage—Not The Journey’s End 出航ーー旅は終わらない_近代フィンの歴史1_(1339文字)

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フィンの歴史。

そんなことを書こうと歴史を調べていたら大変なことになった。

なので、一度に書かないで分割執筆計画としてみることにする。

まずはモダン(近代)フィン。

この原型は1935年にさかのぼる。

かのLA*モボサーファーであったトム・ブレイクが、

中空パドルボード(下でブライアンが乗っているものの原型)に

アルミニウムのフィンを付けたのが最初とされている。

(*モボ=モダンボーイの略)

201205_BB_4270

“The Start of A Voyage—Not The Journey’s End”

『出航ーー旅は終わらない』

こんな題名のインスピレーションを上の作品によって得た。

201410_SanO_2704

波を柔らかく撮りたくて、

日没まで待って、絞りを5.0まで開き、

(レンズはF4.5)

シャッタースピードを3.2秒、

つまりサーフ秒として撮ってみたら大成功。

f5

話が逸れました。

今日のポストは近代フィンの話です。

どこかに書いたけど、

サーフボードにとってフィンは、

水中の板状のもので水流の流れを変えることによって、

操作や加速を得られる仕組みのことなんです。

大きすぎてもいけませんし、

また小さすぎても操作性が落ちる。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/58069

IMG_2614

次のフィン革命は、

その1935年から5年後に

ガード・チャッピン(Gard Chapin)が、

大きな木製ボードに舵のような板状のものを装着した。

それは四角型であったとされている。

近代サーフボードフィンが始まった。

サーファーは波の上で自在にターンをすることができるようになった。

そして11年後、

1946年になって奇才というかサーフボード天才が現れた。

それはボブ・シモンズ。

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彼によって考案された木製のハーフムーン、

つまり半月型のフィンがログボードに装着されたのです。

舵のアウトラインが曲線になった瞬間です。

201409_Alex_Knost_9190

シモンズはそれから3年後の1949年、

昭和24年に現在のツインフィンの位置にそのハーフムーンフィンを二枚設置した。

これがデュアルフィンの出現であり、

ツインフィンの元祖であり、

さらに言うとトライフィンの源流がここに誕生した。

現在もこれは『シモンズデザイン』とされ、

数々の亜種を出している。

それはなんと65年前のことであります。

201410_naki_2998

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このデュアルフィンは、

現在もCANVASのレースカー、

そしてタイラー・ウオーレンのバーオブソープとなって、

ここに最新鋭のサーフボードとしてラインナップされている。

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とすると、

シモンズは未来(2036年)からやってきたジョン・タイターなのだろうか。

そのデュアル、

現在のツインフィンがそんな長い歴史があったことに驚きを受けた。

ちなみに昭和24年の日本は、

湯川秀樹さんが日本人で初めてノーベル賞を受賞し、

長谷川町子さんの『サザエさん』の連載が朝日新聞夕刊で開始した年とあります。

その時代のサーフボード。

サーファーにとっては古代文明を解明するような話であります。

今日のサーフ歴史のお勉強はここに終わります。

それではどうぞすばらしい週末をお迎えください。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

Happy Surfing!!

 

 

 

 

 

 

達人とヤング、キッズサーファーたちのマイブーム_サーフボード職人魂_レースカーDRV完成!_(1810文字)

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こんにちは、

土曜日をいかがお過ごしですか。

ものすごい台風19号がゆっくりと近づいてきていますね。

どうぞお気をつけて、

台風から遠くの方はいい波に乗ってくださいね。

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こちらは南南西からの夏うねりと、

ずっと吹いているオンショアからの風波ミックスで、

オフショア、または無風時間はとても良い波です。

IMG_6034

こちらはミドルス・トレッスルズ。

基本的にここはライトブレイクなので、

南西うねりでは逆向きうねりのためにクローズアウトしてしまう。

この日のミドルスは、満潮時以外はダンパーでした。

ここは西から北系うねりが良く、

大きな北西うねりが入ると、

200m以上は軽く乗れるブレイクとなるのです。

201409_Alex_Knost_9200

ウナクネ総帥アレックス・ノストのテイクオフ。

びしりとした体幹からのすばやく正確な動きは、

まるで武道の達人のようであります。

なんでも一流とされる人は完璧な基本を持っている。

IMG_2502

1970年代のシングルフィン。

サンクレメンテ周辺のコアなヤングサーファーは、

こういうレトロボードに乗るブームが来ています。

IMG_2495

こちら小学校低学年と思わしきキッズサーファー。

若すぎるので、

レトロは理解できないのでプレミアム系なのだろう。

IMG_2507

こちらもプレミアボード。

今日のキッズサーファーはコールボードだらけで、

次はNATIONという順でした。

コールは零細メーカーなので、

他のサーフボードメーカーと違って、

誰にもサーフボードは支給していないのです。

それでもこうして子どもたちが乗っているのは、

「値段が安いから」とか、

「ただで貸してくれるから」

という理由ではなく、

純粋にコールボードが好きだという結果なのだろう。

すばらしいことです。

波乗りの後は、

NATION/CANVASファクトリーへ。

201410_Nation_3093

サーフボードの卵というか、素、元、原型。

均一ではない不思議なストリンガーのブランクスが届いていた。

誰がオーダーしたのだろうか?

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ラミネート(グラッシング)したてのデッキ側。

このクロスの凹み部分にホットコートという次のコーティングがされていく。

長い製作の旅がはじまる前の記念写真。

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ほぼ完成した作品群。

こちらはCANVASのカスタムオーダーとストックボードです。

千葉NAKISURFにお送りしますので、どうぞお楽しみに!

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創作アート系のシングルフィン。

元サーフィング誌のジョン・スティールのオーダーです。

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そのジョンのロゴ部。

アートそのもの。

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クリスチャン・ワックと同じ

”44” Forty-four

名前の由来はクリスチャンのラッキーナンバーだということで、

パーチェイスとの違いは、

ノーズとテイルが少し尖って(ポイント)いること。

ハイデンシティストリンガーは性能と耐久のためだが、

デザインを貫いていて美しい。

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NAKISURFストック用のMNR(ミニ・ノーズライダー)。

「ボクはノーズに行くわけではないので、MNRは必要ありませんか?」

そんな名前から由来する質問を時折いただくが、

ノーズに乗ることができるほど安定したボードデザインなので、

ノーズに乗らずにテイル、またはセンタースタンスで、

美しいラインを波の上に描いてください。

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ミニノーズライダーとサンオノフリー。

ティントカラーが大ブームにようです。

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痒い粉が体中に入ってくる大変な作業、サンディング。

NATIONファクトリーではジャーミーが実行している。

ジョー・ウッド(故人)という銘職人がいたことを思いだした。

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そして私のレースカー・ドラッグレースバージョンの兄弟ボードがついに完成しました。

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このジェイソンの得意顔。

最近はドヤ顔というらしく、

なるほどな、というネーミング。

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1本完成すると、また次のボードが待っている。

どんな仕事もそうだけど、

趣味は1本作って大満足。

プロは毎日、

何ヶ月も何年も同じ作業が待っている。

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少しでもミスすれば咎められ、

完璧なものが当然だとされる3K工場です。

シェイパーと違い、

称賛されることがとても少ない地道な毎日だけど、

私はちゃんと見てますからね。

こうしたサーフボードを愛する人たちの誇りと汗で、

サーフボードが誕生していくことを忘れてはならない。

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完成したレースカーDRV6’10″と、

私の6’4″の兄弟ボード。

お待たせしました。

もうすぐ発送です!

それではすばらしい週末をお送りください。

そしてどうぞご無事でありますように。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

 

 


20度線を越えた台風19号_コスタメサ再び_コスタメサ_サーフボード簡単修理法_(1103文字)

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2014_naki_9414

台風19号が20度線を越えて、

太平洋側に強いうねりが入ってきたようですね。

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日曜日ということもあって、

きっと多くの人が良い波に乗っていることでしょう。

台風の移動速度が15km/hということで、

かなりゆっくりとした徐行速度の19号、

現在955hPaで、

最大瞬間風速が50m/s(100kt)ということです。

災害にはどうぞお気をつけください。

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こちらは明日からうねりが入る予報で、

割と静かな日でした。

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これはコーリー・コーラピントのボードで、

10フィートログと、

そして5フィート台のショートボードの両極2本。

ヤングサーファーはこういう時代になってきましたね。

友だちに会いにコスタメサまで行き、

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http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/46792

このタコスの名店をチェックしながら、

その裏にオープンした創作ジェラートをごちそうになった。

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カレーマンゴー、ペッパーピーチ、

マシュマロ・トーストというオモシロ味。

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夕方サンオノフレに戻ると、

「スイカをどうぞどうぞ」といただいた。

海で食べるスイカはこんなにおいしいのだろうか?

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うねりが入ってきました。

あしたの兒玉さんでおなじみのジョー兒玉さんが、

インスタグラム用の写真を撮っていた。

ジョー兒玉さんについての詳しくはこちらです。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/55725

【Do it yourself】

3分クッキングのテーマ♪

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友人にトラッカーを貸したらショアブレイクの玉石に突っ込んで、

ノーズを壊してしまいました。

そこで、3分クッキングではないが、

簡単修理船木流ということになりました。

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まずは壊れた部分を削ってしまいます。

サンドペーパーは80番と180番の粗めを使いました。

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修理部分を残してマスキングテープを貼ります。

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修理部よりも少し大きめにクロスを切り、

用意しておきます。

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ソーラーレジンにクロスを粉々にしたものを入れ、

良く練ります。

紫外線硬化なので、

室内だとゆっくりと作業できるのが利点。

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先ほど用意したクロスをのせて、

樹脂を盛って、指で伸ばして修理箇所に馴染ませます。

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終わったら日なたに出して硬化させて、

完全に固まったら(5分くらい)

先ほどの紙やすりを木片に包み削ります。

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これで終了です。

パッチなので、多少凹凸がありますが、

それも味だということで。

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アンディによるリック・グリフィン・テン。

それでは台風の被害が少なくありますように。

日曜日もお越しくださってありがとうございました。

 

近代フィンの歴史2_(1732文字)

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3日前にここで

『近代フィンの歴史1』というのをポストしました。

それはボブ・シモンズのデュアルフィンが登場したところまで、

1945年、65年前まで時をさかのぼったのです。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/58233

(その続きです)

1955_san_clemente

1957 San Clememente U.S. Highway 101 (El Camino Real)

正面からやってくるグレー茶色のトラックは、

ブライアン・ベントも乗っている1950年代のステュードベーカー製で、

さらに1954 Chryslerと、1951 Chevrolet、1953 Fordが見えます。

もうこの年にグレイハウンドのバスが走っていることに驚いた。

ハンバーガーが一個15セントの時代です。

さて、この頃のサーフィング世界。

1955年になって、

南カリフォルニアのサウスベイにデール・ベルジーが現れて、

彼はフィンの内側をくり抜くように削りだしたドルフィン・ドーサルフィンと、

デュアルフィンを等分アングルで設置したバタフライフィンという独創的なフィンセッティングを登場させた。

Dale_Velzy_Butterfly_Fin

このフィンによって回転性が良くなり、

サーファーがキックアウト(プルアウト)ができるようになったのが59年前。

しかしこのフィンセッティングは全く普及しないで消え去っていった。

ボードはまだ木製で、

ちょうどこの頃から軽量バルサ製ボードが出回り始めたようです。

当時の値段は150ドルから200ドル。

米国年俸平均が4130ドルなので、月給平均が344ドル。

なので、お給料の半分からそれ以上の値段だったようです。

ただ当時のボードはご存じのようにほぼ木片だったので、

シェイプというより材料費と手間代だったと思えます。

みなさんはこの時代のボードに乗ったことはありますか?

かなりやっかいな代物です。(笑)

そう考えると、この時代のフィンはかなり重要なので、

そこに着目したデール・ベルジーはやはりさすがなのであります。

日本は昭和30年。

サザエさんの連載6年目突入、

映画が100円、米10kgが845円時代のことであります。

hobie_alter

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/53241

1960年になって、

故ホビー・アルターが、

ダナポイントでポリエスター(ポリエチレン)製のボードの生産と販売をはじめた。

なんとこれは現在も使用されているものとほぼ同様な素材であります。

このときほぼハーフムーンフィンも同様にレジン製となってボードに装着された。

そして値段は、なんと65ドルというお値打ち価格。

それまでの1/3〜半分という値段です。

この格安、そして軽量ボードによってアメリカにサーフィンブームが起こったともされている。

このポリエスター製のボードは売れ続け、

60年代の中頃までに6500本のボードを製作販売したという恐るべき記録がある。

ホビー社長はまだ22歳のことでありました。

翌年、

奇才サーファーとして、

コアサーファーに支持され続けるジョージ・グリーノウがここで登場します。

彼は細く長いフレックスフィンをツナテイルというこれまた薄いボードテイルに装着したが、

商業的にも一般的にも普及せずに、

今日(こんにち)53年後にそのことを知り、

あまりのすごさにただただ感嘆してしまった。

1965年、私が生まれた年に前出のホビーが脱着式のフィンを開発した。

それはデッキ側からスクリューでマウントする方式で、

今ではそれを見ることがない。

hatchet_now_then

翌年デューイ・ウイーバーがハチェットフィンを想像し、

1970年になってサンディエゴのビル・ベーンが現在のボックスフィンを開発して、

シングルフィンのシステムはここで完成を迎える。

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現在もそのグリーノウのフレックスフィンを重用するタイラー・ウオーレン。

彼もまたフィンとサーフボードは同体だとしていて、

それはまたとても重要なことだ、という認識のひとりです。

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2014年のいまでもそれらフィンは、最新鋭のボードに装着されている。

50年後の2064年はどんなサーフボードな、そしてフィンなのだろうか。

(3に続きます)

2ft / 14sec.@WNWマジック_青春グライド_しんのローカリズム、スカッティ_やってくるサーファーが楽しく幸せに過ごせるように_cardboard完成!_(1650文字)

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2ft / 14sec.@WNW

うねり間隔が14秒という台風並のブイ情報を昨夜見て、

夜明けを待たずにトレッスルズに向かった。

「一応フリーウエイのオフランプから波を見よう」

自分に言い聞かせるようにオフランプから見ると、

信じられないが波はほぼフラットだった。

それでも信じられずに車を降りて、

トレッスルズのライフガードタワーから波をチェックすると、

そのブイが伝えているうねりの14秒のかけらも見えなかった。

一番良かったのがミドルスでセットで腰くらい。

次にチャーチが同サイズ。

そしてローワーズは胸程度の波があるが、

西うねりのためワイドなミドルス系ブレイクで、

かなり低い評価波だった。

目的のアッパーも見えるのだが、ほぼフラットで、

仕方がないのでサンオノフレに行くこととする。

こうしてサンオノフレに行かないように自分を仕向けても向かってしまう磁力、

そんなことがあるな、と感じて車を走らせていた。

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Ryota on TW’s Tracker 6’4″

で、サンオノフレ波はトレッスルズのどこよりも大きく、

数多く、そして豊かであった。

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リバーは珍しくショートボード、

しかもスイッチスタンスをしてゴールドグリーングライドを楽しんでいた。

明るくて、波乗りが豊かな高校生です。

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そのリバーの同級生のテレサも美しくハングファイブしていた。

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海から上がってきたテレサ。

この笑顔を見たらサーフィングというのは彼ら、

彼女たちの人生を豊かにしていることに他ならない。

かくいう私もそうであります。

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リバーがロングボードに乗り換えて、

ニーパドルで沖に出ていくとき、いくつかの言葉がやってきた。

それはサンタナの歌詞だったり、

ダライラマの言葉だったりもした。

そのくらい深いサーフセッションでした。

時間が前後するが、

夜明け前からいたのはスカッティ(Scotty)で、

彼は毎日サンオノフレの第3シャワーをチューンナップしている。

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こうして付近を掃除して、

シャワー管を直して、植木や椰子の面倒をみている。

サーファーたちが使えるようにボードラックを作り、

椅子を置き、ティキを飾り、着替えるスノコを設置し、

さらに女性でも着替えやすいように目隠しとなる椰子の葉っぱを結びつけ、

さらに着替える場所を複数作った。

毎日やってきて、ほぼ半日仕事、しかも無給のボランティアです。

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その奇特な人スカッティ。

ローカルサーファーは世界に数多くいるが、

彼のようにブレイクに寄り添って献身的な人は数少ないと思う。

全ては、

「ここにやってくるサーファーが楽しく、幸せに過ごせるように」

と言う。

そのことに涙が出るほど感動させられている。

しんのローカリズムがここにあります。

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そのスカッティのバン内部。

シャワーエリアのためにという中身です。

愛国、つまり大統領好きのようで、

「スカッティへ」

とオバマの直筆サインが入っている写真を見逃さなかった。

きっと大統領からも讃えられている人なのだろう。

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そのスカッティの親友グレッグ。

朝に行くと、必ずいるグッドサーファーです。

彼があと3年で古希とは思えません。

サーフィングは人を若くもさせるようです。

【NATION工場】

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ジェイソンが仕上げているのは、

ちょっぴり機密だったNATIONの来年モデル。

もう10月なのでニューモデルが完成してくるのですね。

しかもこれは自分用なので、

完成が待ちきれず、ついジェイソンに催促してしまいました。

IMG_6078

デイブ・ネイラーもやってきて、

このストリンガー、

そしてSDS樹脂とクロスについての詳しくを教えてくれた。

このSDS素材、軽くてやたらと強いです。

IMG_5902

ピックアップ後にデッキパッドを貼りました。

NAKISURF簡単動画シリーズ

ご要望の多かった【デッキパッドの貼り方】編です。

【おまけ】

ドッキー工場の段ボールサーフボード、

略して「ダンボ」が完成して陽と人の目を浴びています。

それではすばらしい週末をお迎えください!

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

勝手にフィッシュフライ_NATION2015モデルが完成_(477文字)

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201410_SanO_Seagull_4321

こんにちは、

いかがお過ごしですか?

勝手にフィッシュフライ_sq

NAKISURF千葉では、

『勝手にフィッシュフライ』

と称したイベントをこの週末に開催中です。

http://www.nakisurf.com/blog/showroom/archives/74613

波も良さそうなので、どうぞご利用ください!

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NATION2015モデルが完成した。

まずは自分にとっての憧憬ブロンコ号と記念写真を。

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NATION X Dave Naylorコラボレーションである

『SDSシステム』というかなり軽く強い新素材です。

でありながらポリエスター製。

よって比重正しく、しなやかなのです。

今日は小波なのでトライサイドと、

小さめのツインスタビからのバックフィンを装着した。

スクリーンショット 2014-10-17 19.46.06

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いつものフォードアーズに行き、

で亮太と交代で乗って撮って。

スクリーンショット 2014-10-18 4.22.07

このボードには驚きました。

詳しくは来週ここでお伝えします。

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それではすばらしい土曜日をお過ごしください。

Saturday Night Feverという映画を思いだしていました。

おやすみなさい。

今日もありがとう。

 

 

波というよりブランド力としてのアッパートレッスルズの西うねり_Cole DBS 5’7″とNATION2015プロトモデル_(2015文字)

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こんにちは、

今日は朝2時に起きてコーストライン誌の広告をデザインしていました。

4時頃ブイ情報を見ると、

“5ft at 15s / W (279°)”

やたらと景気の良い数字だったので、

夜明け2時間前にアパッチ亮太を起こして、

そのままトレッスルズに向かった。

駐車場がポールポジションから2台目の位置に駐められたと書けば、

どのくらい早い到着だったかがおわかりだろう。

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ブレイクの前、

フランキーとブンペイたちのローカル小屋に到着すると、

予想したサイズの1/4にも満たなかったので、

がっかり記念写真を撮ったりしていた。(冒頭写真)

具体的に言うとセットで腰胸程度だったが、

前向きに考えて、

「せっかくここまで来たのだからビデオを撮りましょう」

と順番にパドルアウトする。

(後で聞いたらソルトクリークは、

軽くオーバーヘッドコンディションだったそうです)

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Cole DBS 5’7″

ダブル・バンプ・スクアッシュ

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/57736

スクリーンショット 2014-10-21 16.25.09

亮太が乗る夜明けの暖色とオフショア斜面が美しく、

やはりサーフィングは、

朝焼け時間がすばらしいと再確認した。

スクリーンショット 2014-10-21 16.48.14

ちょっぴりジェフリーズベイ風味でした。

スクリーンショット 2014-10-21 16.22.12

しかしながらこのうねりでのアッパートレッスルズの波質は、

サンオノフレ・フォードアーズのそれとあまり変わらないという発見もあり、

そう考えると、大変な思いをして駐車場を探し、

30分近くかけてここまでやってくる価値はどこにあるのかを考えていた。

ブレイク周辺はいつも混雑しているし、

奧の取り合いということもあまり好きではない。

よって無人インサイドで波待ちをする。

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やはりトレッスルズ・ブランドということに尽きるのでしょうね。

ただ、

西うねりで予想していたオーバーヘッド以上あれば、

それはいい波となるのがここ。

NAKISURFシニアユーザーのIさんもご友人と夜明け前から来ていて、

偶然一緒になりました。

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Cole Loose Cannon 5’9″

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私の番がやってきた。

寒かったのだが、

荷物を軽くしようとトランクス+タッパ。

さらにはインナースーツを着て、というアウトフィット。

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小屋の持ち主のひとりフランキー。

彼を小学校のときから知るが、

すでにヒゲ面のクマ体型になっていて、

そう考えるとあれから20数年が経つということに驚かされる。

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そのフランキーは、

波を熟知しているというか、

ここのライフガードでもあるので、

ご覧のようなすばらしいノーズストーリングをしていた。

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私もセクションフォローのフローターを使って、

DBSで速い波を追いかける。

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セカンドセッションは、

このNATION2015プロトモデル。

http://www.nakisurf.com/blog/naki/archives/58396

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Nation 2015 Freeshape (5’4″程度です)

このボードの速さと軟らかさがずば抜けていて、

こんなボードに乗ったことがなく、

前出のフランキーがその速度に驚いたほどである。

動画で撮ったのを切り出してみました。

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このアッパーのインサイドにあるベイ(BAY)のスピードリーフ。

ローワーズまで乗っていけそうになった。

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ツインスタビに替えてからのターン。

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「この複雑なボトム、

きっと大きな何かが違うのでしょうね」

そんな確信を得た。

その詳しくはライアンとコールに聞きに行くこととして、

ブレイクを後にする。

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私のZ1タッパは蛍光色仕様なので、

普段は裏返して黒側で使っています。

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SURF RXのBWT。

アメリカ国旗風カラー。

ドッキー師匠と同じものだけど、

サイズ違いでしょうか。

やたらとかっこよく、

この波質にボンザーはマッチするという予感を得た。

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ハングルーズならぬ

「ワングルース」というエスプリの効いたアート。

駐車場からライアンで電話すると、

彼の今日は役所仕事で忙しいということがわかり、

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予定通りコールシェイプに行き、

DBSのいろいろを聞き、

カーブボールのシェイプをチェックしていた。

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朝からシリアルとナッツしか食べていずに、

8時間が経過していた。

空腹一直線のふたりだったので、

エルポヨロコに行き、

メニュー外の

「ウイングラバー」をブラックビーンとブロッコリーでいただく。

直火焼きの手羽先4つで5ドルは安い。

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その後コスコに行き、

それはやさしいアパッチ族りょうたがご婦人のお買い物を手伝ったり、

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この巨大なトニーザタイガー・シリアルに驚いたり、

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そんなことで陽は暮れていきました。

私はBLUE誌の巻頭コラムのゲラが上がっていたので、

それを弊社ヤザワの協力のもと修正を入れ、

先ほど戸井田編集長に戻しました。

長い一日です。

起きてから24時間半が経過しました。

みなさんもごゆっくりとできるといいですね。

今日もNAKISURFにお越しくださってありがとうございました。

それではまた明日ここで!

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